本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2024年11月

ドル円150円割れ・植田日銀の金融の正常化見据える反応!

おはようございます

【金融・為替】
米国は「感謝祭」明けでブラックフライデーと呼ばれる年末商戦が始まり、値引き等による消費の喚起が期待されています。取引は短縮取引となりNY時間午後1時に終了し、11月最終営業日も市場参加者は限られ薄商いと見られます。株式市場は3市場揃って反発に転じ、史上最高値圏で今月の取引終了のリスクオン相場となりました。ダウ平均は4万4888ドル(+166)に、ナスダック指数は1万3218(+157)に、S&P500市場も6032(+33)にそれぞれ反発して引けています。長期金利が1か月ぶりに4.2%を割り込む低下となり、12月FOMCでの利下げの可能性が5割を超えるという楽観ムードが株価上昇を後押ししているようです。

為替市場ではドル円は利下げに向かうFRBとは対照的に、12月利上げの可能性のある日銀の金融政策をにらむ動きや、トランプトレードでドル買いvs円売りのトレードを巻き戻す動きが強まり、東京時間に一時節目の150円を割り込み、欧米時間は150円割れの状況が続き149円75銭前後で取引終了しています。とは言え、圧倒的な金利水準の格差は継続されるものの、来月12月は中旬のFOMC&日銀会合の利下げと利上げを巡る思惑が継続しそうです。ユーロは1.057ドル前後に小幅に続伸し、ドル指数は前日の106.0から105.7ポイントに続落しています。米10年債利回りは同4.26%から4.18%に低下しています。

【石油市況】
原油は株高やドル安、さらに長期金利の低下といった追い風に一時70ドルの大台に迫る場面も見られましたが、買いは続かず軟化し68.72ドル(−0.05)に小幅に続落して引けています。米東部の寒波襲来の気象情報もでているものの、来年にかかて世界的に需要が減速する見通しや、中東の緊張緩和が重しとなっているものと推測されます。

【貴金属市況】
今週明けにイスラエルとヒズボラの停戦合意と、トランプ次期政権の新たな財務長官指名(緊縮派)の2つの悪材料から100ドル近くの暴落に見舞われた金は、ドル高や金利高の一服や、売られ過ぎによるリバウンドからじりじりと戻る基調が続き、週末の時間外では一時2690ドル(2025年2月限)まで戻すも、長大陰線のなかでの戻りは鈍く3日続伸も2681.0ドル(+16.2)と、週明けの下落に対する半値に届かず引けています。今月5日のトランプトレードから下落に転じ、11月中は取組高が減少の一途なり資金流出が継続しています。金ETFから資金流出は下げ止まる気配を見せているものの、来月は先物市場の資金の流入が待たれるところです。週明けの円換算は12820円前後になります。

良い週末をお迎えください!

通常取引休場も、短縮の電子取引がカバー!

おはようございます

NY市場は「感謝祭」の休日により取引は休場でした(お詫び・前日に商品市場は通常通りと記していますが、間違いでした。申し訳ありませんでした。)

為替市場ではドル円は前日の円の高値150円50銭から、東京時間はじりじりとドル買い優勢の展開となり、欧州時間には一時151円90銭台まで反発(円は軟化)し、その後は151円中盤で保ち合いとなり現在151円50銭前後で推移、ユーロは1.055ドル前後に小幅安で推移、ドル指数は前日の106.0から106.1ポイントに小反発しています。今月は152円台で始まり、5日の米大統領選以降はトランプトレード(ドル買い)から15日は一時156円70銭台まで上昇(円は下落)しましたが、今週は次期財務長官人事の影響から緊縮指向によるドル買いが後退してドル売り・円買いが進行し、50日移動平均線のある150円50銭付近で一先ず下げ止まっています。

今週は中東ではイスラエルとヒズボラ(レバノンの武装組織)が停戦協議の60日に合意しました。一方で、イスラエル軍は対レバノンの一部勢力をガザに集中する動きで、ハマスの壊滅に向けた動きがエスカレートし、中東全般の攻防はイランを含めて不透明な状況が続きそうです。また、ロシアは中距離の新型ミサイルとウクライナの首都キーウの政治・軍事の中枢を願うと恫喝!双方ともにトランプ政権誕生までいかに優位な立場を保つのか必死の状況です。

「感謝祭」前のポジション調整!

おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場は揃って反落して引け、ポジション調整の益出しに押されています。ダウ平均は4万4722ドル(‐138)に、ナスダック指数は1万9060(−113)に、S&Pも5998(−22)に反落しています。本日はGDP確報値が2.8%と事前予想通りに発表され米国経済の好調を再認識、PCEデフレーター(個人消費支出)は前年比+2.8%とこちらも事前予想と一致、新規失業保険申請件数は予想の21.6万人が21.3万人と雇用の健全性を示しています。今夜28日は「感謝祭」の休日(商品市場は通常通り開場)、翌日はブラックフライデー(黒字の金曜日)で市場は連休モードとなり、株式市場では益出しに軟化したようです。

為替市場ではドル円は一時150円50銭まで円高が進行し、現在も151円丁度近辺で推移しています。日銀が12月ないし1月の利上げの可能性の高まりに対し、米国では12月も利下げ期待が拡大している状況から、日米の金利差拡大に再び市場の視線の広がりが円高トレードのコメントとなっています。なんだかなー?ユーロは1.056ドルに反発し、ドル指数は前日の106.8から106.0ポイントに反落しています。米10年債利回りは同4.30%から4.26%に低下しています。

【石油市況】
原油は68.72ドル(−0.05)に小幅に3日続落して引け、今週はイスラエルとヒズボラの戦闘が停戦合意されたことから、中東からの原油供給不安が後退したことが軟化要因と見られています。

【貴金属市況】
金はドル高一服の流れからアジア時間から堅調に推移、米国時間には一時2657.9ドルまで戻る間面も見られ、高値からややだれたものの2639.9ドル(+18.6)に続伸して引けています。調整局面が続くなか休日も控え、金先物市場では資金流出が続いている状況、10月末の58万枚から47万枚に11万枚(重量換算で363t)もの取組減となっていて7月上旬以来の低水準となっています。金ETFは減少に歯止めがかかる状況ながら、先物市場への資金流入が待たれるところです。本日の円換算は円高気味して12860円前後になります。

FOMC議事要旨「緩やかな利下げを志向」

おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場は揃って続伸して引け、ダウ平均は4万4860ドル(+123)に、ナスダック指数は1万9174(+119)に、S&P500市場も6021(+34)に揃って続伸しました。トラプ次期政権が対中国に10%、メキシコとカナダに25%の輸入関税を課すことを発表し、メキシコに工場を依存するGM株は9%下落し、高関税による影響が危惧されるも、新たに指名されたベッセント財務長官が過激なトランプの政策を穏健なものにする期待が株価をフォローしているようです。トランプトレードも4週目に入り、上昇一途の株価に警鐘を鳴らす声も見られますが、どこ吹く風のリスクオン相場は継続中です。

為替市場ではドル円は下落し(円は上昇)一時132円90銭前後となり、その後もドル売りが優勢の展開に現在153円05銭前後で推移、ユーロは上下動はするも1.049ドルとほぼ前日並みの水準、ドル指数は前日の106.9から106.8ポイントに小反落、米10年債利回りは同4.27%から4.30%に小幅に上昇しています。

【石油市況】
原油は68.77ドル(−0.17)に小幅に続落して引けています。前日の下落要因となったイスラエルとヒズボラの60日間の停戦協義が合意に至り、米バイデン大統領がこれを宣言しています。最も現地での戦闘が継続されているとの報道もあり、実際に停戦に向かうのかは懐疑記的な見方もあるようです。

