おはようございます
【金融・為替】
日本時間昨夜10時15分: ADP民間雇用統計19万2000人増(事前予想16.5万人増)
同10時30分: 米10―12月期GDPは前期比−0.1%(同+1.1)
同本日早朝4時15分: FOMC声明文・政策金利据え置きとし、失業率6.5%を下回るまで現状の緩和策を継続する。月額850億ドルの債券購入を続ける
ドル円は民間雇用の改善からドル高に振れ、直後のGDPが09年第2四半期以来のマイナス成長となったことから急落、そしてFOMCの声明文は予想の範囲内であったことから小康状態で現在91円05銭近辺での推移となっています。景気指標の発表前に一時91円40銭まで円安が進行したものの、GDPの悪化やFOMCの声明文からドルは主要通貨に対してほぼ全面安となりましたが、こと対円ではアベノミクスの効力が引き続き円を安値圏にとどめています。
ユーロはドル売りの対極通貨としての結果から続伸して、1.356ドルに大幅に続伸しています。引き続き強さの序列はユーロ→ドル→円が継続、ダウは44ドル安の1万3910ドルに小幅に反落、GDPのマイナス成長も尻目にリスクオンの後退も限定的となっています。10年債の利回りは1.997%にやや低下ながら、引き続き債券→株式の図式が継続されていて悪材料への反応は限定的なものとなっています。
【石油市況】
原油は97.94ドル(+0.37)に小幅に続伸していて、ブレントも114.90ドル(+0.54)と同様の動きとなっています。週間の在庫統計が410万バレルと大幅に増加しネガティブな要因ながら、金融市場全般にリスクオンが続いていることから支えられているものと推測されます。
【貴金属市況】
金はセッション序盤のADP雇用統計が好調なことから1663.5ドルの安値を付けたものの、直後のGDPマイナス成長に反応を示し急反発に転じ、その後もじりじりと上値追いするかたちでセッションの引け値は1681.6ドルで取引を終了、QEの早期終了か長期化かの見通しのブレに翻弄される反応を見せています。また、今週前半の下落で取組高を大きく減らしたことから目先筋の整理一巡から反発力が強まったとも解釈されます。テクニカルでは200日移動平均線をうわ抜いたことも上昇に拍車がかかったものと推測されます。週末の雇用統計が事前予想を大きく下回る状況となれば1700ドル奪取も可能と思われますが、まずまずの内容であれば1650〜1700ドルのレンジ継続といったところでしょうか。
【穀物市況】
コーン・大豆共に大幅に続伸していて、引き続きアルゼンチンの高温乾燥を囃す流れが継続、チャートのテクニカル好転や、金融市場全般にリスクオンが続いていることも堅調要因と見られます。
【金融・為替】
日本時間昨夜10時15分: ADP民間雇用統計19万2000人増(事前予想16.5万人増)
同10時30分: 米10―12月期GDPは前期比−0.1%(同+1.1)
同本日早朝4時15分: FOMC声明文・政策金利据え置きとし、失業率6.5%を下回るまで現状の緩和策を継続する。月額850億ドルの債券購入を続ける
ドル円は民間雇用の改善からドル高に振れ、直後のGDPが09年第2四半期以来のマイナス成長となったことから急落、そしてFOMCの声明文は予想の範囲内であったことから小康状態で現在91円05銭近辺での推移となっています。景気指標の発表前に一時91円40銭まで円安が進行したものの、GDPの悪化やFOMCの声明文からドルは主要通貨に対してほぼ全面安となりましたが、こと対円ではアベノミクスの効力が引き続き円を安値圏にとどめています。
ユーロはドル売りの対極通貨としての結果から続伸して、1.356ドルに大幅に続伸しています。引き続き強さの序列はユーロ→ドル→円が継続、ダウは44ドル安の1万3910ドルに小幅に反落、GDPのマイナス成長も尻目にリスクオンの後退も限定的となっています。10年債の利回りは1.997%にやや低下ながら、引き続き債券→株式の図式が継続されていて悪材料への反応は限定的なものとなっています。
【石油市況】
原油は97.94ドル(+0.37)に小幅に続伸していて、ブレントも114.90ドル(+0.54)と同様の動きとなっています。週間の在庫統計が410万バレルと大幅に増加しネガティブな要因ながら、金融市場全般にリスクオンが続いていることから支えられているものと推測されます。
【貴金属市況】
金はセッション序盤のADP雇用統計が好調なことから1663.5ドルの安値を付けたものの、直後のGDPマイナス成長に反応を示し急反発に転じ、その後もじりじりと上値追いするかたちでセッションの引け値は1681.6ドルで取引を終了、QEの早期終了か長期化かの見通しのブレに翻弄される反応を見せています。また、今週前半の下落で取組高を大きく減らしたことから目先筋の整理一巡から反発力が強まったとも解釈されます。テクニカルでは200日移動平均線をうわ抜いたことも上昇に拍車がかかったものと推測されます。週末の雇用統計が事前予想を大きく下回る状況となれば1700ドル奪取も可能と思われますが、まずまずの内容であれば1650〜1700ドルのレンジ継続といったところでしょうか。
【穀物市況】
コーン・大豆共に大幅に続伸していて、引き続きアルゼンチンの高温乾燥を囃す流れが継続、チャートのテクニカル好転や、金融市場全般にリスクオンが続いていることも堅調要因と見られます。