本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2014年01月

株価が反発に転じ金は急反落

おはようございます

本日より中国・香港・台湾市場は春節の旧正月入りから、2月6日までの長期休暇となります。

【金融・為替】
ドル円は102円70銭近辺で推移していて昨日から20銭余りの円安・ドル高水準、ユーロは1.355ドルに軟化して対円でも139.2円に下落しています。ダウは米第4四半期GDPが+3.2%と回復を維持したことを手がかりに反発し、+109ドルの1万5848ドルに戻して引けています。新興国不安は米国の債権購入額が追加で減少を決定したことから懸念は残るものの、米国の景気指標改善への回復期待は根強く緩和縮小を徐々に織り込む構図となっています。10年債利回りは2.694%に小幅に上昇しています。

【石油市況】
原由は98.23ドル(+0.87)に反発していて、ブレント相場は108.95ドル(+0.10)に小幅に続伸しています。米DGPにより米国経済の回復基調が確認されたことや、株価の反発、暖房油需要の旺盛さに支えられる展開となっています。

【貴金属市況】
金は急反落に転じてNY市場のセッション引けは1242.2ドル(−20.0)に下げています。前日のFOMCで緩和策の追加縮小が決まったことや、このところの取組高急減(41.8万枚〜37.6万枚に)による年初からの人気の陰り、また中国の旧正月入りから実需買いが後退する連想的な弱気も加わっているものと推測されます。上にも下にも抜ける要素は少なく、1200〜1260ドルのレンジ相場継続といったところでしょうか。本日の円換算は4110円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は南米産穀物の豊作が予想される中、コーンの輸出検証高の好調を材料に反発しています。

100億ドルの追加縮小から債券購入は月額650億ドルに

おはようございます

【金融・為替】
先週後半から新興国不安が台頭し、今週に入りトルコは政策金利を4.5%から10.0%に大幅に引上げ、南アフリカも5.0%から5.5%に引上げしリアやランドの防衛に入りましたが、その効果は一時的となり再び通貨安の流れに逆戻りしています。このなかで比較的安全通貨として円は買い戻される展開が続き、一時101円85銭に上昇し現在も102円20銭近辺で推移していて、昨日から1円10銭の大幅な円高・ドル安が進行、ユーロは1.366%とほぼ横這いで対円では139.6円に小幅に軟化してこちらも円高方向に向いています。

注目のFOMCは大方の予想通りに100億ドルの追加縮小から、月額の購入額は750〜650億ドルに縮小されています。今月発表された雇用統計が低調であったことや、新興国経済の不安や世界的な株安といった縮小にはネガティブな材料も、米国の経済回復が緩やかに進んでいることから12月から縮小に向けた舵を切ったことを今月も粛々と進めるものとなりました。市場への必要以上の配慮姿勢を示さず、毅然として縮小の道に一目散に進める政策となっています。

株価はボーイングやヤフーといった企業業績は予想を下回ったことから続落して始まり、更にFOMCによる追加縮小から下げ幅を拡大して189ドル安の1万5738ドルに大幅に続落、日経先物も400円余り下落して1万5,000円割れに落ちています。株安から債券を買い進める展開となり、10年債利回りは2.684%に大きく低下しています。FRB当局者として金利低下は住宅金利にリンクすることから、緩和縮小も金利低下の怪にホッとひと息というところでしょうか。

【石油市況】
原由は97.36ドル(−0.05)に小幅に反落し、一方でブレント相場は107.85ドル(+0.44)に続伸しています。株価下落や新興国市場の懸念が悪材料ながら、暖房油需要の旺盛なことやガソリン在庫の減少が好材料視されています。

【貴金属市況】
FRBは12月に金融緩和策の縮小に舵を切り、金利を産まない金には悪材料となることは誰の目にも明白ですが、昨年末の1200ドル割れから今年に入り相場は上昇、思い起こせば昨年5月のバーナンキ議長のQE3の終了への言及から金相場は大きく下落してある程度の金融緩和の縮小は織り込みつつあったとの解釈も成り立ちます。

