おはようございます

東京市場に続いてNY市場も今年の最終営業日を迎えました。為替市場では年末のポジション調整も続きユーロ高が最後まで際立つ動きとなり、一時2ヶ月ぶりの1.2ドル台を次元しその後は幾分修正されたものの1.19ドル近辺で堅調に引けています。ドル円は112円台後半で保合い112円65銭近辺で終了、ドル指数は大幅続落して91.99ポイント前後とユーロとは逆に下落に弾みがついています。10年債利回りは2.405%に低下したこともドルの下げ要因となり、株式市場ではゴールドマンサックスなどの金融株の下落要因となっています。ダウ平均は2万4719ドル(−118)に反落しましたが、年間では25%の上昇を記録しています。

商品市場ではWTI原油が60.42(+0.58)に続伸してほぼ2年ぶりの高値を次元し、ブレント相場も66.87ドル(+0.15)に続伸しました。ドル安の流れや北米の寒波から暖房用の需要期待の動きとなっています。金もドル安背景に大幅に上昇して大台の1300ドルを突破し、ほぼ高値引けの1309.3ドル(+12.1)で取引を終了しました。北朝鮮が新年を祝うミサイル発射を準備との一部報道にも反応を示したものと推測されます。(円換算4710円前後)一方で銅やアルミの非鉄相場や穀物市場は全般に軟調な値動きとなりました。

よい年をお迎えください!