おはようございます。

【金融・為替】
�鳳濮蠑譴�94円76銭と50銭程度の円安で引けています。ユーロは1.399ドルと続伸しており一時は1.4049ドルと年初来の高値を更新する動き、逆にドルは対ユーロで年初来の安値を更新しています。S&Pの英国債の格付け引き下げから将来的に米国債の引き下げ懸念が強まりドルが売られやすい環境のようです。また、FRBやグリンスパン氏の米経済への慎重な見通しや、金融機関の健全性に対する疑義等がドルの上値を更に重いものにしているようです。ダウは一時80ドル前後反発したものの、最終的には売り物に押され14ドル安の8,277ドルで引けています。

【石油市況】
原油は61.67ドル（＋0.62）に続伸、3連休を控えて積極的な売買は見送られたものの、本格的なドライブシーズンを迎えた需要の増加観測からガソリンが急騰し、原油もドル安の後押しにプラス圏に浮上して引けています。

【貴金属市況】
金は序盤は前日の急伸に対する利食いが先行してマイナス圏に沈んだものの、ドルの対ユーロでの年初来の下落を受けて上昇する展開になっています。950ドルを抜けたことからスクラップ売り等に押されるものの、ドルの先安感の台頭から投機筋の買い物で上昇する展開となっています。白金もドル安と金高に連れて上昇、1,160ドルで引けています。

【穀物市況】
小麦相場が6ドルを大きく上抜き1月上旬以来の高値を取っており、コーンも小麦高に連れる展開となっています。但し今週の高値には届かず、連休前の利食いも手伝いやや高値からだれて引けています。大豆は小麦やコーンの上昇に影響されて上昇、但し期近買い新穀売りのブルスプレットを解消する動きに旧穀はマイナス推移となっています。コーンの東部地区の作付け進捗が注目されていますが、今週は好転に恵まれているようで来週の発表時には80％程度まで進む見通しのようです。