おはようございます
明日から9月入りとなりますが、週明けの米国市場はレーバーデー(勤労感謝の日)の休場で3連休となります。米国ではハリケーン「ドリアン」がカテゴリー4と勢力が強いと見られ、被害が予想されるためにトランプ大統領のポーランドへの外遊は見送りとなりました。米中関連では中国外務省報道官が「米中の交渉団が効果的な意思疎通を続けている」との発言が伝わり、9月以降の交渉への期待が維持されています。
ダウ平均は2万6403ドル(+41)と3日続伸し3週ぶり高値を維持、為替はユーロが1.099ドルと対ドル相場では2年3ヶ月ぶりの安値に、反対にドル指数は98.8ポイントとこちらも2年3ヶ月ぶりの安値を示現、ドル円は106円25銭前後で取引終了、9月は18日のFOMC前の12日にECB理事会が予定されていて、なんらの緩和策が発表される可能性が高くユーロ売りにつながっています。
欧州では中国経済の依存率の高いドイツの景気後退の可能性が高まっていること(2四半期連続のマイナス成長が景気後退と見なされる)、10月末の英国のEU離脱問題では英議会の閉会の長期化から、合意なき離脱が懸念されていること、加えてイタリアの政局不安と放漫財政観測がユーロの戻りを鈍いものにしています。FOMCに関しても利下げは確実視されているものの、米国の景気指標は比較的底堅く推移しているために、米中貿易戦争の予防的利下げの継続は今後の協議にかかる状況です。
商品市場では原油が55.10ドル(−1.61)に急反落していて、ハリケーン襲来の石油施設の稼動休止の影響よりも、原油需要の減速観測に押されているようです。金は1529.4ドル(−7.5)と3日続落し、今週の高値からは30ドル前後の調整となります。米中の緊張緩和やドル高に押される展開(円換算5185円前後)となっています。今後も米中の貿易戦争の度合いや、FRBの金融政策、更にドル相場との相関性が注目されます。
良い週末をお過ごしください!
明日から9月入りとなりますが、週明けの米国市場はレーバーデー(勤労感謝の日)の休場で3連休となります。米国ではハリケーン「ドリアン」がカテゴリー4と勢力が強いと見られ、被害が予想されるためにトランプ大統領のポーランドへの外遊は見送りとなりました。米中関連では中国外務省報道官が「米中の交渉団が効果的な意思疎通を続けている」との発言が伝わり、9月以降の交渉への期待が維持されています。
ダウ平均は2万6403ドル(+41)と3日続伸し3週ぶり高値を維持、為替はユーロが1.099ドルと対ドル相場では2年3ヶ月ぶりの安値に、反対にドル指数は98.8ポイントとこちらも2年3ヶ月ぶりの安値を示現、ドル円は106円25銭前後で取引終了、9月は18日のFOMC前の12日にECB理事会が予定されていて、なんらの緩和策が発表される可能性が高くユーロ売りにつながっています。
欧州では中国経済の依存率の高いドイツの景気後退の可能性が高まっていること(2四半期連続のマイナス成長が景気後退と見なされる)、10月末の英国のEU離脱問題では英議会の閉会の長期化から、合意なき離脱が懸念されていること、加えてイタリアの政局不安と放漫財政観測がユーロの戻りを鈍いものにしています。FOMCに関しても利下げは確実視されているものの、米国の景気指標は比較的底堅く推移しているために、米中貿易戦争の予防的利下げの継続は今後の協議にかかる状況です。
商品市場では原油が55.10ドル(−1.61)に急反落していて、ハリケーン襲来の石油施設の稼動休止の影響よりも、原油需要の減速観測に押されているようです。金は1529.4ドル(−7.5)と3日続落し、今週の高値からは30ドル前後の調整となります。米中の緊張緩和やドル高に押される展開(円換算5185円前後)となっています。今後も米中の貿易戦争の度合いや、FRBの金融政策、更にドル相場との相関性が注目されます。
良い週末をお過ごしください!