本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

2012年12月

財政の崖・上院で延長戦に

おはようございます。

いよいよ「大晦日」今年も残すところ僅かとなりました。

はやり米財政の崖の問題が気がかりですが、米国30日午後2時(日本時間31日午前5時)までに、上院での協議の合意が成されるのか注目されていましたが、現段階では合意に至らず延長戦に突入の模様です。

共和党側は富裕層への減税失効と引き換えに、社会保障費の大幅な削減を求め、これに対して民主党側は難色を示していると伝えられています。民主党のリード院内総務は「双方に大きな隔たりがある」と発言して、共和党のマコネル氏も「合意を達成するつもりだが、相手の努力も必要」と語っています。上院で成立させ下院に送り、下院での成立までに残り30時間(ワシントン時間30日午後時過ぎ)を切っています。合意への軟着陸は米国に留まらず世界経済の影響も大きく、世界中の金融関係者は年の瀬を素直に喜べない状況が続いています。

日本は大晦日の休日ですが、本日の欧米市場は通常通りの取引が行われます。ドル円は現在85円90銭近辺で推移、ユーロは1.322ドル(ユーロ円113.6円)、協議の進展遅れからややドル安の反応を示しています。

皆さん良いお年をお迎えください。

財政の崖が気がかり

昨日で大納会を終えました。

今日は更新が遅くなりましたが、やはり、気がかりは「米財政の崖の問題」日本時間の今朝、オバマ大統領の会見がありました。

内容はまずは上院で減税延長を先行採決を目標とし、合意できれば下院に法案を下ろすもので、超党派が賛成多数であれば下院での合意も可能となる。万一合意できなければ25万ドル以下の中間所得層の減税延長や、失業保険の給付の継続だけでも合意するというもので協議に対する楽観視はまだできない状況が続いています。

さて、週末の海外ですが、ドル円は86円07銭と昨日の東京時間から円はやや反発、シカゴ投機筋の円売りポジションは1兆0700億円と前週比で更に440億円ほど減少しています。今週は東京の時間帯に円安に進む傾向が強く、どうも海外投機筋に日本の機関投資家や個人が乗っかった感じです。

ユーロは1.321ドル(ユーロ円113.8円)に続落しています。フランスの景気指標が事前予想を下回ったことや、反対に米景気指標の好調さからの動き、ダウは158ドル安の1万2938ドルと節目の1万3000ドルを割り込む続落に、財政の崖は市場の波乱要素としてネガティブに捉えられています。10年債の利回りは1.699%に低下しています。

商品市況は原油がWTI・ブレントともに小幅に軟化、金は1655.9ドル(−7.8)とドル高に押されて200日移動平均線キープとはいかないようです。ファンドの買い越しは前週比−23.9tの466.8tに減少していて、かなりのロング解消の動きとなっています。穀物市場は大豆・コーン共に幾分反発しています。商品市況も財政の崖の見通しのがつくまで、ポジションを大きく傾けにくいようです。

東京の新年は1月4日の「大発会」からですが、その間の海外は31日と新年2日と3日分が入電の予定です。

寒風の 大納会は 春遠し

おはようございます

夜明け前の西の空、今年最後の満月が、お天気が下り坂なのかぼんやり大きく輝いていました。下り坂が出たからと言うわけではありませんが、松井秀喜選手が今日、引退会見をニューヨークで開くようですね!09年のワールドシリーズでのMVPの活躍は記憶に新しいものです。日本への復帰も断念して潔い引き際です。長いあいだお疲れ様でした!

【金融・為替】
ドル円は86円10銭近辺で推移していて、連日大幅なドル高・円安が進行しています。米国では財政の崖を巡る動きでは民主党のリード上院院内総務は回避には時間が足りないと嘆き、大統領は回避に向けた妥協案を検討中、下院では30日(日)に再審議を行うと報道されています。残りの時間でどこまで歩み寄り、先送りのタイミングを測るものと推測されます。ダウは18ドル安の1万3096ドルに小幅に続落し、10年債の利回りは1.730%に低下しています。ユーロは1.323ドル(ユーロ円114.0円)の横這いに終始。

【石油市況】
原由は90.87ドル(−0.11)に小幅に反落、ブレントも110.80ドル(−0.27)に同様に小幅反落となっています。

【貴金属市況】
金は1663.7ドル(+3.0)に小幅に続伸、200日線での攻防ですが出来高は本日も閑散、年末年始で市場参加者は限定的となっているようです。

【穀物市況】
コーン・大豆共に小幅に続落、株価や原油の動向が冴えないことから、穀物市況もパッとしない一日で終えています。

*本年も当「本日のトピック〜最前線情報〜」をご覧頂きありがとうございました。そして我々も今年の仕事納め「大納会」を迎えることができました。皆さん良いお年をお迎えください!(尚休日中も入電のある日は更新いたしますので宜しくお願いします。


