おはようございます
10月最後の土曜日、今日は「満月&ハロウィン」が重なり46年ぶりとのこと、加えて「ブルームーン」(同じ月に2度の満月)ということで希少価値の高い1日とのこと、因みに46年前は昭和49年のことで筆者は花の高校生でしたが、ハロウィンどころかバレンタインデーの習慣すらまだ?(もてない男子高生のひがみ)であったような・・・・。
余談が長くなりました、さて、今週発表された米第3四半期GDPは33.1%と過去最大ということですが、前期が−31.8%ということを加味すると実質上は前年比−3%台に後退ということ、昨日は欧州のGDPも前期比12.7%と伸びを示していますが、米国と同様に感染拡大から一部にロックダウン(都市封鎖)の再開もあり、景気回復には程遠い情勢です。
金融市場の今週のリスク回避の動きは大統領選まえの景気刺激策が不発に終えたこともありますが、感染拡大による行動制限から先行きの景気の腰折れ予測が重石となっているようです。来週は選挙を巡る混乱も予想され予断を許さない状況が続きそうです。そんななかで今週ECBが追加緩和を示唆して、ある意味ユーロ高の牽制となる効果もあり通貨ユーロが下落しました。一方のFRBも来週はFOMCが開かれる予定で、選挙の結果が不透明な状況のなかでの開催となりますが、コロナ感染拡大による経済の腰折れ、特に失業者数の再増加の食い止めのためになんらかの緩和策の示唆があるものと推測されます。
米国ではコロナ以前に比較して失業者数はまだ1100万人を超えている厳しい雇用状況が続き、中銀の政策だけでは明らかに片手落ち、新政権による財政出動も必須で財政赤字拡大覚悟のバラマキが必要不可欠の情勢です。
【金融・為替】
さて、週末・月末の米国市場ですが、ダウ平均は一時500ドル超の下落場面が見られましたが、引けにかけてはポジション調整もあり下げ幅を詰めて2万6501ドル(−157)に反落して引けています。ナスダック市場やS&P500も反落し引けています。波乱の10月相場は終了し、ダウ平均は前月比で1200ドル強の下落となりました。感染拡大による行動制限と、追加経済対策の見送りが影響しました。
為替市場は引き続きドルを買い戻す展開となり、対ユーロで1.164ドルにドルは続伸し、ドル指数は94.0ポイントに続伸して引けています。一方のドル円はリスク回避の円買いに一時104円10銭近辺まで円高が進むも、株価が安値から戻したこともあり104円65銭前後で終了しました。米10年債利回りは0.872%に上昇、株安も長期債の入札の不調や、先行きの財政出動による財政赤字の拡大が意識されている模様です。
【商品市況】
WTI原油は35.79ドル(−0.38)に続落して引け、株安のリスク回避の動きや、コロナによる行動制限が重石、シェール掘削リグ数も10基増となり下落要因となっています。金は3日ぶりに反発に転じ1879.9ドル(+11.9)に反発して引けています。株安に伴う換金売りに見舞われた今週の展開でしたが、ドル高継続の中の逆風の中で反発して引け安全資産として見直される展開となりました。週明けの円換算は6330円前後になります。
良い週末をお過ごしください!
10月最後の土曜日、今日は「満月&ハロウィン」が重なり46年ぶりとのこと、加えて「ブルームーン」(同じ月に2度の満月)ということで希少価値の高い1日とのこと、因みに46年前は昭和49年のことで筆者は花の高校生でしたが、ハロウィンどころかバレンタインデーの習慣すらまだ?(もてない男子高生のひがみ)であったような・・・・。
余談が長くなりました、さて、今週発表された米第3四半期GDPは33.1%と過去最大ということですが、前期が−31.8%ということを加味すると実質上は前年比−3%台に後退ということ、昨日は欧州のGDPも前期比12.7%と伸びを示していますが、米国と同様に感染拡大から一部にロックダウン(都市封鎖)の再開もあり、景気回復には程遠い情勢です。
金融市場の今週のリスク回避の動きは大統領選まえの景気刺激策が不発に終えたこともありますが、感染拡大による行動制限から先行きの景気の腰折れ予測が重石となっているようです。来週は選挙を巡る混乱も予想され予断を許さない状況が続きそうです。そんななかで今週ECBが追加緩和を示唆して、ある意味ユーロ高の牽制となる効果もあり通貨ユーロが下落しました。一方のFRBも来週はFOMCが開かれる予定で、選挙の結果が不透明な状況のなかでの開催となりますが、コロナ感染拡大による経済の腰折れ、特に失業者数の再増加の食い止めのためになんらかの緩和策の示唆があるものと推測されます。
米国ではコロナ以前に比較して失業者数はまだ1100万人を超えている厳しい雇用状況が続き、中銀の政策だけでは明らかに片手落ち、新政権による財政出動も必須で財政赤字拡大覚悟のバラマキが必要不可欠の情勢です。
【金融・為替】
さて、週末・月末の米国市場ですが、ダウ平均は一時500ドル超の下落場面が見られましたが、引けにかけてはポジション調整もあり下げ幅を詰めて2万6501ドル(−157)に反落して引けています。ナスダック市場やS&P500も反落し引けています。波乱の10月相場は終了し、ダウ平均は前月比で1200ドル強の下落となりました。感染拡大による行動制限と、追加経済対策の見送りが影響しました。
為替市場は引き続きドルを買い戻す展開となり、対ユーロで1.164ドルにドルは続伸し、ドル指数は94.0ポイントに続伸して引けています。一方のドル円はリスク回避の円買いに一時104円10銭近辺まで円高が進むも、株価が安値から戻したこともあり104円65銭前後で終了しました。米10年債利回りは0.872%に上昇、株安も長期債の入札の不調や、先行きの財政出動による財政赤字の拡大が意識されている模様です。
【商品市況】
WTI原油は35.79ドル(−0.38)に続落して引け、株安のリスク回避の動きや、コロナによる行動制限が重石、シェール掘削リグ数も10基増となり下落要因となっています。金は3日ぶりに反発に転じ1879.9ドル(+11.9)に反発して引けています。株安に伴う換金売りに見舞われた今週の展開でしたが、ドル高継続の中の逆風の中で反発して引け安全資産として見直される展開となりました。週明けの円換算は6330円前後になります。
良い週末をお過ごしください!