本日のNY金は1260ドル台中心に揉み合い、引けは1262.2ドル(+11.4)に反発しています。引けのFOMCでは100億ドルの追加の縮小が決定されて、一時1256ドル台に沈む場面も見られましたが、その後は米国債と同様に株安・ドル安に対する安全資産として反発して現在スポット価格は1267ドル近辺で堅調に推移しています。本日の円換算は4165円前後で、乱高下を繰り返すドル建て金価格を尻目に我らが円建ては保ち合いを続けています。これまでのところ為替の強弱に対してドル建て金価格は、ほぼ従順に逆相関性の反応を演じているようです。

【穀物市況】
穀物市場は小麦相場の一代の安値次元を嫌気して、コーンが急反落して、大豆も大幅に続落しています。

トルコ利上げにより新興国不安が後退

おはようございます

【金融・為替】
昨日は新興国株価が下げ止まり、米国株も一先ず反発に転じています。シカゴの日経平均先物も1万5100円台に反発し、このところの株安・円高傾向も一服してドル円は103円10銭前後と昨日から50銭ほどの円安・ドル高で推移、ユーロは1.367ドルと保ち合いに、対円では140.7円とやや円安・ユーロ高で推移しています。ダウは90ドル高の1万5928ドルと6営業日ぶりに反発していて本日発表された企業業績が好調であったことや、消費者信頼感指数が80.7ポイントと予想を上回ったことを好感、10年債利回りは2.744%に低下しています。本日は日本時間午前11時からオバマ大統領の一般教書演説が予定されていて、明日早朝4時にはFOMCの政策金利の発表で追加の緩和縮小か、或いは縮小見送りとなるのか注目されて市場への影響は少なくないもの思われます。

【石油市況】
原由は97.41ドル(+1.69)に反発していて、ブレントも107.41ドル(+0.72)に反発しています。下落基調の続いた株価が反転に転じたことや、寒波による暖房油需要の伸びを好感する値動きとなっています。

【貴金属市況】
株安と新興国市場の混乱からこのところ買い進められてきた金は反落、セッションの引けは1250.8ドルに続落しています。取引序盤は米耐久財受注が予想外に低下したことから1260ドル台を回復する場面も見られましたが、その後に発表された消費者信頼感指数が予想を上回ったことや株価の反発から次第に軟化して引けています。但し引け後は再び反発に転じ1256ドル前後に反発、円換算は4170円前後になります。目先の金価格の最大の変動要因は明日早朝に発表されるFOMCの結果待ちというところでしょうか。

【穀物市況】
穀物市況はコーン・大豆ともに小動きに終始していて、高安まちまちな展開となっています。

緩和縮小見通しに金は軟調

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は102円55銭近辺で推移していて昨日から10銭程度の円安・ドル高水準、ユーロは1.267ドルと小幅にユーロ安で、対円では140.2円とこちらも小動きに終始しています。日本の昨年の貿易赤字は11兆4745億円と過去最大に膨らんだことや、本日より二日間の日程で開かれるFOMCでの追加緩和縮小が円相場の上値を重くさせています。先週トルコ・リラが対ドルで最安値を更新しましたが、トルコ中銀は緊急の理事会を開き利上げに動く可能性から急反発に転じています。ダウは道中で100ドルほど反発する場面もありましたが、緩和縮小見通しを反発幅を縮小してマイナスに転じ、41ドル安の1万5837ドルに続落を強いられています。10年債利回りは2.762%に上昇しています。

【石油市況】
原由は95.72ドル(−0.92)に続落していて、106.69ドル(−1.19)に続落しています。新興国経済と株価の変調が下げ要因と見られます。

【貴金属市況】
金は1263.4ドル(−0.90)と小幅に反落していて、週末の新興国不安からショートカバーが一巡しつつあり、引け後のスポット価格は現在1256ドル近辺に更に軟化しています。本日より始まるFOMCで追加の縮小策が議論される見通しから、将来的な利上げも含めた金融政策への警戒から売りを誘う展開となっているようです。本日の円換算は4145円前後となっています。

