本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2013年11月

ブラックフライデーの短縮立会

おはようございます

【金融・為替】
感謝祭の休日の翌日ブラックフライデー商戦、薄商いのなかでドル円は102円40銭のドル高円安水準で今週の取引を終了しました。ユーロは1.353ドルにやや反落(対円139.2円)、ダウは10ドル安の1万6086ドルながら8週連続の陽線引けで終了、来週は史上対記録の9週連続を目指すことになります。10年債利回りは2.744%に上昇しています。本日は株式・商品市場ともに連休の谷間で短縮取引となっています。

【石油市況】
原由は92.72ドル(+0.42)に小幅に反発していて、ブレントは109.69ドル(−1.17)に反落しています。週末要因からブレント買いvsWTI売りの裁定の解消が見られたようです。

【貴金属市況】
金は1250.6ドル(+12.8)に反発して引けています。売り過剰のファンドポジションが買い戻して陽線引けの週となりました。短縮立会いにつき薄商いの推定12万枚程度の出来高ですが、懸念された1200ドル割れを死守しての引けとなっています。週明けの円換算は4130円前後となります。

【穀物市況】
穀物市場はコーンが小幅に反落、大豆は急反発に転じていて、コーン売り大豆買い裁定の働く値動きとなっています。

感謝祭の休日で凪ぎ

おはようございます。

米国市場は既報のように「感謝祭」の休日にて本日は入電なし。グローベックス(シカゴの電子取引)は開きますが、米国民はブラックフライデーで一日買い物にいそしみ、4連休を謳歌するでしょうから相場なんぞは二の次といったところでしょうか。

東京市場は11月最終営業日ですが、静かに師走12月を迎えることになりそうです。アベノミクスは為替を70円台後半から100円台に切り下げ、低迷する株価は9000円から1万5,000円台に6年ぶりの高値に上昇しています。

消費増税を決断して財政再建に取り組む姿勢も内外に示していますが、増税のマイナス分を財政出動で補うというものですが、使い道は財政再建とは見当違いの「公共工事」主体で、これまでは「いい円安」ですが、財政赤字が1000兆円を越えて更に膨らむリスクを抱えることで、将来的には「悪い円安」「日本国債の下落」「利払い不能?」といった負のスパイラルも懸念されます。安倍さんしっかり頼みますよ!

中国の「防空識別圏」が今週の大きなニュースですが、米軍機に続き自衛隊機もその上空を中国への通知なしに敢行!日本は撤回を迫っていますが中国側の言い分は「現在の航空識別圏は日本が1945年に勝手に決めたもので既に60年が経過、中国が考え直すにも60年ほど時間を要する」との主張!

先日、会社の同僚が横断歩道を歩行中に脇見運転の自転車に跳ねられて腕を骨折、相手は30代の中国人女性だったそうで「私もケガをしたので保証して欲しいのです」だ、そうです!?隣人と仲良くしたのは山々ですが、相手によりけりかな?

景気指標の改善にドル高・円安進行

おはようございます

【金融・為替】
感謝祭の休日を控えて本日の複数の米景気指標は軒並み好調で、新規失業保険申請件数31.6万件(33万件)、シカゴ購買部協会景気指数63.0(60.0)、ミシガン大消費者信頼感指数75.1(72.0)、景気先行指数+0.2(変らず)、( )内は事前予想、ドル円は景気指標の好調から緩和縮小観測が再び拡大してドル買い優勢の値動きとなり、102円15銭と6月以来の102円台に乗せています。一方のユーロはドイツで大連立政権が誕生したことを好感してユーロ高が進行し、対ドルでは一時1.361ドルに上昇、対円でも138.7円に上昇しています。

ダウは24ドル高の1万6097ドルに続伸して高値を更新、本日は「感謝祭」の休日、週末金曜日(ブラック・フライデー)も株・商品は短縮立会となることから4連休とする向きも多いようです。10年債利回りは2.738%に上昇しています。

【石油市況】
WTI原由は92.30ドル(−1.38)に続落していて、一方のブレント相場は111.31ドル(+0.43)に反発する対照的な値動きとなっています。本日発表のWTI原油在庫の増加に見られるようにファンダメンタルの悪いWTI売りvsブレント買いの裁定取引から値差は19ドルに拡大しています。

【貴金属市況】
金は欧米市場の序盤は米戦略爆撃機B52が、中国の設定した制空識別圏である尖閣上空を通過したことから、東アジアの緊張を手がかりに1254ドル台まで上昇しましたが、その後は対ユーロでのドル安一服や、景気指標の好調から緩和縮小観測のぶり返しに軟化、セッションは1237.8ドル(−3.6)に軟化して引けています。本日の金関連情報のサプライズは、10月の香港経由の中国の金輸入量が131.19tと月次ベースでは過去2番目の輸入量となったことで、因みに最大金ETFのSPDRの今月の減少は現在30t弱であることから、その規模の大きさに改めて驚きます。中国の金志向恐るべし!本日の円換算は4070円前後となります。

