おはようございます
11月も最終営業日、明日からは師走相場入りとなります。今週は米国では製造業景況指数&非製造業景況指数、そして週末には雇用統計、欧州では製造業購買担当者景況指数(PMI)に10月の小売売上高、そして英国とEUとの交渉が大詰めとなります。バイデン新政権では金融市場注目の次期財務長官が発表される予定で、市場が期待するイエレン前FRB議長となれば安心感の広がりに寄与しそうです。
株高のリスク選好の中で安全資産としての金は手仕舞い売り週末は節目の1800ドルを割り込む事態となっています。8月の2000ドル相場が「大天井」との指摘も一部にはありますが、新財務長官の発表あたりが金の押し目底形成に一役買う可能性も考えられます。コロナによる財政出動やゼロ金利政策は長期化する見通しで、金を取り巻く環境に大きな変化は見られない状況ながら、ワクチン開発の過剰評価のリスク選好の株高に押されています。今後の米国財政は双子の赤字拡大(貿易&財政)が予想され、通貨米ドルの信認が一層棄損される見通しです。
200日移動平均線を割り込み、先行きにネガティブな投資家心理となりますが、相対力指数(RSI)は3月のコロナ下で1700ドルから1450ドルに急落した状況(円建て5900からの1000円下げ)以来の売られ過ぎを示す30ポイント割れ、売り一巡移行は再び2000ドルを目指す展開を想定しています。
今週もよろしくお願いします!
11月も最終営業日、明日からは師走相場入りとなります。今週は米国では製造業景況指数&非製造業景況指数、そして週末には雇用統計、欧州では製造業購買担当者景況指数(PMI)に10月の小売売上高、そして英国とEUとの交渉が大詰めとなります。バイデン新政権では金融市場注目の次期財務長官が発表される予定で、市場が期待するイエレン前FRB議長となれば安心感の広がりに寄与しそうです。
株高のリスク選好の中で安全資産としての金は手仕舞い売り週末は節目の1800ドルを割り込む事態となっています。8月の2000ドル相場が「大天井」との指摘も一部にはありますが、新財務長官の発表あたりが金の押し目底形成に一役買う可能性も考えられます。コロナによる財政出動やゼロ金利政策は長期化する見通しで、金を取り巻く環境に大きな変化は見られない状況ながら、ワクチン開発の過剰評価のリスク選好の株高に押されています。今後の米国財政は双子の赤字拡大(貿易&財政)が予想され、通貨米ドルの信認が一層棄損される見通しです。
200日移動平均線を割り込み、先行きにネガティブな投資家心理となりますが、相対力指数(RSI)は3月のコロナ下で1700ドルから1450ドルに急落した状況(円建て5900からの1000円下げ)以来の売られ過ぎを示す30ポイント割れ、売り一巡移行は再び2000ドルを目指す展開を想定しています。
今週もよろしくお願いします!