おはようございます
残暑が厳しい毎日ですが8月も早いもので今日でお終い、朝晩はいくらか過ごしやすく、セミの声から虫の声に変わりつつあります。「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言います、暑さはあと三週間ほどの辛抱です。
【金融・為替】
ドル円は78円60銭とほぼ変らず、米週間失業保険申請件数が37万4,000千件と事前予想を上回ったことから一時78円40銭台にドルは軟化をみせたものの、その後は再び78円台後半の保ち合い圏に戻しています。ユーロは1.250ドルに軟化しており、ユーロ圏の景況指数が前月比−1.8%と5カ月連続のマイナスとなったことや、引き続き欧州債務危機の懸念が上値を重いものにしています。ダウは106ドル安の1万3,000ドルに急反落していて、今月2日以来の水準に下落しています。10年債利回りは1.625%に低下しています。本日は日本時間午後11時からバーナンキ議長のジャクソンホールで講演が注目されますが、ここにきて追加緩和策への言及の可能性が後退しているとの見方が多いようで、ポジション調整もあり株価も商品価格もやや軟調推移を余儀なくされています。FRBの方針は少なくとも来週7日の雇用統計を見てからの議論となりそうで、実際的には来月12・13日のFOMC待ちということになりそうです。来週は6日にECB理事会も控えていて、スペインやイタリア債購入問題も市場への影響は大きく、今月と違い来月はイベントラッシュとなることから上に下へと目まぐるしい展開も予想されます。
【石油市況】
原由は94.62ドル(−0.87)に続落していて、ブレントのほうは112.65ドル(+0.11)に小反発しています。ハリケーン・アイザックは去り精油所の一部操業再開からWTIは軟調を強いられるものとなっています。また、本日は株価が軟調に推移したことや、ドルの対ユーロでの上昇を嫌う動きとなっています。
【貴金属市況】
金は取引序盤に失業保険申請件数が予想を超えるものとなり、QE期待に1664ドルまで反発する場面も見られましたが、欧州の景気指標悪化による対ユーロでのドル高や原油や株価の軟調から下落して、セッションの終わりは1654.8ドル(−5.9)と続落を強いられる展開で引けています。今夜のバーナンキ議長のQE言及の可能性が低いことはこれで織り込むものですが、このところの取組高の急増はファンドのロングポジションを大きく増加させたものと推測され、価格のブレが大きくなることを示しており9月相場の波乱を予感させるものとなっています。
【穀物市況】
穀物市場はコーンと小麦が小反落しており、価格上昇にも関わらず輸出好調の大豆は続伸する動きとなっています。株式を含めて他のリスク商品が軟調に推移したことも、穀物価格上昇一服の要因と見られます。
残暑が厳しい毎日ですが8月も早いもので今日でお終い、朝晩はいくらか過ごしやすく、セミの声から虫の声に変わりつつあります。「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言います、暑さはあと三週間ほどの辛抱です。
【金融・為替】
ドル円は78円60銭とほぼ変らず、米週間失業保険申請件数が37万4,000千件と事前予想を上回ったことから一時78円40銭台にドルは軟化をみせたものの、その後は再び78円台後半の保ち合い圏に戻しています。ユーロは1.250ドルに軟化しており、ユーロ圏の景況指数が前月比−1.8%と5カ月連続のマイナスとなったことや、引き続き欧州債務危機の懸念が上値を重いものにしています。ダウは106ドル安の1万3,000ドルに急反落していて、今月2日以来の水準に下落しています。10年債利回りは1.625%に低下しています。本日は日本時間午後11時からバーナンキ議長のジャクソンホールで講演が注目されますが、ここにきて追加緩和策への言及の可能性が後退しているとの見方が多いようで、ポジション調整もあり株価も商品価格もやや軟調推移を余儀なくされています。FRBの方針は少なくとも来週7日の雇用統計を見てからの議論となりそうで、実際的には来月12・13日のFOMC待ちということになりそうです。来週は6日にECB理事会も控えていて、スペインやイタリア債購入問題も市場への影響は大きく、今月と違い来月はイベントラッシュとなることから上に下へと目まぐるしい展開も予想されます。
【石油市況】
原由は94.62ドル(−0.87)に続落していて、ブレントのほうは112.65ドル(+0.11)に小反発しています。ハリケーン・アイザックは去り精油所の一部操業再開からWTIは軟調を強いられるものとなっています。また、本日は株価が軟調に推移したことや、ドルの対ユーロでの上昇を嫌う動きとなっています。
【貴金属市況】
金は取引序盤に失業保険申請件数が予想を超えるものとなり、QE期待に1664ドルまで反発する場面も見られましたが、欧州の景気指標悪化による対ユーロでのドル高や原油や株価の軟調から下落して、セッションの終わりは1654.8ドル(−5.9)と続落を強いられる展開で引けています。今夜のバーナンキ議長のQE言及の可能性が低いことはこれで織り込むものですが、このところの取組高の急増はファンドのロングポジションを大きく増加させたものと推測され、価格のブレが大きくなることを示しており9月相場の波乱を予感させるものとなっています。
【穀物市況】
穀物市場はコーンと小麦が小反落しており、価格上昇にも関わらず輸出好調の大豆は続伸する動きとなっています。株式を含めて他のリスク商品が軟調に推移したことも、穀物価格上昇一服の要因と見られます。