おはようございます
【金融・為替】
米国市場の10月最終営業日の取引となりますが、来週より11月入りとなり取引も「冬期間」となることから、開始時間と終了時間がそれぞれ1時間繰り下がります。「秋深しですね!」
週末、月末の米株式市場はダウ平均が3万5819ドル(+89)に続伸して最高値に迫り10月を締めくくっています。ナスダック市場は1万5498(+50)に続伸して高値を更新、S&P500市場も4605(+8)に高値更新して終了、アップルやアマゾンといった一部事前予想を下回る銘柄も見られましたが、企業決算は概ね好調を維持し10月の株高に寄与した模様です。
為替市場ではドル買い優勢となり、前日に一時113円20銭台に沈んだドル円は再び114円近辺まで反発(円は反落)しています。ユーロも1.156ドルまで沈み、ドル指数は前日の93.3から94.1まで急反発に転じています。月末のポジション調整に加えて、米国が来週11月3日もテーパリング決定が予想される状況とは対照的に、出口に向けて周回遅れの欧州のユーロ、更に2周回遅れの日本円と違いを再認識させられるドル買いとなりました。米10年債利回りはアジア時間から1.6%台の乗せて推移、米国時間入り後は軟化して1.566%前後でした。
【石油市況】
原油は83.57ドル(+0.76)に続伸して引けていますが、期中限月はマイナスと高安まちまちな展開となっています。総じて7年ぶりの高値を維持しての10月相場ですが、来週11月4日のOPECプラスの会合では期待される増産は難しい情勢と見られ、インフレ問題も含めて需給ひっ迫相場の長期化が懸念されます。
【貴金属市況】
金はアジア時間中盤から欧州、更にNY入りまで長期金利が上昇を維持して上値の重い展開になり1800ドル維持できずに推移、逆に米国時間中盤では長期金利が低下に転じたものの、今度はドルが今月中旬以来2週間ぶりの水準に上昇してドル高を嫌気する転移となり、一時は1770ドル台中盤まで下落し引けにかけては持ち直す動きとなったものの1783.9ドル(−18.7)に3日ぶりに反落して引けています。1750ドル前後の下値堅く、1800ドル前後の上値重い展開が続きます。今週は5営業日のうちの2営業日は大台乗せの終値もあり上に抜け出せる期待を抱かせましたが、ドル高に押し切られるかたちで下に押し返されてレンジ相場の継続となります。来週はFOMCのイベントを織り込むことになりますが、どのような反応を示すのか注目されます。週明けの円換算は6525円前後になります。
良い週末をお過ごしください!
【金融・為替】
米国市場の10月最終営業日の取引となりますが、来週より11月入りとなり取引も「冬期間」となることから、開始時間と終了時間がそれぞれ1時間繰り下がります。「秋深しですね!」
週末、月末の米株式市場はダウ平均が3万5819ドル(+89)に続伸して最高値に迫り10月を締めくくっています。ナスダック市場は1万5498(+50)に続伸して高値を更新、S&P500市場も4605(+8)に高値更新して終了、アップルやアマゾンといった一部事前予想を下回る銘柄も見られましたが、企業決算は概ね好調を維持し10月の株高に寄与した模様です。
為替市場ではドル買い優勢となり、前日に一時113円20銭台に沈んだドル円は再び114円近辺まで反発(円は反落)しています。ユーロも1.156ドルまで沈み、ドル指数は前日の93.3から94.1まで急反発に転じています。月末のポジション調整に加えて、米国が来週11月3日もテーパリング決定が予想される状況とは対照的に、出口に向けて周回遅れの欧州のユーロ、更に2周回遅れの日本円と違いを再認識させられるドル買いとなりました。米10年債利回りはアジア時間から1.6%台の乗せて推移、米国時間入り後は軟化して1.566%前後でした。
【石油市況】
原油は83.57ドル(+0.76)に続伸して引けていますが、期中限月はマイナスと高安まちまちな展開となっています。総じて7年ぶりの高値を維持しての10月相場ですが、来週11月4日のOPECプラスの会合では期待される増産は難しい情勢と見られ、インフレ問題も含めて需給ひっ迫相場の長期化が懸念されます。
【貴金属市況】
金はアジア時間中盤から欧州、更にNY入りまで長期金利が上昇を維持して上値の重い展開になり1800ドル維持できずに推移、逆に米国時間中盤では長期金利が低下に転じたものの、今度はドルが今月中旬以来2週間ぶりの水準に上昇してドル高を嫌気する転移となり、一時は1770ドル台中盤まで下落し引けにかけては持ち直す動きとなったものの1783.9ドル(−18.7)に3日ぶりに反落して引けています。1750ドル前後の下値堅く、1800ドル前後の上値重い展開が続きます。今週は5営業日のうちの2営業日は大台乗せの終値もあり上に抜け出せる期待を抱かせましたが、ドル高に押し切られるかたちで下に押し返されてレンジ相場の継続となります。来週はFOMCのイベントを織り込むことになりますが、どのような反応を示すのか注目されます。週明けの円換算は6525円前後になります。
良い週末をお過ごしください!