本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2025年10月

中銀ウィークと米中会談の大型イベントを消化!

おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場は揃って下落して引け、ダウ平均は4万7522ドル(−109)に、ナスダック総合指数は2万3581(−377)に、S&P500市場も6822(−68)で引けています。トランプ米大統領と中国の習近平国家主席の首脳会談で両国は通商対立の休戦で合意しましたが、市場関係者の多くは相場にはおおむね織り込み済みだと捉えているようです。この日はIT大手メタが一時13.5%急落し、人工知能(AI)関連の支出を賄うため大型社債発行を発表しました。今年最大となる300億ドル(約4兆6200億円)を発行すると明らかにしました。

為替はドル円が154円台に乗せて大幅な円安・ドル高で推移、日銀植田総裁は会合後の会見で12月利上げにつながる発言はなかった一方で、FRBパウエル議長は12月追加利下げをけん制する発言が対照的なものとなりました。片山財務相は日銀が政策金利を据え置いたことに関して「景気情勢を勘案した極めてリーズナブルな判断」との見解を示したこと、更にベッセント財務相が繰り返し日銀の利上げを間接的に要求したこともあり、為替の投機筋はドル売り・円買いポジションが膨らんだところでの逆回転も利いているようです。FOMC,日銀会合に続き昨日はECB理事会が開かれ、政策金利を2.15%据え置きとしまし当面は現状維持が予想されています。ユーロは1.156ドルに続落し、ドル指数は前日の99.1から99.5ポイントに上昇しています。米10年債利回りは同4.08%から4.10%に上昇しています。

【石油市況】
原油は60.51ドル(+0.08)に、ブレントも65.00ドル(+0.08)に小幅続伸して引けています。 米国が先週ロシア石油大手2社を制裁リストに加えたことから、インドの一部製油会社はロシア産燃料の購入を一時停止しています。ただし、国営インド石油会社は今週、ロシア産原油の購入を「打ち切る考えは一切ない」としていています。中国も含めたロシア産原油の対応が注目されます。

【貴金属市況】
調整局面が続く金は昨日も不安定な値動きが続き、ドル高や金利の上昇も向かい風の市場環境のなか、米国時間にはリスク商品の代表格である株価が軟調な展開をしり目にジワリ上昇、4000ドル乗せと割れを行き来しつつ引けにかけて堅調に推移し4015.9ドル(+15.2)に続伸して引けています。高値調整の局面終了とはまだ言えないものの、4000ドルの大台を固める段階に徐々に移行する展開と見られます。本日の円換算は2万0200円前後になり、円建ても大台を回復しております。

FRB追加利下げも、12月は既定路線にあらず!

おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場は続伸して午後まで高値更新する連日のリスクオン相場、話題はエヌビディア株の時価総額が世界初の5兆ドル(760兆円)超えとなったことでしたが、取引終盤でFOMCは事前予想通りに政策金利を0.25%引き下げ年率3.75%から4.0%としましたが、その後のパウエル議長の会見では「今回の会合では12月にどのように対応すべきかを巡って強い意見の相違があった。12月追加利下げは既定路線ではない。そう呼ぶ状況からは程遠い。政策はあらかじめ決められた道筋に沿って進むものではない」とパウエル氏は語り、実質的に12月の追加利下げに対する牽制発言となり、その後は株価は軟化する展開となりました。ダウ平均は4万7632ドル(−74)に、ナスダック総合指数は2万3958(+130)に、S&P500市場も6890(−0.30)と高値から下落して引けています。渦中のエヌビディア株も前日比マイナスで引けたようです。パウエル氏は市場が12月利下げも確実視する動きに警鐘を鳴らしたことで、金融市場の慢心ともみられる行き過ぎた状況に歯止めをかける意図もあったようです。

為替市場では保ち合い推移からパウエル発言でドルを買い戻す展開となり、ドル円は151円台後半から152円65銭前後に、ユーロも1.166ドルから1.602ドルに、ドル指数は98.6から99.1ポイントに反発しました。米10年債利回りは前日の3.98%から4.08%に上昇する反応となりました。それにしても米ベッセント財務相の日銀への利上げの催促とも受け止められる複数回の発言、一般的に内政干渉に当たるのでは・・・?

