おはようございます

本日の米国市場はレーバーデーで休場となりますが、時間外の通常通り開かれます。(CBOTは休場、今夜は短縮取引)さて、週末のPCE(個人消費支出)はインフレの鈍化を改めて認識させる内容で、9月FOMCでは0.25%引き下げは既に織り込み、市場では利下げ幅の拡大期待や、年内3回のFOMCでの利下げ幅を1.0%へと期待が先行しているようです。

インフレの鈍化傾向は鮮明となり、FRBはこのところ雇用を重視するような発言も目立ち、事実、労働省は8月20日に雇用者数を81.8万人に大幅な下方修正しました。2022年4月から2023年3月までの雇用統計の発表では210万人の雇用増でしたが、これを大きく下方修正したことから統計に対する疑心暗鬼もあり、今週末6日の雇用統計は16.5万人増の予想ですが発表後の市場の反応も含めて不透明です。

今週は3日のISM製造業景況指数、4日にJOLTS求人件数、5日に非製造業景況指数、そして週末6日には雇用統計と重要指標発表が続きます。

中東ガザでは子供たちのポリオワクチン接種が昨日から始まり、今月9日までは昼の交戦は控えられる予定です。イスラエルでは死亡した6人の人質が遺体で発見され、ネタニヤフ首相への批判が高まっています。また、イスラエル最大の労組が本日より首相批判のストライキが予定され混乱が予想されます。

今週もよろしくお願いします!