おはようございます
【金融・為替】
NY株式市場は上値重く推移し、ダウ平均は3万7735ドル(−45)に反落し、ナスダック指数は1万5683(−181)に、S&P500 市場も5022(−29)に続落して引けています。前日のパウエル議長の発言に見られるように、このところのインフレ指標や労働指標は堅調を維持していることから利下げ見通しは大きく後退、年初今年3回の利下げ見通しも一部には1度きりとの見方もあるようです。
ワシントンで開かれているG20では、日米韓3か国の財務相会談が開かれ「最近の急速な円安およびウォン安に関する日韓の深刻な懸念を認識しつつ、既存の20カ国・地域(G20)コミットメントに沿って、外為市場の動向に関して引き続き緊密に協議する」との文言が盛り込まれる共同声明を発表しました。日本としては円安危惧に対する一定の理解を得たとの感触で、155円台への円安進行には一定のブレーキがかかられるものと推測されます。
為替市場ではこれを受けてかドルを買う動きが後退して、ドル円は154円70銭から154円30銭前後に、ユーロも1.060ドルから1.067ドルに反発し、ドル指数は前日の106.3から105.9ポイントに反落し、米10年債利回りも同4.66%から4.58%に低下しています。
【石油市況】
原油相場は82.67ドル(−2.67)に大幅続落して3日安で引けています。現状はイスラエルによるイランへの報復攻撃は認められていない状況で、親イスラエルの欧米諸国による抑止力によるものか、それともイスラエル国内の諸情勢によるものか定かではありませんが、目先は原油の急騰を抑止する働きと見られます。また、米エネルギー情報局(EIA)による原油在庫の増加も影響したようです。
【貴金属市況】
高値波乱が続く金相場ですが、引き続き上下動のブレの大きい展開が続きます。アジア時間は軟調に推移したものの、欧米時間には一時2412.0ドルまで上昇し、買い一巡後は下落に転じて2388.4ドル(−19.4)に反落して引けています。イスラエルによるイランへの報復は認められず、原油価格が予想外に下落を続けていることは重石、一方で、ドル高や金利高が一服していることは悪材料の後退として受け止められています。本日の円換算は11740円前後になります。
【金融・為替】
NY株式市場は上値重く推移し、ダウ平均は3万7735ドル(−45)に反落し、ナスダック指数は1万5683(−181)に、S&P500 市場も5022(−29)に続落して引けています。前日のパウエル議長の発言に見られるように、このところのインフレ指標や労働指標は堅調を維持していることから利下げ見通しは大きく後退、年初今年3回の利下げ見通しも一部には1度きりとの見方もあるようです。
ワシントンで開かれているG20では、日米韓3か国の財務相会談が開かれ「最近の急速な円安およびウォン安に関する日韓の深刻な懸念を認識しつつ、既存の20カ国・地域(G20)コミットメントに沿って、外為市場の動向に関して引き続き緊密に協議する」との文言が盛り込まれる共同声明を発表しました。日本としては円安危惧に対する一定の理解を得たとの感触で、155円台への円安進行には一定のブレーキがかかられるものと推測されます。
為替市場ではこれを受けてかドルを買う動きが後退して、ドル円は154円70銭から154円30銭前後に、ユーロも1.060ドルから1.067ドルに反発し、ドル指数は前日の106.3から105.9ポイントに反落し、米10年債利回りも同4.66%から4.58%に低下しています。
【石油市況】
原油相場は82.67ドル(−2.67)に大幅続落して3日安で引けています。現状はイスラエルによるイランへの報復攻撃は認められていない状況で、親イスラエルの欧米諸国による抑止力によるものか、それともイスラエル国内の諸情勢によるものか定かではありませんが、目先は原油の急騰を抑止する働きと見られます。また、米エネルギー情報局(EIA)による原油在庫の増加も影響したようです。
【貴金属市況】
高値波乱が続く金相場ですが、引き続き上下動のブレの大きい展開が続きます。アジア時間は軟調に推移したものの、欧米時間には一時2412.0ドルまで上昇し、買い一巡後は下落に転じて2388.4ドル(−19.4)に反落して引けています。イスラエルによるイランへの報復は認められず、原油価格が予想外に下落を続けていることは重石、一方で、ドル高や金利高が一服していることは悪材料の後退として受け止められています。本日の円換算は11740円前後になります。