本日も逆張り相場を地で行く展開であり、海外安からの突っ込み売りは控えるべきの教訓通り、安値からの戻りを見せた銘柄が目立つ。

 今日はタイトルにあるようにサヤの関係から、いくつかの銘柄を占っていきます。先ずは金からですが本日の引け値でみると、当先のサヤは丁度30円幅で終えております。昨年の12月の高値や、今月上旬の高値では50円幅以上を示現しております。逆にそれぞれの高値からの反落時は、一時的に20円前後のサヤ関係となっており、この現象からすれば上げはサヤ拡大、下げはサヤ縮小ということが見て取れる。本日のサヤはほぼ中立ですから、ここから拡大気味なら上げ相場、縮小気味なら下げ途上という判断となる。

 ガソリンは期近が4月物で需要期入り、対して期先は9月物で不需要期入りとなり、大幅な順サヤが解消傾向となっております。期近買い先売りのブルスプレット狙いとなります。灯油はその逆でベアスプレット狙いとなります。

 コーンは3.040円幅の順サヤであり、上場来のサヤの拡大を見せていますが、いろんな要因が背景にあるのでしょうが、1月と3月のサヤは770円であり、シカゴの見合い限月は5セント前後の順サヤであり、円換算は250円幅となりますから1月限買いの3月限売りとなる。