クリスマス明けは閑散スタート

おはようございます

【金融・為替】
クリスマス明けで米国市場は再開しましたが、欧州市場は本日より再開、年末年始を迎えて静かな閑散な市場となっています。ドル円は一時85円72銭と2年3ヵ月の円の安値に、昨日誕生した安倍政権の大胆な金融緩和、デフレ脱却の旗印に反応を示していて現在85円60銭近辺での推移となっています。さて、急ピッチの円安の調整があるとすれば、やはり「米財政の崖」から転げ落ちることでしょうか?オバマ大統領はおそらくこの時間帯は“機上のひと”休暇を切り上げて家族をハワイに残してワシントンに向かっていることでしょう。明日からの議会との協議に向けた最後の調整も、難航が予想されています。

ユーロは1.322ドルと続伸していて、欧州の金融危機が一段落、米財政の崖からのドル安の動きが続いています。ダウは24ドル安の1万3114ドルに小幅に続落していて、S&Pケースシラー住宅価格の上昇もリスクオンにはつながらなかった模様です。10年債利回りは1.749%に低下しています。ギャラツプ社の世論調査では財政の崖を巡りオバマ・民主党を支持、共和党への不支持が伝えられていますが、ティーパーティと呼ばれる強硬派で茶会党の動きが協議を左右する波乱要素となっているようです。

【石油市況】
原由は90.98ドル(+2.37)に、ブレントも111.07ドル(+2.27)に急反発しています。アラブ首長国連合でテロの未遂があったこと、イランがペルシャ湾で軍事演習を開始したとの中東での地政学的リスクの台頭や、明日の原油在庫発表が減少するとの予想に反応を見せています。

【貴金属市況】
金は1660.7ドル(+1.2)と小動き、推定出来高も5万枚を僅かに上回る程度で、市場参加者がクリスマスからまだ戻って来ていないようです。先週は一時1636.0ドルに急落したものの、16660ドル近辺は200日線に位置して上傘となるのか、ブレークして出直りにつながるのか微妙な位置となっています。

【穀物市況】
穀物市場は急反落していて、ブラジル大豆の増産観測に押されているようです。

休暇明けから再び財政の崖が焦点に

おはようございます。

海外市場はクリスマスにて本日の入電は全休です。

国内では民主から自民に政権が交代し、安倍新政権が今日誕生します。金融緩和策を大々的に打ち上げて、日銀を巻き込んでのデフレ脱却、円高脱却を美旗のもとに経済政策を中心に進めていく施策の先行きが世界中の注目が集まります。

海外では今週も休暇明けの米議会に注目、クリスマス前の合意が共和党内の造反から先送り、オバマ大統領は休暇中のハワイからワシントンに戻り、再び協議を明日から再開、年内合意できるのか、はたまた数箇月先送りしての越年協議となるのかで、ドル円相場への影響も気に係るところです。

クリスマスイブにて市場は超閑散

おはようございます

クリスマスイブの海外は短縮立会となり、本日のアジア時間の時間外電子取引も短縮立会となります。今夜はクリスマスにより全休となります。株式も為替も商品も市場参加者が極端に少ないだけに、僅かな売買でも値幅が大きくブレル可能性がありますので注意!

【金融・為替】
ドル円は84円90銭近辺で推移していて、一段のドル高・円安が進んでいます。米投機筋の円売りは一段落している状況ですが、23日に安倍総裁が「1月の日銀金融政策会合で物価目標引き上げが決まらなければ、日銀法改正(総裁に人事権を政府が握る)を検討する」との発言から、更なる日銀への圧力が強まったことへの反応を示しています。先の白川総裁の会見でも安倍氏の意見を取り入れた発言をしていて、日銀もインフレターゲット引き上げには前向きな姿勢を示しています。震災後の協調介入による85円10銭台もまじかに迫っています。

ユーロは1.318ドルにやや軟化していて、決め手に欠ける値動きから小康、今週はクリスマス明けからの米財政の崖の問題の年内解消から年越しとなるのかが最大の焦点になります。ダウは51ドル安の1万3139ドルに反落、10年債利回りは1.773%に上昇しています。

【石油市況】
原由は88.61ドル(−0.05)に、ブレントも108.80ドル(−0.17)に小幅に続落しています。財政の崖を巡る不透明感が原油市況にも暗雲となって漂っています。

【貴金属市況】
金は1659.5(−0.6)と小幅に反落、推定出来高が5万枚弱とやはり商いは低調のようです。週末の反発では5000枚余り更に取組高を減らしていて、買い方、売り方ともに年末要因から退場気味となっています。

