おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場は揃って反発に転じ、ダウ平均は3万2717ドル(+323)にほぼ3週間ぶりの高値に返り咲き、ナスダック指数は1万1926(+210)に、S&P500市場は4027(+56)に反発して引けています。米連邦預金保険公社(FDIC)は今回の一連の金融処理に230億ドル(3兆円強)の負担が生じ、負担の分担に国内大手行に対して通常より高めると関係者が明らかにしました。財務事情の健全なJPモルガン・チェースやバンカメ、ウエルズ・ファーゴなどは既に引き上げの準備に入っていると伝えられています。当局の金融不安に対する姿勢強化を市場が評価する反応となりました。

為替市場はドル円が132円70銭前後に一段と円安・ドル高進行し、週末の海外市場で一時130円割れまで円高が進行しましたが、その後はほぼ3円幅の円安・ドル高となっています。ユーロは1.084ドルとほぼ前日並みに推移、ドル指数は1023.6ポイントに小反発し、米10年債利回りは3.56%と小幅軟化しています。

【石油市況】
原油は72.97ドル(−0.23)に3日ぶりに小反落して引け、引き続きイラク北部からトルコへの原油輸出日量45万バレル停止は続きますが、米エネルギー情報局(EIA)の週報では製油所の稼働率が90.3%に上がり、今後の原油在庫減少に歯止めがかかる見通しから軟化する反応となりました。

【貴金属市況】
金は金融不安台頭に先週は一時2014.9ドルまで上昇、その後の調整後も何度となく大台に到達する場面も見られていましたが、ここに来て徐々に金融不安が緩和に向かう動きが出てきて、リスク資産の代表である株価や原油相場も反発局面が見られ、安全資産の金は徐々に上値重く推移しています。本日は1984.5ドル(−5.9)に小反落していますが、円安進行から円換算は8355円前後になります。