【貴金属市況】
前日に100ドルに近い暴落に見舞われた金ですが、中東和平の動きと、新財務長官の緊縮指向が下落要因と伝えられています。しかし、それほど大きく動く材料とは思い難く、NY金取組高は10月の58万枚から遂に48万枚台に10万枚の取組を失っています。内部要因主導の展開から投機資金の流出も継続し、新たなトレンドを築くには資金の流入が必要視されます。目先は2600ドル台での底固めに少々時間を要するものとなりそうです。本日の入電は2621.3ドル(+2.8)に小反発して引けるも、その後のFOMC議事要旨で多くのメンバーが「緩やかな利下げ指向」にあるとして、終値からは10ドル前後に上昇しています。本日の円換算は13000円前後になります。

財政タカ派の次期財務長官!

おはようございます

【金融・為替】
週明けのNY株式市場は揃って続伸して史上最高値圏のリスクオン相場が継続、ダウ平均は4万4786(+440)に、ナスダック指数は1万9054(+51)に、S&P500市場も5987(+18)に続伸して引けています。トランプ氏が指名した次期財務長官のスコット・ベッセント氏は旧ソロスファンドに加わった人物で、経済に精通した人物とされ市場の安心感が広がったことや、財政に対しては緊縮派で知られ債券の膨張を阻止する期待も高まっているようです。

為替相場はドル円が154円15銭前後に推移、ユーロは1.049ドル前後、ドル指数は週末の107.5から106.9ポイントに反落しています。財務長官に指名されると見られるベッセント氏の財政緊縮政策を受けて、先週まで下落を強いられた債券相場が反発するきっかけも見られるようです。米10年債利回りは同4.14%から4.27%に上昇しています。

【石油市況】
原油は68.94ドル(−2.30)に急反落して引け、イスラエルと戦闘状態にあるレバノン拠点のヒズボラの停戦の合意が本日中にも至るとの報道から大きく下落して引けています。イスラエル政府の閣議で本日にも採決される見通しと伝えられています。この停戦をきっかけにガザのハマスやイランとの緊張緩和も、期待として広がっている模様です。

【貴金属市況】
金は先週は一週間を通じて反発力を保ち140ドル幅もの反騰相場となりましたが、イスラエルとレバノンの停戦の報道や、新たな財務長官の財政健全化志向から米債務の膨張が回避されるとの見方もあり、週明けはアジア時間から下落に転じ売り物が売り物を巻きこむ展開となり2618.5ドル(93.7)に急反落しました。NY金の取組高が10月末の58.4万枚から先週は50万枚割れに減少し、先週の戻り基調も新規買いを呼び込むほどに至らず、戻りも力強さを欠き再び売り物を呼び込んだものと推測されます。大勢の流れに変化はないと見られますが、先物相場の変動に惑わされる展開となっています。本日の円換算は13050円前後になります。

追加利下げの期待は徐々に後退か!?

おはようございます

今月5日以降トランプ氏の勝利に続き、上院、下院も共和党一色のトリプルレッドとなったこもあり、トランプ次期政権の公約が果たされる可能性の高まりから、株価や米ドル、仮想通貨の上昇にみられるリスクオン相場が展開しています。一方で安全資産の債券価格や金価格が下落も、先週のウクライナでの長距離ミサイルの応酬から地政学リスクが高まり金や原油価格が上昇に転じています。米国債にも長期金利が4.5%を超えると投資妙味が膨らみ断続的に買い物が入り、債券相場の下げ止まり期待も広がっているようです。リスク商品と安全資産の奇妙な共存は長く続くとは考えにくく、買われ過ぎたリスク商品が目先ピークを迎えるのか?あるいは安全資産の戻りが打たれるのか?

中東やウクライナ・ロシアの地政学上のリスクは今後も継続するもの推測され、原油価格の高止まりが継続するとインフレが鎮静化に向かう状況が一転して再び火が付く可能性もあり、FRBの金融政策(追加利下げ)への影響も出てくるものと予想されます。発表される米景気指標は米国経済の力強さを示すものがこのところ多く、今週は27日のGDP確報値や、PCE(個人消費支出)等の重要指標が発表されることや、26日のFOMC議事要旨から12月の17、18両日のFOMCでの追加利下げを読み解くことになります。根強いインフレや底堅い景気が続くと、今後の利下げ期待が徐々に萎むリスクも考慮される市場環境に注意が必要になるでしょうか。

今週もよろしくお願いします!

