おはようございます
【金融・為替】
NY株式市場は揃って続落して引けています。ダウ平均は3万8111ドル(−330)に3日続落し、今月17日に史上初の4万ドル乗せからは後退局面が継続しています。ナスダック指数も1万6737(−183)に、S&P500 市場も5235(−31)に続落しています。本日はGDP確定値(1−3月期)が発表され、前回の1.6%から1.3%に下方修正されました。高金利の長期化でも米経済の堅調が維持できる軟着陸(ソフトランディング)期待が後退し、インフレ下の景気後退(スタグフレーション)が意識されているのかも!?
為替市場ではドル円は前日にGW中の2度目の介入水準でもある157円70銭まで円安が進行も、その後は円を買い戻す動きが強まり一時155円40銭割れまで1円以上円高に振れる場面も見られ、現在は156円80銭前後で推移しています。政府の言う過度な変動にも及ばず、適度に調整を入れながらの円安基調は介入の大義名分を削ぐ展開といえるでしょう。ユーロは1.083ドルに反発し、ドル指数は前日の105.1から104.7ポイントに反落し、米10年債利回りも同4.61%から4.55%に低下しました。GDPが下方修正されたことや、新規失業保険申請件数が事前予想を上回つたことは利下げへの期待をつなぎ止める内容です。本日は今週のメインイベント個人消費支出(PCE)デフレーターが注目されます。
【石油市況】
原油は77.91ドル(−1.32)に大幅続落して引けています。株式市場は連日の下落に見られるリスク回避の値動きから、原油市況も上値を抑えられる展開となったと見られることや、米エネルギー情報局(EIA)の石油製品在庫が予想外の増加をみせたことから、石油需要に対する楽観的見方が後退して投機筋の手じまい売りを即した模様です。
【貴金属市況】
金は前日に反落して入った入電後のアジアの時間帯に、週明けの時間外の安値2333.8ドルを下回り、一時2320.8ドルまで大幅に続落する場面が見られました。その後の欧州時間では売りが一巡して反発基調を継続、米国時間ではGDPや失業保険件数の発表から長期金利が低下したことや、ドル高一服の動きから一段と反発し2342.9ドル(+1.7)と僅かながら小反発して引けています。株式や原油がネガティブな反応をしめしたものの、金は数少ない上昇銘柄となりました。本日の円換算は11840円前後になります。
【金融・為替】
NY株式市場は揃って続落して引けています。ダウ平均は3万8111ドル(−330)に3日続落し、今月17日に史上初の4万ドル乗せからは後退局面が継続しています。ナスダック指数も1万6737(−183)に、S&P500 市場も5235(−31)に続落しています。本日はGDP確定値(1−3月期)が発表され、前回の1.6%から1.3%に下方修正されました。高金利の長期化でも米経済の堅調が維持できる軟着陸(ソフトランディング)期待が後退し、インフレ下の景気後退(スタグフレーション)が意識されているのかも!?
為替市場ではドル円は前日にGW中の2度目の介入水準でもある157円70銭まで円安が進行も、その後は円を買い戻す動きが強まり一時155円40銭割れまで1円以上円高に振れる場面も見られ、現在は156円80銭前後で推移しています。政府の言う過度な変動にも及ばず、適度に調整を入れながらの円安基調は介入の大義名分を削ぐ展開といえるでしょう。ユーロは1.083ドルに反発し、ドル指数は前日の105.1から104.7ポイントに反落し、米10年債利回りも同4.61%から4.55%に低下しました。GDPが下方修正されたことや、新規失業保険申請件数が事前予想を上回つたことは利下げへの期待をつなぎ止める内容です。本日は今週のメインイベント個人消費支出(PCE)デフレーターが注目されます。
【石油市況】
原油は77.91ドル(−1.32)に大幅続落して引けています。株式市場は連日の下落に見られるリスク回避の値動きから、原油市況も上値を抑えられる展開となったと見られることや、米エネルギー情報局(EIA)の石油製品在庫が予想外の増加をみせたことから、石油需要に対する楽観的見方が後退して投機筋の手じまい売りを即した模様です。
【貴金属市況】
金は前日に反落して入った入電後のアジアの時間帯に、週明けの時間外の安値2333.8ドルを下回り、一時2320.8ドルまで大幅に続落する場面が見られました。その後の欧州時間では売りが一巡して反発基調を継続、米国時間ではGDPや失業保険件数の発表から長期金利が低下したことや、ドル高一服の動きから一段と反発し2342.9ドル(+1.7)と僅かながら小反発して引けています。株式や原油がネガティブな反応をしめしたものの、金は数少ない上昇銘柄となりました。本日の円換算は11840円前後になります。