おはようございます。さくらの満開も「花冷え」が残念な週末です。
英国のEU離脱法案は3度めの議決も合意に至らず否決され、4月12日までに英国が今後の方針をEUに報告することとなり、引き続き合意なき離脱の可能性が残ることになります。EU側は合意なき離脱に備えて来月10日に緊急の首脳会談を予定、英国内ではメイ首相の離脱案以外の案を模索することが予想されますが、現状では与野党の一本化が難しい情勢で新たな法案の提出期限が秒読み段階に入ります。市場は来週以降もハードブレグジットの可能性に晒されて、通貨ポンド&ユーロも翻弄されることになりそうです。
米中ぼ貿易に関する閣僚級協議は今週北京で開かれましたが、米財務長官ムニューシンはツイッターで有意義な交渉だったと述べ、来週のワシントンでの協議に期待する含みを発信しています。但し、米国の中国製品に対する関税に対して中国側は即時廃止を主張する一方で、米国側は中国との合意の履行に対する不信感が残っているものと見られ、合意遵守に違反した場合の罰則規定等の交渉が難航しているものと見られ、来週の協議に持ち越されて模様です。トランプ大統領はロシア疑惑の詳細な報告書が4月中旬までに議会に提出される逆風の中、次の手柄は米中貿易協議の合意後の習主席との会談を見据えていますが今後の協議次第となりそうです。
ニューヨークダウ平均は2万5928ドル(+211)に急反発に転じ、再び米中の貿易協議進展期待が株価を押し上げた模様です。長短金利の逆転も一時解消されて金融株や、原油高による石油セクターが上昇を牽引した模様です。為替市場は比較的静かな値動きでドル円が110円80銭前後、ユーロが1.121ドル前後、ドル指数も97.2ポイントと前日比では小動きに終始しました。米10年債利回りは2.410%に小幅上昇しています。
商品市場では原油が4ヶ月ぶりに60ドルの大台に復帰し60.14ドル(+0.84)で引け、米中協議への期待に加えて、OPECの減産にロシアが9月までの延長に合意したとの報に反応を示しています。金は取引序盤に前日の下落を受けて続落する場面が見られましたが、PCEデフレーターで物価上昇が緩やかなことが確認され上昇に転じて1295.0ドル(+5.2)に反発して引けています。(円換算4595円前後)
良い週末をお過ごしください!
英国のEU離脱法案は3度めの議決も合意に至らず否決され、4月12日までに英国が今後の方針をEUに報告することとなり、引き続き合意なき離脱の可能性が残ることになります。EU側は合意なき離脱に備えて来月10日に緊急の首脳会談を予定、英国内ではメイ首相の離脱案以外の案を模索することが予想されますが、現状では与野党の一本化が難しい情勢で新たな法案の提出期限が秒読み段階に入ります。市場は来週以降もハードブレグジットの可能性に晒されて、通貨ポンド&ユーロも翻弄されることになりそうです。
米中ぼ貿易に関する閣僚級協議は今週北京で開かれましたが、米財務長官ムニューシンはツイッターで有意義な交渉だったと述べ、来週のワシントンでの協議に期待する含みを発信しています。但し、米国の中国製品に対する関税に対して中国側は即時廃止を主張する一方で、米国側は中国との合意の履行に対する不信感が残っているものと見られ、合意遵守に違反した場合の罰則規定等の交渉が難航しているものと見られ、来週の協議に持ち越されて模様です。トランプ大統領はロシア疑惑の詳細な報告書が4月中旬までに議会に提出される逆風の中、次の手柄は米中貿易協議の合意後の習主席との会談を見据えていますが今後の協議次第となりそうです。
ニューヨークダウ平均は2万5928ドル(+211)に急反発に転じ、再び米中の貿易協議進展期待が株価を押し上げた模様です。長短金利の逆転も一時解消されて金融株や、原油高による石油セクターが上昇を牽引した模様です。為替市場は比較的静かな値動きでドル円が110円80銭前後、ユーロが1.121ドル前後、ドル指数も97.2ポイントと前日比では小動きに終始しました。米10年債利回りは2.410%に小幅上昇しています。
商品市場では原油が4ヶ月ぶりに60ドルの大台に復帰し60.14ドル(+0.84)で引け、米中協議への期待に加えて、OPECの減産にロシアが9月までの延長に合意したとの報に反応を示しています。金は取引序盤に前日の下落を受けて続落する場面が見られましたが、PCEデフレーターで物価上昇が緩やかなことが確認され上昇に転じて1295.0ドル(+5.2)に反発して引けています。(円換算4595円前後)
良い週末をお過ごしください!