【穀物市況】
穀物市況はコーン・大豆ともに小幅に上昇していて、輸出需要の旺盛さを手がかりに小幅に確りとなっています。しかし、潤沢な在庫や南米産穀物の豊作見通しが依然として上値を抑えることから小幅な値動きにとどまっています。

緩和縮小は見送りか?FOMC待ち

おはようございます。

1月も最終週となりましたが、安倍首相も参加したスイス・ダボス会議では週末の新興国懸念も議題に上ったようで、米国のQE縮小を背景にこれまで新興国に投資していた資金が引き上がられる見方に新魚国通貨・株価・債券市場が下落したことに対して関係者の発言が相次いだようです。

南米アルゼンチンでは政府の外貨保有が底を付き、ドルを売ってペソを買うという中銀の介入資金が枯渇しました。アルゼンチンでは国内経済の低調と通貨ペソの下落から昨年の物価上昇が30%となる異様なインフレに苦しみ、デフォルトの危機すら起きています。連れてトルコ・リラが対ドルで史上最安値を更新して、新興国通貨全般に下落しています。

中国では最大手の中国工商銀行が絡むシャドーバンキングの破綻の噂、タイでは選挙を巡るデモのエスカレートによる非常事態宣言、ウクライナではロシアの政権に傾く政権非難からのEU支持のデモの激化、エジプトでも軍事政権に対する反対派ムスリム同盟の動きが政情不安を加速させています。

新興国不安から週末の欧米株式市場は急落、シカゴの日経先物も1万5,000円割れに沈み、円相場は安全通貨として102円前半に上昇、債券や金といった安全資産も一段と買い上げられています。今週はこのような世界的に不安定な政治・経済情勢のなかでFOMCを迎えます。世界経済の混乱回避のために更なる緩和縮小を見送るのか?或いは米国経済の回復を基調継続から粛々と緩和縮小を継続意するのか?二者択一の選択を迫られるFRBの政策に世界の注目が集まります。

新興国の停滞懸念から株安・円高・金高に

おはようございます

【金融・為替】
今週は中国のPMI(購買担当者景況指数)が好不調の節目の50ポイントを半年ぶりに下回ったに端を発し、新興国経済の成長見通しがネガティブに転じています。その後トルコ・リラが対ドルや対ユーロで最安値を更新し、アルゼンチンではまたぞろデフォルト懸念が発覚するに至り金融市場全般に波及しています。

勿論米国のQE政策の縮小開始もその一因と思われますが、比較的安全通貨としての認識が強い円は買われて102円25銭と前日比で1円幅の大幅な円高・ドル安で取引を終了、経済の回復力が弱くデフレ懸念があることから一段の利下げの可能性のあるユーロも1.367ドルと堅調(対円139.9円に上昇)推移となっています。ダウは318ドル安の1万5879ドルと大台を割り込み、10年債利回りは2.725%に低下しています。

長期金利の利回り低下は来週のFOMCで縮小を見送ることを前提とする反応ですが、残りの債券購入は750億ドルあり、今年のFOMCは計8回となることから各回ごとに100億ドルの縮小を断行しないと年内の縮小完了とはいかない事情もあり、金融当局は難しい判断を迫られる状況となっています。金融市場の混乱を避けるための配慮から縮小延期か?それとも強い米国経済から縮小継続か?