【石油市況】
原油は60.48ドル(+0.33)に、ブレント相場も64.92ドル(+0.52)に小反発して引けています。 米エネルギー情報局(EIA)による米原油在庫は先週690万バレル減と、9月前半以来の大幅減少となったことが反発に結び付いたとみられています。

【貴金属市況】
修正安局面が続く金市場は、アジア時間の後半から売り物の一巡から徐々に下値を固める展開となり、欧州時間の序盤では節目の4000ドル台を回復し、勢いは米国時間も継続し一時4046.2ドルまで買われ、その後の引けにかけてだれはしたものの4000.7ドル(+17.6)と4日ぶりに反発したうえで大台を回復して引けています。押し目底完了の期待が高まるムードの市場に冷や水を浴びせたのはパウエル発言、12月も追加利下げする市場の思惑をけん制する発言は金利を生まない金には重石となり、時間外取引は下落に転じて足元は3950ドル割れで推移し、夜間取引で一時2万円台を回復した円建て金の換算値は1万9700円前後になります。本日は日銀会合に加え、午前11時より米中首脳会談というビッグイベントも待っています。

FOMC・日銀・米中会談とイベントてんこ盛り!

おはようございます

【金融・為替】
連日に最高値を更新中のNY株式市場は揃っての4日続伸、ダウ平均は4万7706ドル(+161)に、ナスダック総合指数は2万8828(+190)に、S&P500市場も6890(+15)に続伸して引けています。米中の貿易摩擦の緩和+政策金利の追加緩和+企業決算の好調維持等でリスクオン相場が継続しています。今日、明日は大手ハイテク5社の決算が注目を集めているようです。

為替市場ではドル円は152円15銭前後で推移、昨日は日米財務相会談で片山財務相は米国の円安懸念への言及なし、ベッセント財務相はあったと発言し一時151円75銭付近まで円高が進行する場面も見られました。ユーロは1.651ドルに小幅上昇、ドル指数は前日の98.8から98.7ポイントに小幅に続落しています。米10年債利回りは3.98%と前日のほぼ変わらずです。今夜はFOMC(0.25%利下げ予測)、明日は日銀会合(据え置き予想)加えてECB理事会、そして米中首脳会談が貿易を巡る協議(合意予想)と週末にかけてイベントが続きます。

【石油市況】
原油は60.15ドル(−1.16)に、ブレント相場も64.40ドル(−1.22)に3日続落して引けています。先週に発表されたロシア大手石油企業への制裁で急伸後の上昇幅を吐き出しています。OPECプラスの増産姿勢に変化なく、先行きの原油供給力が需要を上回るとの見方が優勢の展開となっています。

【貴金属市況】
高値調整局面が続く金はアジア時間ら軟調な展開、下落は欧州時間序盤まで継続し一時3901.3ドルまで大きく続落、その後は売り物が一巡すると戻り基調を回復して推移、米国時間はじりじりと戻り基調が続き終値の3983.1ドル(−36.6)が本日の高値圏も続落を強いられて引けています。ドル建ては高値からほぼ500ドル近い下落、円建ても3100円超の下落を伴うもので、「もうはまだなり!」か「まだはもうなり!」か注目を集めることになります。本日の円換算は1万9630円前後になります。

金が4000ドル割れの修正安に!

おはようございます

【金融・為替】
週明けのNY株式市場は3市場揃って続伸しています。ダウ平均は4万7544ドル(+337)に、ナスダック総合指数は2万3637(+432)に、S&P500市場も6875(+83)に3日続伸して最高値で引けています。既報の通り30日の米中首脳会談を前にして、交渉の担当者間で複数の対立点で歩み寄ったとされたこで首脳間の合意期待が広がったこと、また、本日より2日間の日程で開かれるFOMCでの利下げが確実されていることで株価の上昇が勢いを増したといったところでしょうか。もっとも国家安全保障を巡る根本的な対立や、トランプ氏が中核的な使命とする貿易の不均衡是正といった問題は手つかずのようだと指摘する声も聞かれ、高値を警戒する声は小さいものの市場へ警鐘を鳴らす動きもみられるようです。