株高&金高のリスク商品と安全資産が共存共栄?

おはようございます

【金融・為替】
週末のNY株式市場は揃って堅調に引け、ダウ平均は4万4296ドル(+426)に、ナスダック指数は1万9003(+31)に、S&P500市場も5969(+20)の揃って史上最高値圏でのリスクオン相場が継続しています。5日の大統領選以降すでに3週間が経過していますが、トランプトレードが継続し株式投資家がそれを謳歌&享受する展開となっています。

為替市場では今週のドル円は概ね155円を挟んだ保ち合いに終始し、今週の終値は154円80銭前後で取引終了しました。政府、日銀が円安傾向に懸念を持つ水準ですが、比較的安定した値動きが続きやや警戒感が後退しているようにも受け止められます。今週は植田日銀総裁の発言が2度ほどありましたが、特段に為替水準への言及はなく、12月会合での利上げの可能性についても市場環境や景気指標次第とし明言は避けるものとなりました。

円相場の保ち合いに対して欧州通貨ユーロは1.041ドルに続落の一途となり、米国と比較すると欧州経済の停滞、景気後退のリスクが意識されたことや、ウクライナを巡る地政学上のリスクもユーロ売りにつながっている模様です。ドル指数は前日の107.0から107.5ポイントに続伸し、1年ぶりのドルの高値はドル高地合いの継続につながっています。一方で米10年債利回りは同4.42%から4.14%に低下しています。

【石油市況】
原油相場は71.24ドル(+1.14)に続伸して引け、ウクライナとロシアの戦闘の高まりに反応しています。今週はウクライナがが米長距離ミサイルATACMS(エータクムス)や、英ストームシャドーでロシア領を攻撃し、ロシア側は対抗して新型の単距離ミサイル・オレシュニクでウクライナに応戦しました。900キロメートルを僅か15分で着弾するマッハ11の超音速ミサイルは、北朝鮮軍の参戦と同時に戦闘をさらにエスカレートさせる懸念が高まり、トランプ就任の来年1月20日までの双方の陣取り合戦が続くこととになり、中東の緊張から視線が再びウクライナに向かう状況となっています。

【貴金属市況】
株式市場や仮想通貨と違い、金は大統領選後のドル高や長期金利の上昇から修正安を強いられ、10月末の史上最高値2800ドルから2540ドルまで260ドルもの下落を見ました。それでも投機筋の買いが大きく振るわれ14日(木)にボトムをつけ、今週は僅かに5営業日で2700ドルの大台を回復する展開となりました。トランプ政権誕生後の減税政策から米国の債務の膨張が予想されることや、中東やウクライナ・ロシアの緊張が激化し、NATOを巻き込む緊張も懸念される地政学上のリスクも再び高まっています。先週までは資金流出からSPDRも減少を続けましたが、今週は再び資金流入を呼び込んでいます。週明けの円換算は13560円前後になります。

良い週末をお過ごしください!

ATACMS+ストームシャドーに新型中距離ミサイルで対抗

おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場は揃って堅調に推移し、ダウ平均は4万3870ドル(+461)に、ナスダック指数は1万8972(+6)に、S&P500市場も5948(+31)に続伸して引けています。引き続きトランプトレードが続くリスクオン相場で、中でも堅調は仮想通貨市場での大統領選以降は押し目を作る隙もなく連日の上昇、トランプ政権誕生後は仮想通貨推奨の観点から新たなお役所創設の動きもあるようです。

