おはようございます
【金融・為替】
週末のNY株式市場はまちまちな展開、週末、月末、四半期末、年度末を迎えたダウ平均は前日の反発の勢いに200ドル余り反発する場面も見られましたが、買い一巡後は再び売りなおされ3万3507ドル(−158)に反落して引けています。一方でナスダック総合指数は1万3219(+18)と小幅に続伸、S&P500は4288(−11)に反落して引けています。この日は長期金利が4.51%に軟化するも、その後は前日の水準まで接近、FRBの注視する個人消費支出(PCE)は概ね事前予想に合致した結果となりましたが、NY連銀ウイリアムズ総裁は「抑制的なスタンスを当面維持しなければならない」と発言し、金融引き締めの長期化を改めて意識させられる展開となりました。一方で、議会では下院共和党のつなぎ予算案が否決され10月からの政府機関一部閉鎖のリスクが続いています。議会はこの土曜日も審議される予定ですが、合意のハードルは高いとみられ閉鎖の現実味が増しています。
為替市場ではドル円は多少上下にぶれるも149円30銭前後の水準、ユーロは1.057ドル前後、ドル指数は前日の106.1ポイントとほぼ同水準となっています。米10年債利回りは同4.58%から4.57%に小幅に低下しています。9月相場を終えたことで、金融市場全般にポジション調整が一巡したものと思われ、来週からの10月入りは改めてポジションを取り直す動きが予想されますが、議会の動きや、引き締め策の長期化等、投資家には不透明な市場環境が続くことになりそうです。
【石油市況】
原油市場も前日に続きポジション調整がこの日も続き、序盤に93ドル台まで戻すも長期金利が上昇に転じると株式同様に軟化に転じて90.79ドル(−0.92)に続落して引けています。7月の米石油生産量が1299万バレルと史上2番目の高水準であるたことも嫌気要因、最も生産拡大は好調な需要によるもので本来ならば強材料ですが、ポジション調整の売りに逆らえずに引けています。
【貴金属市況】
金は今週に入り前日まで4日続落していましたが、欧州時間には長期金利の低下や、米PCEがほぼ予想値となったことから反発に転じ、一時1896.1ドルと前日比+18ドル前後まで急反発する場面も見られました。しかし、その後は金利の上昇やドル買いの動きから軟化に転じて1866.1ドル(−12.5)に5日続落して引けています。連日のように取組高が減少しているところから、買い方投機筋の投げと弱気の新規売りが交錯していると思われ、四半期末の原油の益出しと金も損失確定売りが午後の取引の重石となった模様です。最も、売られ過ぎによる値ごろ感もあり、新たな四半期入り後の持ち直しも期待したいところです。円建ても夜間では9000円台に返り咲く場面もありましたが、夜間取引終わりは8890円前後でに軟調を強いられて引けています。
良い週末をお過ごしください!
【金融・為替】
週末のNY株式市場はまちまちな展開、週末、月末、四半期末、年度末を迎えたダウ平均は前日の反発の勢いに200ドル余り反発する場面も見られましたが、買い一巡後は再び売りなおされ3万3507ドル(−158)に反落して引けています。一方でナスダック総合指数は1万3219(+18)と小幅に続伸、S&P500は4288(−11)に反落して引けています。この日は長期金利が4.51%に軟化するも、その後は前日の水準まで接近、FRBの注視する個人消費支出(PCE)は概ね事前予想に合致した結果となりましたが、NY連銀ウイリアムズ総裁は「抑制的なスタンスを当面維持しなければならない」と発言し、金融引き締めの長期化を改めて意識させられる展開となりました。一方で、議会では下院共和党のつなぎ予算案が否決され10月からの政府機関一部閉鎖のリスクが続いています。議会はこの土曜日も審議される予定ですが、合意のハードルは高いとみられ閉鎖の現実味が増しています。
為替市場ではドル円は多少上下にぶれるも149円30銭前後の水準、ユーロは1.057ドル前後、ドル指数は前日の106.1ポイントとほぼ同水準となっています。米10年債利回りは同4.58%から4.57%に小幅に低下しています。9月相場を終えたことで、金融市場全般にポジション調整が一巡したものと思われ、来週からの10月入りは改めてポジションを取り直す動きが予想されますが、議会の動きや、引き締め策の長期化等、投資家には不透明な市場環境が続くことになりそうです。
【石油市況】
原油市場も前日に続きポジション調整がこの日も続き、序盤に93ドル台まで戻すも長期金利が上昇に転じると株式同様に軟化に転じて90.79ドル(−0.92)に続落して引けています。7月の米石油生産量が1299万バレルと史上2番目の高水準であるたことも嫌気要因、最も生産拡大は好調な需要によるもので本来ならば強材料ですが、ポジション調整の売りに逆らえずに引けています。
【貴金属市況】
金は今週に入り前日まで4日続落していましたが、欧州時間には長期金利の低下や、米PCEがほぼ予想値となったことから反発に転じ、一時1896.1ドルと前日比+18ドル前後まで急反発する場面も見られました。しかし、その後は金利の上昇やドル買いの動きから軟化に転じて1866.1ドル(−12.5)に5日続落して引けています。連日のように取組高が減少しているところから、買い方投機筋の投げと弱気の新規売りが交錯していると思われ、四半期末の原油の益出しと金も損失確定売りが午後の取引の重石となった模様です。最も、売られ過ぎによる値ごろ感もあり、新たな四半期入り後の持ち直しも期待したいところです。円建ても夜間では9000円台に返り咲く場面もありましたが、夜間取引終わりは8890円前後でに軟調を強いられて引けています。
良い週末をお過ごしください!