おはようございます
【金融・為替】
国際保健機構(WHO)は本日未明に中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎を「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」と宣言しました。宣言が出たことで国際社会の監視強化や流行を防ぐ措置を促すことになります。危機的状況を国際社会に幅広く周知させる目的で、政府や企業から資金や物資などの支援が拡大する効果が期待できる一方で、強制的な拘束力はありません。宣言によって人や物の移動が一段と制限される状況が予想され、特に中国経済にとっては大きな打撃となる可能性が高いと考えられます。30日に現在の感染者数7818人、死者は170人に上っています。
30日にWHOが緊急招集を発表したこともあり、アジアから欧州にかけて株価が大きく下落する展開となり、NYダウ平均も100ドル超の下落から取引が開始されリスク回避の動きとなるも、緊急事態宣言が発表されると逆に株価が反発に転じ、ドルが買い戻される動きに変わりダウは2万8859ドル(+110)に3日続伸して引けています。市場は「噂で売って事実で買う」という反応を示したようです。為替はドル円は一時108円50銭台まで下落後(円は上昇)に、株価同様に反発に転じて108円95銭前後で推移しています。ユーロは1.103ドルに急反発し、ドル指数は97.8ポイントに反落しています。米10年債利回りは1.588%と水準は切り下がった状況が続いています。
【石油市況】
原油は52.14ドル(−1.19)に大幅続落して直近安値を更新して引けています。引き続き新型肺炎の拡大観測が原油需要の減退につながるリスクにネガティブな展開を強いられています。
【貴金属市況】
金は新型肺炎の拡大に株式などのリスク商品が下落を強いられる動きや、ドル安背景に続伸して1589.2ドル(+13.2)と戻り高値を更新して引けています。但し、引け後にWHOによる緊急事態宣言以降に株価が反発に転じると軟化して、引け値から10ドル前後軟化を強いられる展開となっています。本日の円換算は5510円前後になります。
【穀物市況】
穀物市場は大豆・コーンともに下落して、今後の中国上の減退観測に押されています。
【金融・為替】
国際保健機構(WHO)は本日未明に中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎を「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」と宣言しました。宣言が出たことで国際社会の監視強化や流行を防ぐ措置を促すことになります。危機的状況を国際社会に幅広く周知させる目的で、政府や企業から資金や物資などの支援が拡大する効果が期待できる一方で、強制的な拘束力はありません。宣言によって人や物の移動が一段と制限される状況が予想され、特に中国経済にとっては大きな打撃となる可能性が高いと考えられます。30日に現在の感染者数7818人、死者は170人に上っています。
30日にWHOが緊急招集を発表したこともあり、アジアから欧州にかけて株価が大きく下落する展開となり、NYダウ平均も100ドル超の下落から取引が開始されリスク回避の動きとなるも、緊急事態宣言が発表されると逆に株価が反発に転じ、ドルが買い戻される動きに変わりダウは2万8859ドル(+110)に3日続伸して引けています。市場は「噂で売って事実で買う」という反応を示したようです。為替はドル円は一時108円50銭台まで下落後(円は上昇)に、株価同様に反発に転じて108円95銭前後で推移しています。ユーロは1.103ドルに急反発し、ドル指数は97.8ポイントに反落しています。米10年債利回りは1.588%と水準は切り下がった状況が続いています。
【石油市況】
原油は52.14ドル(−1.19)に大幅続落して直近安値を更新して引けています。引き続き新型肺炎の拡大観測が原油需要の減退につながるリスクにネガティブな展開を強いられています。
【貴金属市況】
金は新型肺炎の拡大に株式などのリスク商品が下落を強いられる動きや、ドル安背景に続伸して1589.2ドル(+13.2)と戻り高値を更新して引けています。但し、引け後にWHOによる緊急事態宣言以降に株価が反発に転じると軟化して、引け値から10ドル前後軟化を強いられる展開となっています。本日の円換算は5510円前後になります。
【穀物市況】
穀物市場は大豆・コーンともに下落して、今後の中国上の減退観測に押されています。