為替市場はドル指数は98.8ポイントと前週比で小反落、ドル円は152円75銭前後に、ユーロは1.154ドルに小幅高に推移しています。米10年債利回りは同3.98%に低下も、リスク資産の株高に対して安全資産の債券相場の下落は2年債等の短期債利回りには上昇圧力となっています。

【石油市況】
原油は61.31ドル(−0.19)に、ブレントも65.62ドル(−0.32)に小幅に続落して引けています。来週11月2日のOPECプラスのオンライン会議を控えて、12月も日量13万700バレルの増産が予想される状況のようです。

【貴金属市況】
週明けの金は米中の貿易交渉の緩和予測の広がりにアジア時間から下落して推移、欧米時間でも株高のリスクオンの動きに対して、安全資産の債券相場と金相場は下落する逆相関の動きとなり、NY時間昼頃に一時3985.9ドルと節目の4000ドルを割り込み、その後は安値より幾分戻すも4019.7ドル(−118.1)に大幅に続落して引けています。20日の高値4398.0ドルから400ドルの調整安となり、買われすぎの反動安となりました。さて、この4000ドル水準をどうのように見るのか、健全な修正相場の終焉とみるのか?あるいはもう一段の下落が待ち構えているのか注目されるところです。もっとも、過去の相場動向のとの違いは、高値買い見送っていた向きも多く、新たな買い手が下値には多く存在すると考えられること、また、これまでの金の上昇要因が殆どにおいて解決されていないことから、大勢の流れが上昇基調継続することになりそうです。本日の円換算は1万9900円前後になります。

米中貿易合意に向けて前進!

おはようございます

この土日はマレーシアでの高市総理の外交デビューがテレビを賑わせている一方で、米中の貿易交渉が同じマレーシアで進められていました。米国側からベッセント財務相、対する中国側から何立峰副首相が会談し、会談後のベッセント米財務長官はCBSニュースのインタビューで、トランプ氏による中国製品への100%関税の警告は「事実上、撤回された」と発言しています。中国は大豆の「大規模な」購入を行うほか、レアアース(希土類)に関する包括的な規制の実施を延期する見通しだと語り、さらに、米国側は現状の対中輸出規制の方針を変更しないと付け加えました。中国側の交渉担当者も、両国は輸出規制やフェンタニル問題、船舶入港料などを巡り、暫定的なコンセンサスに達したと発言し、30日の米中首脳会談は合意に向けて大きく前進したことになりそうです。

この発表を受けて日経平均時間外は5万台に乗せて、為替は153円台に円安が進行しています。週末史上最高値を更新した米国市場でも、ダウ平均時間外は300ドル続伸して推移してリスクオン相場が一段と進んでいます。対して安全資産の金は時間外で一時60ドル急落後に30ドル余り反発する波乱含みの展開となっています。追加利下げへの期待と、貿易戦争の沈静化という相反する強弱の材料に戸惑う反応を見せています。

また、今週は日本、米国、欧州、加といった主要国中銀の金融政策会合が注目されています。米追加利下げ、日本や欧州、加は据え置き濃厚の可能性が高いと見込まれています。先週末の米CPIが事前予想を下回り今回10月FOMCの利下げがほぼ確実視され、さらに12月の追加利下げへの期待も拡大しています。

今週もよろしくお願いします。

事前予想を下回るCPI、利下げ正当化を後押し!

おはようございます

【金融・為替】
週末のNY株式市場は3市場揃って続伸して共に史上最高値を更新して引けています。ダウ平均は4万7207ドル(+472)に、ナスダック指数は2万3204(+263)に、S&P500指数も6791(+53)で引けています。政府機関の閉鎖が継続中のなか特例的にCPI(消費者物価指数)が発表され、前月比+0.3%、前年同月比+3.0%はいずれも事前予想を下回ったことで、来週のFOMCは無論、12月追加利下げも後押しする内容となりFRBの利下げを正当化するものとなりました。これまで企業業績の好調が続いたことを手掛かりに上昇も、政府の公式的な景気指標がなく疑心暗鬼の手探り状態のリスクオン相場に対して、今回のCPIは市場に自信を持たせる意味合いに作用したようです。

