おはようございます

周知のとおり、本日の米国市場は「レーバーデー」により休場のため入電はありません。ドル円相場は米国時間で一時147円15銭前後に円安が進み、その後は円売り一服から現在146円90銭で推移、週末発表されたのCFTC(米商品先物取引員会)では3週連続して円買いポジションが円売りを上回っています。世間では「円キャリートレードの終焉」と呼ばれていまっすが、日銀に対する利上げ圧力を強いた岸田退任により、新たな自民党総裁(新首相)の金融政策が注目されることになり、市場関係者にとっても重要な関心事項になっていることでしょう。

昨日の外為市場ではこのところ対ドルで同様の歩調をキープしていたユーロが、小幅ながら堅調な値動きとなり、ここ最近では円とユーロの足並みが乱れて、ドル安・円安・ユーロ高の流れとなっています。日銀の植田総裁は先の衆院金融委員会でも追加の利上げを示唆する発言内容と受け止められていますが、財政積極派の首相誕生となれば、おのずと政策変更の可能性も考えられます。総裁選の現状は本命K候補、対抗がT候補となれば結果如何によっては、為替相場の流れも増税路線の修正も考えられますが、果たしてどうなるのでしょうか!?楽しみです。