為替市場ではドル円は154円45銭前後で推移、ユーロは1.047ドル前後に大幅に続落し、ドル指数は前日の106.6から107.0ポイントと昨年10月下旬以来の高値となっています。ユーロの下落要因は今週は米英それぞれが長距離ミサイル(ATACMSとストームシャドー)をウクライナに提供し実際に発射させたこたことに対し、ロシア側が一時ICBM(大陸間弾道ミサイル)を使ったとウクライナ側が主張(実際は新型中距離ミサイル)したことで、欧州の地政学上のリスクの広がりにユーロ売りにつながったものと推測されます。米10年債利回りは同4.41%から4.42%に小幅に上昇しています。

【石油市況】
原油は70.10ドル(+1.85)に急反発して引け、上述のウクライナ情勢の緊張を受けての上昇につながった模様です。

【貴金属市況】
大幅な下落に対するリバウンド相場の金は、ウクライナを支援する米英の長距離ミサイルに対するロシア側の報復攻撃に戦況のエスカレートを材料視して続伸、ロシアのICBM騒動は欧州時間に起こり続伸し、米国時間も堅調を維持して2674.9ドル(+23.3)に3日続伸して引けています。260ドルの下落幅に対して本日で半値戻りの水準となります。本日の円換算は13310円前後になります。

英長距離ミサイル「ストームシャドー」も発射

おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場はダウ平均は4万3408ドル(+139)に5日ぶりに反発し、ナスダック指数は1万8966(−21)に反落し、S&P500市場も5917(+0.1)に小幅に続伸して引けています。注目されたエヌビディアの決算は予想を上回る内容でしたが、トランプトレードによる上昇から高値警戒感も付きまとう展開が続いています。

為替市場はドル買いが優勢の展開となり、ドル円は155円35銭前後、ユーロは1.054ドル前後、ドル指数は前日の106.1から106.6ポイントに反発しています。米10年債利回りは同4.39%から4.41%に上昇しています。フェドウォッチでは12月FOMCでの政策金利の追加利下げはほぼ5分5分の状況と伝えられています。

【石油市況】
原油は68.75ドル(−0.49)に3日ぶりに反落して引け、ウクライナとロシアを巡る戦闘のエスカーレートは原油市況よりも、天然ガス相場への影響が懸念されます。本日発表された米エネルギー情報局(EIA)が発表した原油在庫が増加に転じたを嫌気したようです。

【貴金属市況】
11月5日の大統領選以降高値から260ドルもの下落を演じた金は、売り物が一巡すると反発する地合いに転換しています。同時進行で最大金ETFのSPDRも24tもの資金流出に見舞われましたが、ここ4営業日は連日増加し8トン程度増加して値ごろ買いが入っているようです。本日は2651.7t(+20.7)に3日続伸し、先週の直近安値から110ドル戻して引けています。本日の円換算は13290円前後になります。

ウクライナはATACMS使用!

おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場はまちまちな展開、ダウ平均が4万3268ドル(−120)に4日続落し、ナスダック指数は1万8987(+195)に続伸、S&P500市場も5916(+23)に続伸しています。

為替市場ではドル円は一時153円30銭前後までドル売りが入るも、その後はドル買い優勢の展開となり154円60銭前後で推移しています。ユーロも上下動があったものの1.059ドル前後とほぼ前日並みの水準、ドル指数も106.1ポイントと小動き、米10年債利回りは前日の4.41%から4.39%に小幅に低下しています。

【石油市況】
原油は69.24ドル(+0.07)に小幅に続伸して引け、週末に伝わった米長距離ミサイルATACMS(エータクムス)をウクライナに使用許可を出したことから、週明けには実際にウクライナが使用しています。対するロシア側は核の使用条件を緩めることで西側を牽制しています。

【貴金属市況】
前日に急反発した金は、この日もアジア時間から続伸して欧米時間も堅調を維持して2631.0ドル(+16.4)に続伸して引けています。本日の円換算は13150円前後になります。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
広告規制に関する表示事項
お知らせ
最新記事の下に広告が掲載されてしまいますが、当ブログとは一切関係はありません。ご注意下さい。
Archives
Access counter
QRコード(携帯用)
QRコード
  • ライブドアブログ