為替市場ではドル円はCPI発表直後こそ一時152円20銭までドル売り、円買いが進む場面が見られたものの、ドル売りが一巡後は徐々に反転し152円80銭前後で引けています。高市総理の所信表明演説では「物価高対策」がメインで今後の景気浮揚策に対する期待は、財政支出を伴うもので=円売りの高市トレードを現状は伴う反応となっています。来週はFOMC利下げ、日銀据え置きの見通しが強く弱いドル、弱い円、その受け皿のユーロは1.162ドルに小幅に続伸、ドル指数は前日の98.2ポイントとほぼ変わらずで取引を終了しています。米債券市場も小浮動の動き、米10年債利回りも4.0%とほぼ無風の状態でした。

【石油市況】
原油は61.50ドル(−0.29)に、ブレント相場も65.94ドル(−0.05)に小反落して引けています。ロシアの石油企業大手への制裁が今週はサプライズとなり、ロシア産原油の供給減少観測を背景にWTI原油は60ドル台にようやく浮上しています。もっとも足元ではOPECプラスのよる増産により原油供給は安定する市場環境で、ロシア産原油の輸出の抜け道がいずれ模索されると市場の圧迫要因となる可能性は再び起きる可能性も指摘されています。

【貴金属市況】
史上最高値圏で推移する金相場が今週は調整局面入りする展開となり、連日のように上下に100ドル超の激しい値動きが常態化する展開となっています。昨日はアジア時間の序盤は反発して開始も、その徐々に上値が重くなると欧州時間入り後は急落して4060ドルを割り込む場面も見られました。その後NY時間入り後のCPI発表直後から今度は勢い上昇して戻り基調を回復し4137.8ドル(−7.8)と続落ながら安値より80ドル余り戻して引けています。もし、CPIが事前予想を上回っていたなら下値模索の展開が予想されましたが、内容は利下げを正当化するもので金利の付かない金には助け舟となったようです。来週は日米欧の金融会合を迎える中銀ウィークに加えて、30日は米中首脳会談が予定されています。この週末はベッセント財務相と中国の何立峰副首相の会談がその下準備となるもので、レアアースの安定供給の目途が立つことが主議題となりそうです。週明けの円換算値は2万0530円前後になります。

さて、MLBのワールドシリーズが始まります。良い週末をお過ごしください!

米中首脳会談開催が決定!

おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場は3市場揃って反発して引けています。ダウ平均は4万6734ドル(+144)に、ナスダック総合指数は2万2941(+201)に、S&P500市場も6738(+39)に反発しています。ホワイトハウスは、トランプ米大統領が30日にアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開かれる韓国で中国の習近平国家主席と首脳会談を行うと発表し、このところのギスギスした米中間の緊張緩和期待の広がりから株価上昇につながった模様です。この報道を受けて投資家心理を示すVIX(恐怖)指数も17.3ポイントまで下落する反応は、市場に一定の安心感をもたらせたようです。もっとも、現状で何か決まったわけではなく30日の会談内容が注目されます。

為替市場ではドル円は152円55銭前後に一段の円安・ドル高で推移、来週のFOMCの100%利下げを織り込み、逆に日本では今回は利上げが見送られる構図から円は弱含みに推移、ユーロは1.62ドルに上昇し、ドル指数は前日の98.8から98.9ポイントに小幅に上昇しています。株安・債券高の流れに米10年債利回りは同3.95%から4.00%に上昇しています。明日は米政府機関閉鎖が続く中で特例でCPI(消費者物価指数)が発表される予定で前年比で3.1%が予想されています。金融政策の軸足を雇用に配慮した来週のFOMCですが、もう一つの課題であるインフレも見過ごせない市場環境であることから、インフレ進行となれば次回以降の利下げへの期待が萎む可能性も考えられます。

【石油市況】
原油は61.79ドル(+3.29)に大幅に続伸し、ブレント相場も65.99ドル(+3.40)にこちらも続伸して引けています。米ロ首脳会談が成果が出せない見通しからキャンセルされ、さらにロシアの石油大手2社への制裁を発表したこと、ウクライナを巡る和平の動きが遅れて米ロの緊張も意識させられる上昇となっています。

【貴金属市況】
高値反乱が続く金相場はこの日も上下に150ドル幅もの振幅となり、NY時間には上昇ピッチを高めて一時4175.0ドルまで急伸し、その後は米中首脳会談でやや冷やされるも4145.6ドル(+80.2)に3日ぶりに反発して引けています。急落に対するV字反騰への期待も高まりますが、定石としてはまだしばらくは下値模索の可能性もありそうに思われます。本日の円換算は2万450円前後になります。

米中、米ロの交渉の停滞リスク高まる!

