今日からお天気が湿りがちに変わったようで週末くらいまで続くようですね。相場展開も同じように湿りがちのようで、全般に冴えない展開が続いています。ダウの急落にも関わらず日経平均株価は下げ渋る展開、為替の円安基調(95円90銭)も支えとなっているのだろうか。円建ての商品市場も冴えない海外の入電から円安に支えられる構図となっています。

米国債の入札2年債・5年債ともに順調のようで、現在のところ心配された札割れはないようです。今夜の7年債が今週最後となります。ムーディーズは米国債の格付けを据え置くとして、こちらも一段落しているようです。但し10年債の利回りが3.738%と急騰し、債券価格は急落しています。据え置きといっても懸念事態を債券価格が証明しているようで、増発必至の米国債には英国債同様にネガティブが付きまとっているようです。

さて今週も木曜日と週後半、今日・明日で5月も終わりです。東工取のシステムが連休明けから開始され、システム故障も癒えない状況で原因究明はまだのようです。社長の報酬10%返上はよしとしても、システムそのものの信頼回復に努めていただきたいものです。新システムの開始そのものに反対意見が多かったものを、取引所主体に見切り発車しただけに市場の信頼が第一ですからね。

後場も動意が薄い展開となりそうです。今日はレポートの送信日、後場はレポート書きにでも専念しますか。立会い中にじっくりレポート書きでは本当はしようがないのですが、充実した内容となりそうです。逆に相場変動の対応に押されると、必然手抜きレポートに・・・どちらも痛し痒し営業マンの宿命というやつです。

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