おはようございます
【金融・為替】
米下院では本日オバマケアの修正案の採決が予定されていますが、野党民主党の反対はもちろん、共和党議員での調整が難航している模様で、トランプ政権の本丸である減税やインフラ投資の着手が先送りされる可能性が今週の株やドルが下落したリスクオフの原因となっています。ドル円は一時110円73銭まで円が買い進められ昨年11月下旬以来4か月ぶりの高値を付け、現在はドルがやや戻す動きに111円20銭前後で推移しています。一方でユーロは1.079ドルと前日の値動きの範囲に収まり、先週のオランダ総選挙の結果や、フランスの大統領候補のテレビ討論で極右ルペン氏が予想外に守勢に立たされたことからユーロは円よりも比較的安定して推移しました。ダウは2万661ドル(−6)と大幅な続落はひとまず回避され、10年債利回りは2.396%と小幅低下となっています。昨年11月の大統領選後のトランプ相場は仮想減税や仮想インフラ投資、更には仮想規制緩和に沸いてきましたが、今後はより現実に基づいた展開に移行するものと思われ、仮想から現実に引き戻されての展開が予想され、いい意味では地に足の着いた歩みに戻るものと推測されます。
【石油市況】
原油市況は米原油在庫の増加が再認識され供給過剰を嫌気する動きに続落し、WTIは48.04ドル(−0.20)に、ブレントも50.64ドル(−0.32)にそれぞれ続落を強いられています。OPEC減産に12月から50ドル台を維持してきた原油相場ですが、足元の米原油在庫を改めて見直され供給過剰が50ドルの大台を遠いものにしています。
【貴金属市況】
前日のドル安・株安のなかで米債券とともに買いを集めた金相場、ドル指数が下落一服も引き続き強基調を維持して1249.7ドル(+3.2)に続伸しています。前日にNY金は取組高を1万6千枚余り増加させ投機筋の買い物を集めています。欧州の政治リスクがやや一服も、米トランプ政権の政治リスクを材料としたものです。2月の高値1264.9ドルは3月利上げ見送りの公算から買われたもので、今回は現実に利上げを実施されたものの政治リスク背景に買われたものです。テクニカルでは節目の1250ドルに瞬間タッチし、200日移動平均線のある先の高値近辺がターゲットになりつつあるようです。本日の円換算は4450円前後になります。
【穀物市況】
穀物市況は原油の下落が止まらないことからや、南米産穀物の出回り背景に軟調推移し3銘柄ともに続落しています。
【金融・為替】
米下院では本日オバマケアの修正案の採決が予定されていますが、野党民主党の反対はもちろん、共和党議員での調整が難航している模様で、トランプ政権の本丸である減税やインフラ投資の着手が先送りされる可能性が今週の株やドルが下落したリスクオフの原因となっています。ドル円は一時110円73銭まで円が買い進められ昨年11月下旬以来4か月ぶりの高値を付け、現在はドルがやや戻す動きに111円20銭前後で推移しています。一方でユーロは1.079ドルと前日の値動きの範囲に収まり、先週のオランダ総選挙の結果や、フランスの大統領候補のテレビ討論で極右ルペン氏が予想外に守勢に立たされたことからユーロは円よりも比較的安定して推移しました。ダウは2万661ドル(−6)と大幅な続落はひとまず回避され、10年債利回りは2.396%と小幅低下となっています。昨年11月の大統領選後のトランプ相場は仮想減税や仮想インフラ投資、更には仮想規制緩和に沸いてきましたが、今後はより現実に基づいた展開に移行するものと思われ、仮想から現実に引き戻されての展開が予想され、いい意味では地に足の着いた歩みに戻るものと推測されます。
【石油市況】
原油市況は米原油在庫の増加が再認識され供給過剰を嫌気する動きに続落し、WTIは48.04ドル(−0.20)に、ブレントも50.64ドル(−0.32)にそれぞれ続落を強いられています。OPEC減産に12月から50ドル台を維持してきた原油相場ですが、足元の米原油在庫を改めて見直され供給過剰が50ドルの大台を遠いものにしています。
【貴金属市況】
前日のドル安・株安のなかで米債券とともに買いを集めた金相場、ドル指数が下落一服も引き続き強基調を維持して1249.7ドル(+3.2)に続伸しています。前日にNY金は取組高を1万6千枚余り増加させ投機筋の買い物を集めています。欧州の政治リスクがやや一服も、米トランプ政権の政治リスクを材料としたものです。2月の高値1264.9ドルは3月利上げ見送りの公算から買われたもので、今回は現実に利上げを実施されたものの政治リスク背景に買われたものです。テクニカルでは節目の1250ドルに瞬間タッチし、200日移動平均線のある先の高値近辺がターゲットになりつつあるようです。本日の円換算は4450円前後になります。
【穀物市況】
穀物市況は原油の下落が止まらないことからや、南米産穀物の出回り背景に軟調推移し3銘柄ともに続落しています。