おはようございます
【金融・為替】
昨日の午後、安倍首相の所信表明演説では「デフレ脱却を目指し、引き続き経済最優先で政権運営にあたる」と述べたことを契機に円相場は一時109円74銭で円安進行、欧米市場では109円台前半で落ち着いた動きとなり、現在は109円45銭近辺で推移しています。ユーロも一時1.266ドルと1年10ヶ月ぶりの安値を付けて、現在は1.268ドル前後で推移(対円は138.9円)しています。
ダウは序盤に110ドル前後下げる場面がありましたが、引けにかけては戻し41ドル安の1万7071ドルに小反落しています。香港での民主化デモの激化が新たな地政学上の問題浮上を嫌気する値動きに、10年債利回りは2.468%と2.5%を下回っています。週末に債券王として著名なビル・グロス氏が債券運用大手ピムコ(210兆円規模)のトップを下ろされたことから、債券安・金利高の動きとなりましたが週明けはその調整といったところでしょうか。
【石油市況】
原由は94.57ドル(+1.03)に続伸していて、イスラム国への空爆継続や、ウクライナ軍と親ロシア派の交戦が3週間ぶりに再開されたこと、更には香港の民主化デモが上昇要因となっています。一方のブレント相場は97.20(+0.20)と上昇は小幅にとどまり、欧州経済の低調を映す展開となっています。
【貴金属市況】
金はドル高で圧迫される面と株安による逃避買いがぶつかる状況から買いが勝り、一時1223.9ドルに反発もその後は株価が急反発に転じたことからやや値を削り、1218.8ドル(+3.4)と小幅反発にて引けています。引け後はドルが上昇基調を継続していることから一段軟化し、時間外では現在1216ドル前後で推移しています。一部にインドの需要回帰を囃す向きもありますが、香港から中国本土への輸出量が7月は21tと低調、因みに前年同期は113tで金が理財商品として使われた後遺症がまだ残っているようです。引き続きドル相場の強弱に支配される展開で、本日の円換算は4280円前後になります。
【穀物市況】
穀物市況はコーン・大豆・小麦ともに反発に転じていますが、今夜に農務省需給報告で四半期在庫が発表されることから、ポジション調整に動きとものと推測されます。
【金融・為替】
昨日の午後、安倍首相の所信表明演説では「デフレ脱却を目指し、引き続き経済最優先で政権運営にあたる」と述べたことを契機に円相場は一時109円74銭で円安進行、欧米市場では109円台前半で落ち着いた動きとなり、現在は109円45銭近辺で推移しています。ユーロも一時1.266ドルと1年10ヶ月ぶりの安値を付けて、現在は1.268ドル前後で推移(対円は138.9円)しています。
ダウは序盤に110ドル前後下げる場面がありましたが、引けにかけては戻し41ドル安の1万7071ドルに小反落しています。香港での民主化デモの激化が新たな地政学上の問題浮上を嫌気する値動きに、10年債利回りは2.468%と2.5%を下回っています。週末に債券王として著名なビル・グロス氏が債券運用大手ピムコ(210兆円規模)のトップを下ろされたことから、債券安・金利高の動きとなりましたが週明けはその調整といったところでしょうか。
【石油市況】
原由は94.57ドル(+1.03)に続伸していて、イスラム国への空爆継続や、ウクライナ軍と親ロシア派の交戦が3週間ぶりに再開されたこと、更には香港の民主化デモが上昇要因となっています。一方のブレント相場は97.20(+0.20)と上昇は小幅にとどまり、欧州経済の低調を映す展開となっています。
【貴金属市況】
金はドル高で圧迫される面と株安による逃避買いがぶつかる状況から買いが勝り、一時1223.9ドルに反発もその後は株価が急反発に転じたことからやや値を削り、1218.8ドル(+3.4)と小幅反発にて引けています。引け後はドルが上昇基調を継続していることから一段軟化し、時間外では現在1216ドル前後で推移しています。一部にインドの需要回帰を囃す向きもありますが、香港から中国本土への輸出量が7月は21tと低調、因みに前年同期は113tで金が理財商品として使われた後遺症がまだ残っているようです。引き続きドル相場の強弱に支配される展開で、本日の円換算は4280円前後になります。
【穀物市況】
穀物市況はコーン・大豆・小麦ともに反発に転じていますが、今夜に農務省需給報告で四半期在庫が発表されることから、ポジション調整に動きとものと推測されます。