【穀物市況】
穀物市況はコーンが期近眼月を除き小幅に反発していて、このところ堅調推移の大豆は中国の大口制約のキャンセルを嫌気して反落しています。

連休控えて仕掛け難に

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は101円20銭台前半で推移していて昨日から30銭程度の円高・ドル安水準、ユーロは中国人民銀行が外貨保有で重要と述べたことや、ECB幹部がデフレ懸念は持っていないと追加緩和に消極発言をしたことから反発、対ドルで1.357ドルに、対円で137.4円にそれぞれ上昇しています。

ダウは0.26ドル高の1万6072ドルと引け値ベースでの高値を僅かに更新していますが、今週で8週連続高と高値警戒感もあるようで、過去には9週連続が最長ということもあるようです。また、今週後半は感謝祭がらみの事実上の4連休ということもあり新規売買を手控える向きも多いようです。10年債利回りは2.708%に小幅に低下しています。本日の景気指標では住宅関連が好調を維持したものの、消費者信頼感指数が予想の72.6に届かず70.4ポイントとなっています。

【石油市況】
原由は93.68ドル(−0.41)に続落していて、ブレントも110.88ドル(−0.12)に小幅に続落しています。ユーロに対するドル安の支援も、足元の在庫増加観測に抑えられる展開が続いています。

【貴金属市況】
金は昨日のアジア時間で1257.8ドルと直近の安値から30ドル余り戻す場面もありましたが、NYは1241.4ドル(+0.2)と前日比では小幅な値動きに終始しています。週明けはイランの高濃度ウラン生産停止の報に一部の投機筋が売りたたきに出て急落症状となりましたが、下値では一部に新規の買いやアジアの実需買いから反発、売り込んだ筋が今度は買い戻しを強要される値動きとなっています。下値ではアジアの実需買い復活も見られ警戒感が伴い、さりとて将来的な米緩和縮小観測から上値も追いかけにくい状況がしばらく続きそうです。本日の円換算は4050円前後となります。

【穀物市況】
穀物市況はコーンが急反落に転じていて、供給過剰を再び囃して投機筋の売り直し復活というところ大豆も小反落しています。

連休前のポジション調整の小波乱

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は東京市場で一時101円92銭と102台に接近、日経平均も1万5600円台に上昇して「円キャリー」花盛りの一日となりました。ダウも昨夜史上最高値を更新後にややだれて+7ドルの1万6072ドルの小幅高で終了(シカゴ日経先物も1万5500円で終了、10年債利回りは2.731%にやや低下しました。

日本では黒田総裁が「必要であれば政策調整の準備がある」と追加緩和策に言及、ユーロ側もECB政策メンバーのハンソン氏が「利下げの選択肢が残る」とこちらも緩和策を匂わせ、日欧の緩和継続に対して米国の緩和縮小方向が短期・中期の為替市況に影響しそうです。

ドル円は現在101円65銭近辺で推移、ユーロドルは1.351ドルにやや軟化(対円では137.5円)しています。今週の米国は木曜の「感謝祭」の休日、翌金曜は「ブラック・フライデー」と呼ばれるクリスマス商戦入りとなります。バーナンキ議長も発言したように、株高の資産効果が商戦にどれだけ寄与するのか注目されています。

【石油市況】
原由は94.09ドル(−0.75)に続落、ブレントも111.0ドル(−0.05)に小幅に続落していますが、引け後はユーロの下落一服からドルが軟化して幾分戻しています。

【貴金属市況】
金は日曜に報道されたイランの高濃度ウラン生産停止合意を手がかりに投機筋の仕掛け的な売り物に軟化し、アジア市場で一時1225.7ドルに急落しましたが、NY市場では売り方のカバーと見られる買い戻しの動きに下げ止まり1241.2ドル(−2.9)と小幅反落にてセッションが終了、その後株価が高値から離れれたことや、ドル高一服から更にショートカバーを誘う動きに急反発して現在1250ドル台前半で推移しています。売り込みも戻りも投機筋の「自作自演」のような乱高下となっています。本日の円換算は4090円台に反発です。

【穀物市況】
コーンは小幅に反発してここ最近の売り過剰からの戻し、大豆は値を伸ばす続伸基調を維持しています。

イラン核協議で合意のサプライズ

おはようございます。

休み中のサプライズはイラン核開発を巡り同国と米英ロ仏独中の6ヶ国協議で、濃縮ウランの製造縮小の見返りに欧米が経済制裁の一部を緩和することで合意しました。

これは中東の緊張緩和に繋がることを連想させ、商品市況では将来的なイラン産原油の輸出再開から原油の売り材料となることが連想され、金にとっても中東でのシリアに続く一段の緊張緩和を予想されることからやや軟調要因となるものと推測されます。