【穀物市況】
穀物市場は大豆・コーン共に小幅に続伸ながら、こちらも大豆2万枚強、コーンは1万枚たらずの出来高、超のつく閑散商いです。

米下院可決先送りからリスクオフに

おはようございます。このところどういう訳か、土曜に雨が降ることが多いですね。

【金融・為替】
ドル円は84円20銭と昨日3時半からはやや円安で今週の取引を終えています。日本時間の午前に財政の崖の協議で下院での採決が見送られたことから株価が続伸から一転急降下しましたが、ドル円も一時83円台にドルが軟化を見せたものの再び84円台に戻して引けています。12月18日現在のシカゴIMM通貨先物はドル円は、1兆1,114億円の円売り越しとなり前週比では650億円のポジション縮小となっていますが、高水準の円売りポジションは維持されています。

ユーロは1.318ドルに軟化していて、こちらもドル安から幾分買い戻される状況となっています。米景気指標は硬軟まちまちの発表となりましたが、株価は前日の上昇から急落に転じて120ドル安の1万3190ドルで引けています。10年債利回りは1.759%に低下しています。米下院では共和党べイナー議長が100万ドル以上の富裕層増税の採決を取ろうとしましたが、土壇場で保守派ティーパーティ派の反対から可決が危ぶまれて先送りとなります。議長の求心力の低下が表立ったことから、年内合意が危ぶまれる状況に株価下落のリスクオフに戻る展開となったようです。

【石油市況】
原由は88.66ドル(−1.47)に、ブレントも108.97ドル(−1.23)に反落、財政の崖を巡る悲観的見通しに軟調推移を強いられる展開を余儀なくされた模様です。

【貴金属市況】
金は1660.1ドル(+14.2)に反発していて、流石に今週の連日の下げ局面から週末のカバーも入り戻す展開となっています。前日は取組高を7,000枚余り減らしていて、ある程度買い方が振るわれたことを意味するもので投げ一巡と週末要因に戻る展開となっています。今週はブラジル中銀が保有金をこの11月に14.6t増加させたことや、アジアでも下落場面から実需買いの復活が伝わっていて、先物の自作自演相場を趣を異にしています。先物のファンドの買い越しも490tに縮小しています。

【穀物市況】
貴金属同様に穀物市況も連日の下落疲れから、終末要因の買い戻しも重なり反発に転じています。

米景気指標改善からリスクオンに

おはようございます

今日は冬至、一年で一番昼時間が短く夜が長い一日です。ゆず湯にかぼちゃのイメージですが、地方によってはいろいろ習慣に違いがありますね。我々朝方人間としては、徐々に日が長くなることに淡い期待を寄せています。それでもまだまだ夜明けが遅い時期が続きます。筆者は通勤途上隅田川沿いに来るので、スカイツリーをいつも横目に眺めてきます。昨日初めて気づいたのですが、台1展望台の下にクリスマスツリーをかたどったイルミネーションになっています。吾妻橋や蔵前橋ではなく、白鬚橋からの眺望が特にいいようです。日に日に寒くなるのでチャリ通もぼちぼち考え時ですが、なんというかそれなりにある爽快感と達成感のようなものが捨て難くしています。

【金融・為替】
ドル円は84円35銭と円安水準を維持しての推移、選挙に日銀会合のイベント終了も新政権の金融緩和策の継続に期待と敬意を払う展開が続いています。ユーロは1.324で推移していて1.329ドルの高値からやや調整していますが、ユーロ高の水準をこちらは維持しています。景気指標では米第3四半期のGDPが予想の2.8%から3.1%に上方修正され、フィラデルフィア連銀景況指数も予想の−3.0が+8.1%とそれぞれがポジティブサプライズとなり、リスクオンの動きが市場に戻っています。ダウは59ドル高の1万3311ドルに反発、10年債の利回りは1.799%に下落しています。

【石油市況】
原由は90.13ドル(+0.15)と中心限月は久々の90ドル台乗せ、ブレントは110.20ドル(−0.16)と小幅に反落しています。景気指標の改善傾向から株価が反発に転じたことを好感する動きとなっています。

【貴金属市況】
金は昨日書いたように「売り攻勢」が継続しているようで、一時1636.0ドルに大幅に続落して引けも1645.9ドル(−21.8)でセッションを終えています。下値抵抗の200日移動平均線である1660ドルを下に抜けたことから、ストップ誘発の下げを演じることとなりました。前日も取組高は2000枚増え、この一両日で6,000枚増の50ドル安となり、買い方の玉整理というより売り攻勢が仕掛けられた模様です。本日の続落で今度はある程度買い方が振るわれたことから、明日発表される本日分の取組高を注目しています。二極化進むなかの先物暴落を他所に、IMFによるとブラジル中銀がこの11月にも14.6t増加させています。ETFがこの急落にも高水準を維持していることや、今週はアジアの実需も購入を増やしていると伝えられています。先物の内部要因が主導する相場展開ですが、売り物が一巡すると今度は買い戻しが上げの要因となるいつものパターンが訪れるものと推測されます。

【穀物市況】
穀物市場は大豆・コーン共に大幅に続落していて、輸出の低調や南米の増産観測に押される動きとなっています。下げることによってテクニカルの暗転してファンドの売り物を誘う値動きとなっています。

財政の崖、大統領拒否権発動で難航か?

