おはようございます
【金融・為替】
FOMCの声明文は概ねハト派的ニュアンスと評価する意見が上回ることから、3月利上げはより慎重になったものと解釈されます。但し、利上げトーンはやや後退しましたが、今後も金融市場の動きや米経済指標を横にらみの状況が続き3月利上げのありやなしやの見方が交錯することとなりそうです。ドル円は原油価格や株価の上昇からリスク回避の動きが後退して118円80銭と昨日から小幅な円安・ドル高で推移、ユーロは1.093ドルに続伸し、対円も129.9円に続落しています。ダウは125ドル高の1万6069ドルに反発し、10年債利回りは1.983%に低下しています。
【石油市況】
原油は33.22ドル(+0.92)に続伸して、ブレント相場も33.89ドル(+0.79) に続伸しています。WTI原油の受け渡し場所の在庫が減少したことに加えて、ロシアが減産協議を提案したことを警戒しての上昇となっています。但し、イランやイラクが増産する方向のなか実際の減産協議には懐疑的見方をせざるを得ない情勢で、ロシア国内でも政府と石油会社の姿勢が減産と増産に意見が分かれている状況です。いずれにして中長期の供給過剰のファンダメンタルに変化はなく、テクニカルを伴う投機的な値動きが今後も続くことが想定されます。
【貴金属市況】
金はFOMCがハト派的な内容と見られたため、反落して引けたNY市場の引け直後から大幅な反発に転じアジア時間に一時1125ドル台に回復しました。その後欧州市場で1120ドルを割り込みNY入りし、1120ドル台に返り咲く場面も見られましたが引けにかけては値を消し1115.6ドル(−0.2)に小幅に続落して引けています。FOMCを織り込みながらこのところショートカバーが進み、カバーが一巡しつつある内部要因から勢いの減速要因と見られます。この日はドルが円以外の通貨に対して反落したものの、原油高背景に株価が続伸したことも逃避買い減速となっています。1100ドル乗せで実需の買いが見送られていることや、中国の旧正月需要が一服していることも勢いをそいでいるものと考えられます。円換算は4230円前後になります。
【穀物市況】
穀物市況は大豆に中国からの成約キャンセルの報に急落に転じ、コーン・小麦もつれて下落する冴えない展開となっています。
【金融・為替】
FOMCの声明文は概ねハト派的ニュアンスと評価する意見が上回ることから、3月利上げはより慎重になったものと解釈されます。但し、利上げトーンはやや後退しましたが、今後も金融市場の動きや米経済指標を横にらみの状況が続き3月利上げのありやなしやの見方が交錯することとなりそうです。ドル円は原油価格や株価の上昇からリスク回避の動きが後退して118円80銭と昨日から小幅な円安・ドル高で推移、ユーロは1.093ドルに続伸し、対円も129.9円に続落しています。ダウは125ドル高の1万6069ドルに反発し、10年債利回りは1.983%に低下しています。
【石油市況】
原油は33.22ドル(+0.92)に続伸して、ブレント相場も33.89ドル(+0.79) に続伸しています。WTI原油の受け渡し場所の在庫が減少したことに加えて、ロシアが減産協議を提案したことを警戒しての上昇となっています。但し、イランやイラクが増産する方向のなか実際の減産協議には懐疑的見方をせざるを得ない情勢で、ロシア国内でも政府と石油会社の姿勢が減産と増産に意見が分かれている状況です。いずれにして中長期の供給過剰のファンダメンタルに変化はなく、テクニカルを伴う投機的な値動きが今後も続くことが想定されます。
【貴金属市況】
金はFOMCがハト派的な内容と見られたため、反落して引けたNY市場の引け直後から大幅な反発に転じアジア時間に一時1125ドル台に回復しました。その後欧州市場で1120ドルを割り込みNY入りし、1120ドル台に返り咲く場面も見られましたが引けにかけては値を消し1115.6ドル(−0.2)に小幅に続落して引けています。FOMCを織り込みながらこのところショートカバーが進み、カバーが一巡しつつある内部要因から勢いの減速要因と見られます。この日はドルが円以外の通貨に対して反落したものの、原油高背景に株価が続伸したことも逃避買い減速となっています。1100ドル乗せで実需の買いが見送られていることや、中国の旧正月需要が一服していることも勢いをそいでいるものと考えられます。円換算は4230円前後になります。
【穀物市況】
穀物市況は大豆に中国からの成約キャンセルの報に急落に転じ、コーン・小麦もつれて下落する冴えない展開となっています。