おはようございます
【金融・為替】
前日に急反落した米株市場はダウ平均は3万3301ドル(+61)に小反発し、ナスダック総合指数は1万2488(−1)に小幅続落、S&P500市場は4183(+8)に小反発してまちまちに引けています。好調な企業決算が下値を支えるものの、米金融引き締めの加速や、中国のロックダウン拡大による景気後退懸念観測は根強く、リスクオン相場には繋がりにくい環境が続きます。
為替市場はドル買い優勢の展開が続き、ドル指数は102.9ポイントに大幅に続伸し2017年1月以来5年3か月ぶりの高値示現、ドル円は前日に一時127円割れまで円安が進行しましたが、その後はドル買い、円売りが続き128円45銭前後に戻しています。ユーロは1.0554ドルに大幅に続落して、ドル相場のほぼ全面安が続きます。ロシアによるウクライナへの進行や、ゼロコロナを目指す中国経済への先行き不透明な環境から基軸通貨米ドルを買う動きが続きます。
一方で20年ぶりの円安水準にある日本は本日、日銀金融決定会合が開かれます。ゼロ金利政策は据え置かれ緩和策継続に変化ないと思いますが、会合後の黒田総裁はこれまで「円安は日本経済にプラス」と発言していましたが、円安加速による円安のデメリットに言及すると多少の調整の可能性もあるでしょうか。
【石油市況】
原油は102.02ドル(+0.32)に小幅に続伸して引けています。前日にロシアがポーランドとブルガリアに天然ガスの供給を停止し、今後この動きが拡大される懸念が広がっています。また、中国のコロナ対応が中国需要の減速とされ原油需要の減速を意味する悪材料ですが、政府がインフラ投資を発表したことから悲観売りが後退している模様です。
【貴金属市況】
今週の金相場は1900ドルを割り込む場面が続きます。長期金利やドル相場の上昇が圧迫要因と見られますが、株式市場などのリスク商品が下落する展開から相対的に高値圏にある金に利益確定の売りが出ているとも見られます。本日は10年債利回りが前日の2.72%から2.83%に上昇したこと、また、ドル指数も5年ぶりの高値を示現したことから1900ドルを割り込む時間帯が続き、一時1881.6ドルと2月中旬以来の安値を示現し、引けにかけても戻り鈍く1888.1ドル(−15.4)に反落して引けています。一方で円安方向への動きもあり円換算は7775円前後になります。
【金融・為替】
前日に急反落した米株市場はダウ平均は3万3301ドル(+61)に小反発し、ナスダック総合指数は1万2488(−1)に小幅続落、S&P500市場は4183(+8)に小反発してまちまちに引けています。好調な企業決算が下値を支えるものの、米金融引き締めの加速や、中国のロックダウン拡大による景気後退懸念観測は根強く、リスクオン相場には繋がりにくい環境が続きます。
為替市場はドル買い優勢の展開が続き、ドル指数は102.9ポイントに大幅に続伸し2017年1月以来5年3か月ぶりの高値示現、ドル円は前日に一時127円割れまで円安が進行しましたが、その後はドル買い、円売りが続き128円45銭前後に戻しています。ユーロは1.0554ドルに大幅に続落して、ドル相場のほぼ全面安が続きます。ロシアによるウクライナへの進行や、ゼロコロナを目指す中国経済への先行き不透明な環境から基軸通貨米ドルを買う動きが続きます。
一方で20年ぶりの円安水準にある日本は本日、日銀金融決定会合が開かれます。ゼロ金利政策は据え置かれ緩和策継続に変化ないと思いますが、会合後の黒田総裁はこれまで「円安は日本経済にプラス」と発言していましたが、円安加速による円安のデメリットに言及すると多少の調整の可能性もあるでしょうか。
【石油市況】
原油は102.02ドル(+0.32)に小幅に続伸して引けています。前日にロシアがポーランドとブルガリアに天然ガスの供給を停止し、今後この動きが拡大される懸念が広がっています。また、中国のコロナ対応が中国需要の減速とされ原油需要の減速を意味する悪材料ですが、政府がインフラ投資を発表したことから悲観売りが後退している模様です。
【貴金属市況】
今週の金相場は1900ドルを割り込む場面が続きます。長期金利やドル相場の上昇が圧迫要因と見られますが、株式市場などのリスク商品が下落する展開から相対的に高値圏にある金に利益確定の売りが出ているとも見られます。本日は10年債利回りが前日の2.72%から2.83%に上昇したこと、また、ドル指数も5年ぶりの高値を示現したことから1900ドルを割り込む時間帯が続き、一時1881.6ドルと2月中旬以来の安値を示現し、引けにかけても戻り鈍く1888.1ドル(−15.4)に反落して引けています。一方で円安方向への動きもあり円換算は7775円前後になります。