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は84円40銭近辺で推移していて昨日とほぼ変らず、注目は本日に日銀の金融政策の発表待ちとなっています。ユーロは一時1.330ドルと8ヵ月ぶりの高値を付け、現在は1.322ドルと昨日のアジア時間と同水準で推移しています。ドイツの11月の景況感指数が予想を上回ったことや、ECBがギリシャ国債のオペ担保受け入れ(ギリシャ民間銀行がECBに国債を預け融資可能になる)を決めたことなどが上昇要因となっています。ダウは98ドル安の1万3251ドルに反落、財政の崖の問題で共和党案が下院で可決された場合、大統領が拒否権を行使すると報道されたことを嫌気しています。クリスマス前の崖回避は容易ではないようです。株安・債券高で10年債利回りは1.804%に低下しています。

【石油市況】
原由は89.51ドル(+1.58)に、ブレントも110.36ドル(+1.52)に続伸しています。週間の原油在庫が2ヶ月ぶりに減少したことを手がかりに、テクニカルの好転も買いを誘う展開となった模様です。

【貴金属市況】
金は昨日の急落後はアジア時間や欧州時間に反発して一時1677.8ドルまで戻したものの、その後は戻り売りに押されて反落、セッション引けは1667.7ドル(−3.0)に続落して引けています。前日の急落では出来高が20万枚に迫り、取組高は以外にも4000枚増加しています。つまり急落時の売りは新規売りの叩きと思われ、売り攻勢が奏功している状況です。投げの下げとは違い、売り叩きであれば押し目完了にはまだ少し時間を要すると解釈されそうです。

【穀物市況】
大豆・コーン共に続落していて、南米産の増産予想から手仕舞い売りが誘発される状況となっています。

*この時間帯財政の崖合意遠のくの報で、ユーロ安・ドル高・円高・金安の反応を見せています。

金はテクニカルから急落

おはようございます

【金融・為替】
ドル円は84円20銭近辺で推移していて昨日3時半から20銭程度の円安・ドル高水準となっています。昨日は安倍自民党総裁と白川日銀総裁の会談があり、安倍氏はインフレターゲット2%目標の協力を要請したと伝えられたことや、本日と明日20の日銀会合での追加緩和策の可能性の高まりに反応を示したものと見られます。ユーロは1.322ドルに続伸(対円111.3円)していて、スペインの国債入札が金利低下を伴い順調に進んだことや、米財政の崖の問題を楽観視する動きに反応した模様です。

ダウは115ドル高の1万3350ドルに続伸、10年債の利回りは1.824%に上昇しています。べイナー下院議長は年収100万ドル(8400万)以上の世帯への増税に理解を示す共和党案を作成して下院での討議を進める意向を示し、ホワイトハウス側は40万ドル以上に対象者を拡大する意思を表明しています。この60万ドルの開きは我々のような素人には容易に埋められないものと推測されるのですが、楽観的なアメリカの市場関係者からは双方の歩み寄りが妥結の可能性への期待に繋がっているようです。

【石油市況】
原由は87.93ドル(+0.73)に、ブレントも108.84ドル(+1.20)に続伸しています。財政の崖の問題で双方の歩み寄りの動きが進んでいることから、協議の妥結に向けた期待の高まりから株式市場がリスクオンとなった反応を原油市況も好感する上昇となっています。

【貴金属市況】
金は急反落に見舞われていてセッションの引けは1670.7ドル(−27.5)で8月下旬以来4ヶ月ぶりの安値示現となっています。あちこちの情報サイトでは財政の崖の問題が解決の方向に向かっていることから、安全資産としての金は手仕舞されたとの論調が目立ちます。当方はむしろこのところのウリ叩きめいた動きが、本日の下げの主要因と考えています。確かに株高・原油高のリスクオンの動きは安全資産としての金購入の根拠後退という考え方はありますが、例えば実需買いやETFや中銀購入が大きく後退するというファンダメンタルの悪さは存在せず、むしろこの下げではバーゲンハントの動きも見られると思われますし、依然、金の2極化でかいたように、先物と現物の世界は乖離しています。先物のゼロサムゲームには常に反対売買によって取引を終了することが前提です。ファンダメンタル無視の叩きは買い戻しによって終了することになります。

【穀物市況】
コーンは続落していて大豆は急反落に見舞われています。特段目新しい材料はありませんが、本日は南米産大豆の豊作観測から大豆主導の下げとなっています。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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