【石油市況】
原由は96.64ドル(−0.58)に反落していて、世界的な株安からの原油需要減少懸念が上値を重いものにしています。対してブレント相場は107.88ドル(+0.30)と小幅に上昇しています。

【貴金属市況】
ドル安や株安の流れから金は通貨では円、更に米国債、そして安全資産として買い進められ一時1273.2ドルと昨年11月中旬以来の高値を次元しましたが、その後は高値修正から1264.3ドル(+2.0)と小幅続伸して引けています。年初からファンドの資産組み換えによる金への資金シフトや、弱気ファンドのショートカバーから昨年末の1200ドル割れから70ドルの前後の上昇、円建ても4,000円〜4200円前後に上昇しています。来週の金価格変動の最大要因はFOMCですが、世界経済や株価の変調も加わり見通しの難しい週となりそうです。円換算は4175円前後となります。

一方で年初から南アの鉱山ストライキ懸念から急騰していたプラチナが反落、実際にストライキ突入となりましたが「出たら終い」のファンドの利食い売りや、株価の下落に一転してネガティブな展開を強いられています。ストライキの長期化から実際に供給不安が起こり、ふんだんな在庫を減らさない限りは次の大きなステージには進めない模様です。

【穀物市況】
穀物市場はコーンが小幅に続伸して、大豆は前日の下げから反発に転じています。米国の作付動向動向云々はまだ暫くは先のことになりそうです。

ドル安・株安背景に金は急反発

おはようございます

【金融・為替】
昨日の日本時間午前に発表された、中国の1月の「購買担当者景況指数」が半年ぶりに好不調の節目となる50ポイントを下回ったことからリスクオフの動きが広がり、中国株の下落に連れて日本やアジア各国の株式市場が下げに転じ、更に欧米市場にもリスクオフが続く一日となりました。

ドル円は103円30銭と昨日からほぼ1円幅の大幅な円高・ドル安で推移、ユーロも1.369ドルに急伸してドルはほぼ全面安となっています。(ユーロ円は141.4円と横這い)ダウは中国のネガティブな材料と、米景気指標が予想を下回ったことを嫌気して175ドル安の1万6197ドルに大幅に続落し、債券が上昇して10年債利回りは2.777%に急低下しています。

年初の雇用統計の悪化に見られるように米景気指標の改善ペースはやや一服していて、株価も昨年末比では下落する展開のなかで来週のFOMCを迎えますが、今月から債券購入を850億ドルから100億ドル減らし750億ドルに縮小し、今後さらに縮小ペースを継続されるのか?或いは一時的に縮小ペースを緩めるのか?市場への影響は少なくないものと推測されます。

【石油市況】
WTI原由は留出油在庫の急減少やドル安から96.32ドル(+0.59)に続伸していますが、ブレント原油のほうは中国の景気後退懸念から反落107.58ドル(−0.69)で引けています。東京市場は円高・ブレント安を嫌気する下げ相場となっています。

【貴金属市況】
金融市場が中国のPMIが予想を下回る結果となりリスクオフ、株安・ドル安の流れから安全資産として債券に資金が集まるなか、金相場も債券同様に資金を集めて上昇、一時今年の高値1267.0ドルを付け引け値ベースでも1262.3ドル(+23.7)に急反発を見せています。このところ欧米投資銀行等が金価格の見通しを引き下げる動きが多く見られ、昨日は貴金属調査大手GFMS社も2014年の価格見通しを1225ドルに引き下げていることが目に付きます。しかし、実際は昨年末に一時的に1200ドルを割り込んだのちは反発に転じて1260ドル台に上昇して、レンジ相場の上限付近での推移となっています。上昇の背景は中国の旧正月用需要が予想以上に好調であったことや、ファンドの新年の資金組み換えにより金シフトが考えられますが、今後は緩和策縮小に向かう米国の金融政策、中国やインド等のアジアの実需の動き、ヘッジファンドの動向等が変動要因となりますが、先ずは来週のFOMCが最も注目材料となりそうです。本日の円換算はドル建て急反発ながら円高にやや押されて4205円前後となります。

【穀物市況】
穀物相場はコーンがエタノールの増産傾向を好感して小幅に続伸、大豆は南米の豊作観測に小幅に続落していますが、円相場の上昇に双方共に押される展開が予想されます。

