おはようございます
【金融・為替】
6月末の第2四半期の最終と営業日となりましたが、ドル円は99円10銭近辺で今週の取引を終了し、今月11日以来の99円乗せとなっています。FRBスタイン理事は失業率が7%に近づけば債券購入の縮小に明確な見通しを示せるとし、リッチモンド連銀ラッカー総裁は9月の会合にもQE縮小の決定の可能性を示唆したことからドルは主要通貨に対して硬化しています。ユーロ圏では前日のドラギ総裁の発言に続き、仏中銀総裁ノワイエ氏が緩和策に積極的な発言をしたこともあり、ユーロは軟化気味に推移1.300ドル(ユーロ円129.1円)で引けています。ダウはQE縮小への観測が再び広がったことを嫌気して、前日比114ドル安の1万4909ドルと大台を割り込む下げとなっています。10年債利回りは2.486%にやや上昇しています。来週から7月入りとなりますが、QEの縮小か継続かを占うえで5日(金)の雇用統計がメインイベントとなりそうです。現状では17.5万人の雇用増と、7.5%の失業率予定です。
【石油市況】
原由は96.56ドル(−0.49)に反落し、ブレント相場も102.16ドル(−0.66)に反落して引けています。複数の金融当局者のQE縮小発言を嫌気する動きや、ダウが下げに転じたことも下げ要因と見られます。
【貴金属市況】
株価や原油価格が反落に転じましたが、逆に昨日まで水準を大きく切り下げた金相場は反発、セッション中は1190ドルを割り込む場面も見られましたが、その後は急反発に転じて1223.7ドル(+12.1)に戻して引け、更にセッション終了後も戻りを引継ぎ1234ドル近辺で引けています。前前日に続くNY金先物は4,000枚余り取組高を増加させていて、下落場面が新規売りによるものことが明白で、昨日の四半期末要因からカバーに動きたことが反発要因と見られます。CFTCによると25日現在のネットロングは106.2tと前週比24.4tさらに減少しています。ショートは単独で406.6tと遂に400tに乗せていて、その後の急落時の取組増は明らかに売り乗せを示唆しています。ちょっと売り過ぎ!では?今後の状況によりますが溜まっているショートポジションが巻き戻す要因が出れば、思わぬ戻り相場の展開も考えられます。
【穀物市況】
穀物市場は米農務省の報告に新穀限月が急落していて、コーンは3月の作付面積を大きく上回り、大豆はその分やや減少しています。また、期近については期末在庫を1997以来の低水準に下方修正したことも上昇要因となっています。新穀に関しては眼下の天候が生育に適する状況も弱材料視されているようです。
【金融・為替】
6月末の第2四半期の最終と営業日となりましたが、ドル円は99円10銭近辺で今週の取引を終了し、今月11日以来の99円乗せとなっています。FRBスタイン理事は失業率が7%に近づけば債券購入の縮小に明確な見通しを示せるとし、リッチモンド連銀ラッカー総裁は9月の会合にもQE縮小の決定の可能性を示唆したことからドルは主要通貨に対して硬化しています。ユーロ圏では前日のドラギ総裁の発言に続き、仏中銀総裁ノワイエ氏が緩和策に積極的な発言をしたこともあり、ユーロは軟化気味に推移1.300ドル(ユーロ円129.1円)で引けています。ダウはQE縮小への観測が再び広がったことを嫌気して、前日比114ドル安の1万4909ドルと大台を割り込む下げとなっています。10年債利回りは2.486%にやや上昇しています。来週から7月入りとなりますが、QEの縮小か継続かを占うえで5日(金)の雇用統計がメインイベントとなりそうです。現状では17.5万人の雇用増と、7.5%の失業率予定です。
【石油市況】
原由は96.56ドル(−0.49)に反落し、ブレント相場も102.16ドル(−0.66)に反落して引けています。複数の金融当局者のQE縮小発言を嫌気する動きや、ダウが下げに転じたことも下げ要因と見られます。
【貴金属市況】
株価や原油価格が反落に転じましたが、逆に昨日まで水準を大きく切り下げた金相場は反発、セッション中は1190ドルを割り込む場面も見られましたが、その後は急反発に転じて1223.7ドル(+12.1)に戻して引け、更にセッション終了後も戻りを引継ぎ1234ドル近辺で引けています。前前日に続くNY金先物は4,000枚余り取組高を増加させていて、下落場面が新規売りによるものことが明白で、昨日の四半期末要因からカバーに動きたことが反発要因と見られます。CFTCによると25日現在のネットロングは106.2tと前週比24.4tさらに減少しています。ショートは単独で406.6tと遂に400tに乗せていて、その後の急落時の取組増は明らかに売り乗せを示唆しています。ちょっと売り過ぎ!では?今後の状況によりますが溜まっているショートポジションが巻き戻す要因が出れば、思わぬ戻り相場の展開も考えられます。
【穀物市況】
穀物市場は米農務省の報告に新穀限月が急落していて、コーンは3月の作付面積を大きく上回り、大豆はその分やや減少しています。また、期近については期末在庫を1997以来の低水準に下方修正したことも上昇要因となっています。新穀に関しては眼下の天候が生育に適する状況も弱材料視されているようです。