おはようございます。
8月も今日で終わりですが今日も厳しい暑さが続きます。台風の影響が気にかかりますね。
さて、ニューヨーク市場は週明けのレーバーデーの3連休を控えて、シリア情勢の緊張と量的緩和策の縮小を睨み全般にポジションを閉じるリスクオフの動きとなりました。
シリアへの軍事介入に関してはアメリカの盟友で英国が離脱して、即時の軍事介入はややトーンダウンしています。国連の調査団は日本時間の本日午後に出国する予定で、化学兵器の使用に関する検証にはまだ数日を用するようです。
アメリカでも軍事介入の世論は半数以上が反対とされ、先のイラクへの介入で化学兵器は最終的に発見されなかったことが、国民の記憶に新しいところです。それでもオバマ大統領はシリア政府の犯した罪は償うべきと発言して、単独の介入も辞さない姿勢を示していて予断を許さない情勢に変わりないようです。
今週は景気指標ではGDPの改訂値が速報値の1.7%から2.5%に上方修正されたように、概ね好調を維持しています。来週末6日に発表される雇用統計も先月の16万人増加を引き継ぐ好調が予想されていて、9月17・18日両日のFOMCでQE縮小に向かうのか最大の関心事となっています。
日本でも9月8日は2020年のオリンピック招致都市が決定する予定で、東京が選ばれることになれば円安・株高の見通しが高まり、消費増税引き上げには安倍首相への背中を押しやすくなるものと推測されます。逆に招致合戦に敗れるようだと、円高・株安の流れが予想されます。消費増税に関してもややトーンダウンすることが考えられます。遅くとも10月初旬には安倍首相が判断することになりますが、財政再建の国際公約から増税は避けて通れないことながらオリンピック招致が伴うことが政権の頼みとなっています。
欧州では下旬にドイツの総選挙が予定されていて、ユーロ圏の盟主ゆえにメルケル政権の是非が問われることになります。万一メルケル与党が敗北ということになれば、欧州の金融安定にも影響を及ぼし金融危機の再燃も否定できない状況となりそうです。
前置きが長くなりましたが、本日のドル円98円15銭・ユーロ円129.7円・ユーロドル1.321ドルと為替市場は小康を保っています。ダウは30ドル安の1万4810ドルと連休を控えて益だしの売り物に押されています。原油も107.65ドル(ー1.15)とシリア情勢の緊張一服から軟化していて、金も1395.8ドル(16.8)と節目の1400ドルを割り込んでいます。
良い週末をお過ごし下さい。
8月も今日で終わりですが今日も厳しい暑さが続きます。台風の影響が気にかかりますね。
さて、ニューヨーク市場は週明けのレーバーデーの3連休を控えて、シリア情勢の緊張と量的緩和策の縮小を睨み全般にポジションを閉じるリスクオフの動きとなりました。
シリアへの軍事介入に関してはアメリカの盟友で英国が離脱して、即時の軍事介入はややトーンダウンしています。国連の調査団は日本時間の本日午後に出国する予定で、化学兵器の使用に関する検証にはまだ数日を用するようです。
アメリカでも軍事介入の世論は半数以上が反対とされ、先のイラクへの介入で化学兵器は最終的に発見されなかったことが、国民の記憶に新しいところです。それでもオバマ大統領はシリア政府の犯した罪は償うべきと発言して、単独の介入も辞さない姿勢を示していて予断を許さない情勢に変わりないようです。
今週は景気指標ではGDPの改訂値が速報値の1.7%から2.5%に上方修正されたように、概ね好調を維持しています。来週末6日に発表される雇用統計も先月の16万人増加を引き継ぐ好調が予想されていて、9月17・18日両日のFOMCでQE縮小に向かうのか最大の関心事となっています。
日本でも9月8日は2020年のオリンピック招致都市が決定する予定で、東京が選ばれることになれば円安・株高の見通しが高まり、消費増税引き上げには安倍首相への背中を押しやすくなるものと推測されます。逆に招致合戦に敗れるようだと、円高・株安の流れが予想されます。消費増税に関してもややトーンダウンすることが考えられます。遅くとも10月初旬には安倍首相が判断することになりますが、財政再建の国際公約から増税は避けて通れないことながらオリンピック招致が伴うことが政権の頼みとなっています。
欧州では下旬にドイツの総選挙が予定されていて、ユーロ圏の盟主ゆえにメルケル政権の是非が問われることになります。万一メルケル与党が敗北ということになれば、欧州の金融安定にも影響を及ぼし金融危機の再燃も否定できない状況となりそうです。
前置きが長くなりましたが、本日のドル円98円15銭・ユーロ円129.7円・ユーロドル1.321ドルと為替市場は小康を保っています。ダウは30ドル安の1万4810ドルと連休を控えて益だしの売り物に押されています。原油も107.65ドル(ー1.15)とシリア情勢の緊張一服から軟化していて、金も1395.8ドル(16.8)と節目の1400ドルを割り込んでいます。
良い週末をお過ごし下さい。