おはようございます

相場の変わり身の早さが年中身に染みついてはいますが、夏から秋に一気に様変わりする変わり身の早い季節に身体が付いていけませんね!

さて、本日は「祝日取引」が開きます。先週はご承知のように、FOMCでは0.50%の大幅利下げを好感し、株価はダウ平均とS&P500市場が最高値を更新(ナスダックも急伸)しました。19名のメンバーの金利見通し(ドット・チャート)では年内残り2回のFOMCでさらに0.50%引き下げ、来年は年間を通じて1.0%の利下げを見込み、市場には大盤振る舞いの回答をしました。

とは言え、予想通りの利下げがあるなしは今後の景気指標次第でもあり、インフレ抑制の流れが継続することや、雇用情勢の後退傾向の継続がその条件になると見られます。大幅利下げ期待への過信が過ぎると足元をすくわれる可能性もあり「過信は禁物」の姿勢で今後の展開に臨みたいものです。

今週は本日PMI(購買担当者景気指数)が発表され、24日(火)に消費者信頼感指数、25日(水)新築住宅販売、26日(木)第2四半期GDP確報値、耐久財受注、新規失業保険申請件数、そして週末の27日はPCE(個人消費支出)、ミシガン大消費者信頼感指数と重要指標が目白押しとなります。国内でもほぼ3候補に縛られたようですが、自民党の新たな総裁(新首相)が27日に誕生し、新首相の経済のかじ取りや金融政策の思惑が為替や日本の株価にも影響が波及する可能性が高まります。

今週もよろしくお願いします!