おはようございます

NY市場は「感謝祭」の休日により取引は休場でした(お詫び・前日に商品市場は通常通りと記していますが、間違いでした。申し訳ありませんでした。)

為替市場ではドル円は前日の円の高値150円50銭から、東京時間はじりじりとドル買い優勢の展開となり、欧州時間には一時151円90銭台まで反発(円は軟化)し、その後は151円中盤で保ち合いとなり現在151円50銭前後で推移、ユーロは1.055ドル前後に小幅安で推移、ドル指数は前日の106.0から106.1ポイントに小反発しています。今月は152円台で始まり、5日の米大統領選以降はトランプトレード(ドル買い)から15日は一時156円70銭台まで上昇(円は下落)しましたが、今週は次期財務長官人事の影響から緊縮指向によるドル買いが後退してドル売り・円買いが進行し、50日移動平均線のある150円50銭付近で一先ず下げ止まっています。

今週は中東ではイスラエルとヒズボラ(レバノンの武装組織)が停戦協議の60日に合意しました。一方で、イスラエル軍は対レバノンの一部勢力をガザに集中する動きで、ハマスの壊滅に向けた動きがエスカレートし、中東全般の攻防はイランを含めて不透明な状況が続きそうです。また、ロシアは中距離の新型ミサイルとウクライナの首都キーウの政治・軍事の中枢を願うと恫喝!双方ともにトランプ政権誕生までいかに優位な立場を保つのか必死の状況です。