おはようございます

【金融・為替】
NY金は3市場揃って下落して引け、ダウ平均は4万6590ドル(−334)に、ナスダック総合指数は2万2740(−213)に、S&P500市場も6699(−35)に下落して引けています。トランプ政権が重要ソフトウエアの幅広い分野を対象に、中国への輸出を制限する措置を検討していると伝わり、貿易摩擦問題を巡る米中対立激化への懸念が強まったこと、加えて、ベッセント米財務長官がロシア関連制裁を「大幅に」強化する方針だと明らかにしたことで、地政学的なリスクにも再び注目が集まっています。もっとも株価にしろ暗号資産にしろ金にしろ、相場が相当に過熱感を帯びていることは確実で、それぞれに修正局面を迎えたとの解釈もできるでしょうか。

政府閉鎖は22日間に及び過去2番目の長さとなっています。民主党の主張するオバマケア(医療保険)の延長を棚上げにする共和党との温度差は高く、民主党の造反議員8名を出す可能性は現状では低いようです。また、軍人以外の給与支給はいよいよ止められる事態となっています。そしてサブプライム(信用力の低い個人向け)自動車販売店に融資を行うプライマレンド・キャピタル・パートナーズが、米連邦破産法11条の適用を申請したことで、信用リスクが燻っていることを改めて浮き彫りにした格好で、金融市場が最も嫌い事例が今後増加する可能性が指摘されています。

為替市場は全般に小動き、ドル円は151円85銭前後に小幅円安・ドル高で推移、ユーロは1.160ドル前後に小動き、ドル指数は前日の98.9から98.8ポイントに小反落しています。株安から債券高の動きに、米10年債利回りは同3.96%から3.95%に低下しています。

【石油市況】
原油は58.50ドル(+1.26)に、ブレント相場も62.59ドル(+1.26)に続伸して引けています。トランプ大統領が先週発表した米ロ首脳会談の見通しが一転して見送られることとなり、原油市況は地政学的リスクに反応しています。米ルビオ国務長官とラブロフ露外相の和平を巡る協議が不調と伝えられ、WSJ紙は西側の長距離兵器の使用に関して、ウクライナの使用制限を緩和するとの見方が伝えられています。ウクライナからロシア国内への攻撃が認められるとなると、ロシアがそれを当然阻止することで協議がとん挫する可能性が高まります。上述のベッセント財務相発言もこれに関連した事項と考えられます。

【貴金属市況】
調整局面を迎えている金は上下動のブレ幅も大きく不安定な展開が続いています。NY時間の昼前に直近安値4021.2ドルを付け、2日前の史上最高値4393.6ドルから370ドル幅ものブレとなっています。引けにかけてはやや戻したものの4065.4ドル(−43.7)に続落して引けています。短期間で積み上げられた買い方のポジションが大きく振るわれる状況が続いています。今月に入り15t増に増加した最大金ETF・SPDRも本日は6トンほど吐き出しています。市場環境自体は概ね変化がないことから、大勢の相場は上げ途上と見られますが、一時的に4000ドルを割り込む時間帯があることを想定しておくことも必要で、目先の相場展開に振り回されることがないように留意!本日の円換算は2万0300円前後になります。

金250ドル安は健全な調整か!?

おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場は高安まちまちに、ダウ平均は4万6924ドル(+218)に3日続伸し、ナスダック総合指数は2万2953(−36)に3日ぶりに反落、S&P500市場も6735(+0.2)に小幅に3日続伸しています。トランプ米大統領は、中国の習近平国家主席との次回会談で貿易をめぐる「良い合意」が得られるとの見方を示す一方、会談の実現は保証できないと述べたことで株価はネガティブな反応を示しています。トランプ大統領は来週後半に韓国で開かれるAPECに参加予定で、その際に習近平主席と会談する予定でレアアース、合成麻薬、大豆、そして台湾問題を協議する予定となっています。その下準備として今週末にベッセント財務相が中国副首相と会談する予定で、最大の懸案となっているレアアースの中国側の対応で首脳会談開催はこれにかかることになります。