通貨では緊張後退からややドルの弱材料となりますが、週明けのこの時間帯はドル円101円20銭台後半の保ち合いから影響はあまり内容です。また、ユーロドルも1.354ドルと週末の水準とほぼ変らずで、こちらも影響は軽微なことから市況への影響は比較的少ない状況となっています。

さて、今週は米景気指標では雇用・住宅関連、各地区連銀の景況指標等が発表の予定ですが、木曜日の28日は「サンクスギビングデー」の休日から事実上は週末にかけて4連休の状況です。やはり最も注目されるのは来週12月6日の「雇用統計」が最大の関心事と見られます。

今週も宜しくお願いします。

引き続きリスクオン相場が継続

おはようございます

【金融・為替】
米国市場では主だった景気指標のない一日でしたが、リスクオンが継続してドル円は101円30銭近辺で今週の取引を終了、日米の金融政策の好対照(緩和の拡大と縮小)が円売りを支援しています。シカゴのIMM通貨先物では円ショート11/19現在で更に拡大し、史上最高水準の1兆4,000億円規模に膨らんでいます。ポジションのショートの膨らみは今後のドル円の波乱要因ともなりそうです。ユーロは1.354ドルに続伸(対円137.2円に大幅円安)していて独景気指標の好調や、ECBへの預金準備のマイナス金利観測後退に反応しています。ダウは54ドル高の1万6064ドルと史上最高値を更新、10年債利回りは2.748%に小幅に低下しています。

【石油市況】
原由は引き続きファンダメンタルの悪さを背景に反落94.84ドル(−0.60)となり、ブレント相場(111.05ドル+0.97)との乖離幅が一段と拡大しています。

【貴金属市況】
金は本日も軟調推移ながらドルの対ユーロでの下落を背景に、1244.1ドル(+0.5)と小康を保っています。引き続き株高やETFの減少からファンドの弱気ポジションが急拡大、前週比でショートは31t増加しネットロングは150t割れに減少しています。一方で今週は相場水準の低下から久しぶりにアジアの実需買いが復活、今後どの程度実需買いが広がるのか注目されます。週明けの円換算は4055円前後となります。

【穀物市況】
穀物市況はコーンが小反落し、大豆は中国等の大口成約を好感して大幅に続伸しています。

株高・円安のリスクオン

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は101円10銭前後の円安・ドル高で推移、昨日の日銀金融政策会合は政策金利据え置きでサプライズはありませんでしたが、日銀の目標とするインフレターゲット2%には市場では懐疑的な見方が残り、来春の消費増税前には一段の金融緩和を読んでいるようで円売りを根強いものとしています。また、黒田日銀総裁が「政策の余地がある」と発言したことも円売りに拍車をかけているようです。円売り・株買いの相乗効果からシカゴの日経平均は1万5500円台に乗せています。ユーロは反発して1.347ドル(対円136.3円)で推移、ドラギ総裁がこのところ話題に登っているマイナス金利政策を否定する発言からの反発となっています。ダウは109ドル高の1万6009ドルと引け値ベースで初の1万6,000ドル台に乗せています。10年債利回りは2.287%にやや低下、今週は緩和策の縮小観測のぶり返しに長期金利は上昇気味ですが、短期金利は低水準にとどまり金利差の広がりは銀行株の上昇に一役かっているようです。

【石油市況】
原由は95.44ドル(+1.59)に反発し、ブレントも110.08ドル(+2.02)に上昇しています。ドルの対ユーロでの下落や株高によるリスクオンが上昇要因と見られます。

【貴金属市況】
金は前日に10月の安値1251ドルを下回り本日も続落し、1243.6ドル(−14.4)で引けています。ファンドに弱気の売りから前日は取組高が6,000枚余り増加し、FOMCによる数ヶ月内の緩和縮小開始観測や、本日の新規失業保険申請件数が予想を下回る好調を示したこと、また、今週発表されている消費者物価指数が予想を下回る低インフレを示していることなどが売り材料視されたようです。先物はファンドの売り攻勢、現物はETFの減少傾向と欧米のファンド・投資家は弱気ポジションが続いています。アジアの実需は昨日も買っているようですが、積極的に大量に買うほどでもなくいわゆる「玉負け」の状況となっています。本日の円換算は4045円前後で昨日とほぼ変わらず、円安効果が大きいようです。

【穀物市況】
穀物市況は全般に急反発に転じていて、このところ下落の目立つコーンがエタノールの比率低下観測に揺れていましたが、本日は比率の引き下げはないとの見方から反発し、大豆も大幅に連れて確りです。