来週のFOMC前に小動き

おはようございます

マーくんがピンストライプのユニフォームを着ることになりました。契約金の高額ばかりニュースになりますが、何より一年間ローテーションを守りヤンキースの勝利に貢献することが大切で、今季の大リーグ観戦の楽しみがまたひとつ増えました。

【金融・為替】
ドル円は104円50銭と昨日の東京3時半から10銭程度の円安・ドル高で推移、ユーロは1.354ドルと小幅に反落、対円141.5円と保ち合い、昨日の日銀金融政策会合は予想通りに量的緩和を継続し物価上昇見通しも据え置きとなりました。欧州でもデフレ傾向からの追加緩和への根強い見通しがあることから、ドルが主要通貨に対して強ばる展開が続いています。ダウは41ドル安の1万6373ドルに続落していますが、前日同様にナスダック市場は確り、ダウ編成銘柄の決算低調が悲観視されているようです。10年債利回りは2.856%に上昇しています。

【石油市況】
原由は96.73ドル(+1.76)に大幅に続伸していて、ブレント相場も108.27ドル(+1.54)に続伸しています。厳冬による気温低下から暖房用需要が伸びていることや、明日発表される製品在庫の減少見通しが原油価格を押し上げているようです。

【貴金属市況】
金は1238.6ドル(−3.2)に小幅に続落しています。レンジ上限の1260ドルからの調整局面が続き、来週に控えたFOMCを控えた様子見から薄商いとなっています。まだ暫くはレンジ相場が続く模様で、決めてにかける展開が続きそうです。本日の円換算は4165円前後と円建ても保ち合い継続となりそうです。

【穀物市況】
穀物市場は全般に小動きで、コーンが小幅に続伸して、大豆は昨日の急落後に下げ止まっています。

金の上昇は買い一巡から一服

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は104円30銭近辺で推移していて昨日の東京3時半からは20銭程度の円高・ドル安水準、ユーロは1.356ドルとユーロが小幅に反発し、対円では141.2円とこちらもユーロが小幅反発しています。ダウは上昇して始まりましたがその後に反落に転じて44ドル安の1万6414ドルに反落、ダウ構成銘柄の決算発表が続いていますが予想を下回る銘柄が多く圧迫、但しNASDAQ指数は確りです。10年債利回りは2.826%に小幅上昇しています。

【石油市況】
原由は94.99ドル(+0.62)に続伸していて、ブレント相場も106.73ドル(+0.38)に上昇しています。国際エネルギー機関(IEA)が世界の石油消費量見通しを引き上げたことや、IMFによる今年の世界経済の引上げ見通しも好材料視されたものと推測されます。

【貴金属市況】
年初からファンドの資金配分切り替えによる金シフトや、売り方ファンドのショートカバーを背景に上昇してレンジ上限の1260ドルまで買い上げた金相場ですが、12月の高値1267.5ドルを抜けずに反落して1241.8ドル(−10.1)でセッションを終えています。先週末にはテクニカル好転や、久しぶりに金ETFに大口の買いが入り上昇相場に期待を持たせる展開となりましたが、再びレンジ内に収まる値動きから仕切り直しというところでしょうか。来週は28・29日両日のFOMCでの米経済の見通しや、緩和策縮小の停滞か継続かの政策が注目されます。本日の円換算は4165円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場はコーンが小幅に反発し、一方の大豆は急反落しています。大豆の下げ要因は南米の降雨予報に加えて、中国の米国産大豆の成約キャンセルから南米産にシフトするとの噂が影響しているようです。

米国市場の休場から凪ぎ

おはようございます。

ご承知のように本日は米国市場の休場により入電はありません。

ドル円は現在104円10銭台と昨日の東京市場とほぼ変らず、夜間取引では南アのストライキが予想される白金が確りに推移している程度で、他の貴金属、石油関連、穀物市場ともの大きな動意は見られません。日本時間午前8時開始の時間外取引からの動き待ちですが、海外でも注目材料不足につき静かな一日となりそうです。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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