為替市場はドル買いが優勢の展開、ドル円は昨夜の高市総理の会見から一時152円15銭前後まで円安が進行、新政権誕生により日銀は10月利上げを見送る可能性に円は弱含みに推移、その後は152円を割り込み現在151円90銭前後で推移、ユーロも1.160ドルに続落し、ドル指数は前日の98.5から98.9ポイントに反発しています。米10年債利回りは同43.98%から3.96%に低下しています。

【石油市況】
原油は57.24ドル(+0.22)に、ブレント相場も61.32ドル(+0.31)に反発して引けています。米政府による戦略備蓄石油(SPR)を100万バレル購入すると報道されたことが下支え要因ながら、100万バレルの備蓄量は規模的には小さなものです。

【貴金属市況】
上下動が激しい金相場ですが本日のNY先物は急反落に転じ4109.1ドル(−250.3)で引けています。前日の旧反発から想像しがたい下落となっていますが、10月に入り短期間で500ドルに及ぶ上昇の反動安と見られ、値幅は大きいもののその意味では健全な調整安とも受け止められます。もう一段の下落を誘い一時的に4000ドルタッチまで下値があるのか、或いは前日のように急反発して立ち直るのか注目されます。本日の円換算は2万500円前後になります。

初の女性宰相「高市政権」誕生!

おはようございます

【金融・為替】
週明けのNY株式市場は3市場揃って続伸して引け、ダウ平均は4万6706ドル(+515)に、ナスダック総合指数は2万2990(+310)に、S&P500市場も6735(+71)に続伸して引けています。S&P500株価指数の構成企業のうち、これまでに決算を発表した企業の約85%が市場予想を上回る利益を発表したこと、米中両国が再び交渉のテーブルに着く見通しとなったことで、貿易戦争が緩和に向かうとの見方も投資家心理を支えたようです。一方で振幅が激しくボラティリティの高い相場展開が続き、買われすぎを警鐘するアナリストもいますが、リスクオン相場が継続する展開に投資家は「聞く耳持たない」といった印象です。

為替相場はドル円は150円70銭前後で推移、自民・維新の連立政権が誕生し高市トレードから昨日の日経平均は1600円の急騰、利上げに慎重なスタンスの高市氏ですが、昨日の日銀高田審議委員が「機は熟した」と今月の会合での利上げを主張したことで、債券安・長期金利上昇そして円安抑制となった模様です。ユーロは1.164ドル前後に小幅下落、ドル指数は週末の98.5ポイントからほぼ横ばい推移、米10年債利回りは同4.01%から3.98%に低下しています。来週木曜日のFOMCでの利下げはほぼ100%織り込む市場環境が長期債利回り4%割れに寄与しているものと推測されます。

【石油市況】
原油は小反落してWTIは57.02ドル(−0.13)に、ブレント相場も61.01ドル(−0.28)で引けています。トランプ米大統領は米中貿易協議が合意に達する可能性について楽観的な見方を示したことは原油市況には強材料ですが、実際の今後の協議に対する懐疑的な見方が残ること、また、タンカーの積載原油量が再び過去最高水準に達したと伝わり、供給過剰感が改めて意識された格好、OPECプラスが増産を進める中、原油先物相場は夏の高値から20%余り下落。主要な予測機関も、来年にかけて供給過剰が続くとの見通しを示していることが上値を重いものにしています。

【貴金属市況】
週末は4営業日で300ドル駆け上がり週末には100ドル近い反落に見舞われ荒れた展開の金相場ですが、週明けのアジア時間には続落し一時4229.7ドルまで下落しました。その後売り物が一巡すると今度は上昇に転じて欧州時間は大きく切り返す展開となり、NY時間はさらに上値を伸ばして4359.4ドル(+146.1)と終えてみれば最高値を更新して引けています。特段の目新しい材料はありませんが、週末の下落が新たな需要の呼び水となったことや、相場に乗り遅れることへの恐怖が買い物を呼び込み、欧米主導の上昇相場だと指摘する専門家の指摘が見られます。本日の円換算は2万1550円前後になります。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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