おはようございます

注目されているユーロ圏財務相会議は予想された通り合意に至らず、5月11日の定例会議に持ち越しとなりました。反緊縮の方針を崩さないギリシャ側と、公営企業の民営化促進や年金改革等の政策を要求するユーロ圏との溝は大きく、双方の歩み寄りは現状では困難のようです。本来は4月末が交渉の期限とされていましたが、ギリシャの瀬戸際戦術を回避するためにも5月に延長されたようです。ギリシャ政府は地方政府から4.5億ユーロ(600億円弱)をかき集めたようで、デフォルトを幾分先送りできたこともギリシャの態度を硬化させている模様です。

米耐久財受注は+4.0%(事前予想は+0.6%)を予想を大きく上回りましたが、内容は航空機受注の好調が牽引させたもので、他の受注は軒並み予想を下回るもので、利上げ開始時期の6月説後退は続いています。利上げ先送り観測が今週の複数の指標からも、年後半から来春にかけての見方が優勢のようです。来週は28・29日の両日FOMCが開かれますが、議長の会見はなく声明文の内容が注目されます。尚5月1日(金)は恒例の雇用統計の発表はなく、翌週8日発表となります。

利上げ時期後退見通しにドルは総じて軟調に推移、対円で118円95銭と昨日の東京から60銭前後の円高・ドル安で今週の取引を終了しています。対ユーロではも1.086ドルに続落し、ユーロ円は129.3円と小動きに終始しました。ダウは21ドル高の1万8080ドルに小幅に続伸し、ナスダックは昨日に続き史上最高値を更新しています。10年債利回りは1.911%に低下しています。

商品市場はWTI原油が57.15ドル(−0.59)に小幅反落し、ブレント原油は65.28ドル(+0.43)とまちまちな展開、引き続き米原油生産量の減少見通しとイエメン空爆等の地政学上のリスクも健在のようです。金はドル安の支援要因にも関わらず反落し1175.0ドル(−19.3)と3月下旬以来の安値に沈み(換算4500円)特別に売り込む要因が見当たらないなかで、弱気ファンドのテクニカルな売り物に押されたものと推測されます。穀物市況は作付けの順調な推移や、南米産の出回りに押されて続落しています。


行楽の季節に入り予報の晴れマーク続きは嬉しいですね!よい週末をお過ごしください