おはようございます
【金融・為替】
週末&月末にNY株式市場は反落して引けています。ダウ平均は3万4935ドル(−149)に、ナスダック市場は1万4672(−105)に、S&P500市場は4395(−23)で引けています。為替市場は株安の影響もありドル売りが後退して、ドル円が109円70銭前後に、ユーロは1.186ドルに、ドル指数は前日の91.9ポイントから再び台乗せして92.1ポイントに反発して引けています。米10年債利回りは1.224%に低下しています。
この日発表された個人消費支出は順調な伸びを示しています。一方でデルタ株の感染拡大に米疾病対策センター(CDC)は再びマスク着用の勧告を出した要因として、東部のクラスターの発生による感染者469人のうち74%がワクチン接種者であったことから、接種者でも感染して他者にも感染させる可能性を指摘しています。また、前日のFOMC後の会見でパウエル議長のハト派発言とは温度差のある発言が地区連銀総裁からありました。セントルイス連銀ブラード総裁が「この秋にも資産購入ペースを縮小すべき」と発言しています。FRB幹部のテーパリングに環境は整っていないとのハト派意見に対して、一部のタカ派意見が伝えられ、市場へのテーパリングへの慣れを醸成する意図も見られるようです。
【原油市況】
原油は上げ足を強めて一時74ドルまで続伸する場面があり、引けにかけては高値から離れたものの73.95ドル(+0.33)に3日続伸して引けています。米国内の在庫減が引き続き需要の拡大傾向と見る面と、デルタ株の感染拡大による経済活動の停滞懸念の綱引き状態となっています。
【貴金属市況】
前日にFOMCによりテーパリングの早期実施の可能性が低いと見た買いに大幅に続伸した金ですが、本日はドル安一服や月末要因、更にブラードセントルイス連銀総裁の秋にはテーパリング開始発言から下落に転じ1817.2ドル(−18.6)に反落して引けています。6月FOMC以前の水準である1850〜1860ドルへの上昇はまだかなわない情勢となりましたが、1800ドル前後には買いが控えることがここのところ確認されていることから出直りのきっかけが欲しいところです。週明けの円換算は6400円前後になります。
良い週末をお過ごしください!
【金融・為替】
週末&月末にNY株式市場は反落して引けています。ダウ平均は3万4935ドル(−149)に、ナスダック市場は1万4672(−105)に、S&P500市場は4395(−23)で引けています。為替市場は株安の影響もありドル売りが後退して、ドル円が109円70銭前後に、ユーロは1.186ドルに、ドル指数は前日の91.9ポイントから再び台乗せして92.1ポイントに反発して引けています。米10年債利回りは1.224%に低下しています。
この日発表された個人消費支出は順調な伸びを示しています。一方でデルタ株の感染拡大に米疾病対策センター(CDC)は再びマスク着用の勧告を出した要因として、東部のクラスターの発生による感染者469人のうち74%がワクチン接種者であったことから、接種者でも感染して他者にも感染させる可能性を指摘しています。また、前日のFOMC後の会見でパウエル議長のハト派発言とは温度差のある発言が地区連銀総裁からありました。セントルイス連銀ブラード総裁が「この秋にも資産購入ペースを縮小すべき」と発言しています。FRB幹部のテーパリングに環境は整っていないとのハト派意見に対して、一部のタカ派意見が伝えられ、市場へのテーパリングへの慣れを醸成する意図も見られるようです。
【原油市況】
原油は上げ足を強めて一時74ドルまで続伸する場面があり、引けにかけては高値から離れたものの73.95ドル(+0.33)に3日続伸して引けています。米国内の在庫減が引き続き需要の拡大傾向と見る面と、デルタ株の感染拡大による経済活動の停滞懸念の綱引き状態となっています。
【貴金属市況】
前日にFOMCによりテーパリングの早期実施の可能性が低いと見た買いに大幅に続伸した金ですが、本日はドル安一服や月末要因、更にブラードセントルイス連銀総裁の秋にはテーパリング開始発言から下落に転じ1817.2ドル(−18.6)に反落して引けています。6月FOMC以前の水準である1850〜1860ドルへの上昇はまだかなわない情勢となりましたが、1800ドル前後には買いが控えることがここのところ確認されていることから出直りのきっかけが欲しいところです。週明けの円換算は6400円前後になります。
良い週末をお過ごしください!