おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場は揃って上昇し、ダウ平均は4万5014ドル(+308)に反発し、ナスダック指数は1万9735(+254)に、S&P500市場も6086(+36)に続伸してリスクオン相場の花盛りといった印象、パウエル議長は米国経済の現状に自信をスメスと同時に、景気を刺激も抑制もしない中立金利に向けた利下げに対して慎重になれる余裕があると発言、受け止め方によっては今月の利下げ見送りのタカ派発言とも考えられますが、市場は今月利下げ、来月据え置きのスタンスで見込んでいるようです。

為替市場ではパウエル発言にドル買いが優勢の展開、ドル円は一時151円20銭まであり現在150円45銭前後で推移、ユーロは1.051ドル前後に小うごきに推移、ドル指数は106.3ポイントとほぼ前日並みの水準、米10年債利回りは4.18%に小幅に低下しています。

【石油市況】
原油は68.54ドル(−1.40)に急反落して、前日の上昇部分の大方を吐き出す展開となりました。ISM非製造業景況指数が前月実績56.0、事前予想55.5、結果は52.1と大きく下回り、来年に向けての原油需要の停滞観測を嫌気する値動きとなり、70ドル台を手前に上値関門となる展開が続いています。

【貴金属市況】
金は2676.2ドル(+8.3)に続伸して引け、長期金利が低下に転じたことを好感する値動きとなりました。引き続き11月25日の大陰線のなかでの値動き、方向感に見出しにくい展開が続いています。本日の円換算は12900円前後になります。