おはようございます
【金融・為替】
週明けの米株はダウ平均が3万5399ドル(−55)に反落し、ナスダック総合指数は1万5265(+136)に続伸し高値を連日の更新、S&P500市場も4528(+19)に続伸して引けています。全般に週末のパウエル議長のハト派発言は、引き続き株高のリスク選好を支える構図となっています。一方でデルタ株の感染の広がりにより経済活動の後退懸念や、アフガン情勢を受けてバイデン政権の支持率が就任後初の50割れとなり、今後の政局やインフラ投資などの影響などが気がかりな情勢です。為替市場はドル円が109円90銭前後と小動き、ユーロも1.179ドル前後で推移、ドル指数は92.7ポイントと週末比でほぼ変わらずの水準です。米10年債利回りは週末の1.3%から1.284%に低下しています。
【石油市況】
原油は69.21ドル(+0.47)に続伸して引けています。大型のハリケーン「アイダ」は熱帯性低気圧に勢力は衰えたものの、速度がペースダウンし操業停止から再開への時間が見通せないことに反応を示しています。
【貴金属市況】
金は先週アフガン情勢による地政学上のリスクを買ったことや、パウエル議長のハト派発言に押されて1820ドル台まで4週間ぶりの高値に買い進む展開となりました。週明けはアジア市場の前半こそ勢いを保ったものの、徐々に上昇に対する益出しと見られる売りに押される展開から1820ドルを割り込み、売りが先行する地合いが続きました。欧米時間もその流れが続き1812.2ドル(−7.3)に3日ぶりに反落して引けています。引き続き金ETFへの投資資金の流入は逆流して冴えない状況ですが、CFTCによると先物市場のネット買い越しは8/24日現在655.2tと、2月下旬以来の水準まで復活してきています。取組高も再び50万枚に乗せていて、今後の積み増し期待も持てる状況です。但し、ここからの息切れ症状が今年の相場の上値の芽を摘む展開も多く、直近高値の1835ドルや節目の1850ドルを抜けるには一段の投機筋のポジション積み上げが望まれるところでしょうか。新興国の中銀保有の増加傾向や、欧州での個人保有の増加などが認められる環境のもと今後の展開が注目されます。本日の円換算は6395円前後になります。
【金融・為替】
週明けの米株はダウ平均が3万5399ドル(−55)に反落し、ナスダック総合指数は1万5265(+136)に続伸し高値を連日の更新、S&P500市場も4528(+19)に続伸して引けています。全般に週末のパウエル議長のハト派発言は、引き続き株高のリスク選好を支える構図となっています。一方でデルタ株の感染の広がりにより経済活動の後退懸念や、アフガン情勢を受けてバイデン政権の支持率が就任後初の50割れとなり、今後の政局やインフラ投資などの影響などが気がかりな情勢です。為替市場はドル円が109円90銭前後と小動き、ユーロも1.179ドル前後で推移、ドル指数は92.7ポイントと週末比でほぼ変わらずの水準です。米10年債利回りは週末の1.3%から1.284%に低下しています。
【石油市況】
原油は69.21ドル(+0.47)に続伸して引けています。大型のハリケーン「アイダ」は熱帯性低気圧に勢力は衰えたものの、速度がペースダウンし操業停止から再開への時間が見通せないことに反応を示しています。
【貴金属市況】
金は先週アフガン情勢による地政学上のリスクを買ったことや、パウエル議長のハト派発言に押されて1820ドル台まで4週間ぶりの高値に買い進む展開となりました。週明けはアジア市場の前半こそ勢いを保ったものの、徐々に上昇に対する益出しと見られる売りに押される展開から1820ドルを割り込み、売りが先行する地合いが続きました。欧米時間もその流れが続き1812.2ドル(−7.3)に3日ぶりに反落して引けています。引き続き金ETFへの投資資金の流入は逆流して冴えない状況ですが、CFTCによると先物市場のネット買い越しは8/24日現在655.2tと、2月下旬以来の水準まで復活してきています。取組高も再び50万枚に乗せていて、今後の積み増し期待も持てる状況です。但し、ここからの息切れ症状が今年の相場の上値の芽を摘む展開も多く、直近高値の1835ドルや節目の1850ドルを抜けるには一段の投機筋のポジション積み上げが望まれるところでしょうか。新興国の中銀保有の増加傾向や、欧州での個人保有の増加などが認められる環境のもと今後の展開が注目されます。本日の円換算は6395円前後になります。