おはようございます

【金融・為替】
週明けのNY株式市場は3市場揃って反落して引け、ダウ平均は4万1794ドル(−257)に、ナスダック指数は1万8179(−59)に、S&P500市場も5712(−16)に反落して引けています。本日は米大統領選の投票日ですが、早いところで日本時間午後8時からの投票となるようです。共和党の地盤であるミシガン州の世論調査でハリス優勢のサプライズが伝えられ、トランプラリーに走った向きの利益確定売りとも伝えられています。最も、選挙の行方は接戦に違いないと思われることから、少なくとも今週中に勝利宣言が出されることはないと考えられます。

為替市場ではドル売りの動きとなり、ドル円は一時151円50銭前後にドル安・円高が進行し、現在152円10銭前後で推移、ユーロも1.087ドルに反発し、ドル指数は週末の104.3から103.8に反落しています。米10年債利回りは同4.38%から4.28%に低下しています。今週は6日、7日にFOMCが予定されていて、政策金利は0.25%引き下げがほぼ市場で織り込んでいます。

【石油市況】
原油は71.47ドル(+1.98)に4日続伸して引け、OPECが12月からの減産終了を1月以降に先送りした決定から上昇に弾みがついたようです。また、イランによるイスラエルへの攻撃の可能性も高まっているようです。

【貴金属市況】
先週後半の急落が尾を引く展開から、週初めはNY時間に一時2757.5ドルまで戻るも、その後はドル安が一服すると再び下落に転じ2746.2ドル(−3.0)に3日続落して引けています。今週は大統領選に加えて、FOMCも控えて金相場も上下動の変動が大きくなる可能性もあります。本日の円換算は13420円前後になります。