議事録内容に緩和縮小観測の蒸し返し

おはようございます

【FOMC議事録】
今後数ヶ月以内に資産購入の縮小開始の可能性が高い。
財政政策が経済成長を抑制。
経済成長は緩やかなペースで拡大する。

【金融・為替】
先週のイエレン発言から緩和縮小先送りのコンセンサスを得たと捉えた金融市場ですが、FOMC議事録では今後数ヶ月以内に縮小開始と受け止められたことからサプライズとなり、米長期金利(10年債)は2.786%に急上昇しています。また、セントルイス連銀ブラード総裁(タカ派)は12月の開始に言及したこともあり、ドルは円以外の主要通貨に対して下落しました。ドル円は現在100円丁度を挟む展開で昨日からややドル安・円高で推移、議事録発表後にダウは軟化して66ドル安の1万5900ドルに沈み、リスクオンの後退に円相場は主要通貨に対して堅調に推移していて、対ユーロでも134.4円と円高ユーロ安で推移しています。ユーロは対ドルで1.343ドルに急反落していて、ユーロを中銀に預ける市中銀行の預金金利をマイナス金利にする案が検討されていることも、ユーロ圧迫要因と見られます。本日は日銀政策会合の発表を控えています。

【石油市況】
原由は93.33ドル(−0.01)に小反落していますが、時間外では94ドル台に戻しています。ブレントは108.06ドル(+1.14)に急反発しています。前日の急落に対するリバウンドと見られますが、WTIは引き続き在庫増に悩まされる展開が続いています。

【貴金属市況】
金は序盤にはECBの預金金利のマイナス報道に反発する場面も見られましたが、その報道にドルが対ユーロで急上昇したことを背景に急落、セッション中はブラード発言もあり続落して1258.0ドル(−15.5)に急反落して引けています。さらに引け後のFOMC議事録から緩和策の早期縮小観測を嫌気し、10月の安値1251.0ドルを抜いたことからストップロスを巻き込む急落に見舞われ1242ドルまで急落、現在も1243ドル台と戻りに鈍い状況が続いています。本日SPDRは4.2t減少して今月に入り12トン減少していて、欧米の投資家の金離れがなかなか止まらない状況です。一方で1,300ドル割れも様子見のアジアの実需は今週は久しぶりに打診買いを入れていますので、今週の急落からの実需買いが今後注目されます。QEの縮小開始と見送り議論に揺れる金市場ですが、欧米の投資家や特にヘッジファンドは金のパフォーマンスの悪さを悲観して、金市場から退場する動きが身だつことが一連の下落の背景にあるようです。それでもこのところの下落からアジアの実需買い復活が予想されることや、鉱山会社の採算割れからの操業問題も含めてやや売られすぎの様相となっています。本日の円換算は4010円前後となります。

【穀物市況】
穀物市況は本日は静かな動きで、コーンが小幅に続落して大豆は高安まちまちな模様ながめとなっています。

金融市場は決め手に欠け小康

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は100円15銭近辺で推移していて前日に99円台に一時下落したものの、米長期金利の上昇を背景に円売りに再び傾く動きとなっています。ユーロは1.357ドルに小幅に上昇し、対円でも135.5円とユーロは堅調に推移しています。この日はECB首脳が追加緩和に否定的な発言をしたことから、ユーロを買い戻す動きとなっています。ダウは8ドル安の1万5967ドルと小幅な値動き、10年債利回りは2.706%に上昇しています。金融市場は全般に小康を保つ動きとなっていて、このあと日本時間午前9月からのバーナンキ議長のワシントンでの講演や、本日のFOMC議事録を待つかたちとなっていて、日本でも本日・明日の両日の日銀政策を会合を控えて静かな一日となりそうです。

【石油市況】
原由は93.34ドル(+0.31)に小幅に反発して、ブレントは106.92ドル(−1.55)と逆に反落に転じていることから、ブレント買いvsWTI売りの裁定の解消とも考えられる動きとなっています。

【貴金属市況】
金は1273.5ドル(+1.2)と小幅に反発していますが、上下10ドル前後の小動きに終始しています。バーナンキ講演やFOMC議事録を前に動きにくい状況となっていて、決め手に欠ける展開となっています。今月に入りSPDRは8tほど減少しており、投資需要の盛り上がりに欠ける状況が続き、1,300ドル割れもアジアの大口の買いは控えられていて需給関係からは買いにくい状況が続きますが、イエレン発言をきっかけにQE縮小後退観測が広がり売り込みにくい状況も続いています。また、株価堅調から安全資産の金買い一服も、株価調整入りとなれば金に資金が戻ることも考えられ、暫くは1200ドル後半の保ち合いが続きそうな雲行きです。本日の円換算は4110円前後となります。

【穀物市況】
穀物市況は前日とは変わりコーンが反発して大豆が反落、コーン売りvs大豆買いの裁定解消の動きとなっています。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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