今日の注目はECB(欧州中銀)による資金供給と、バーナンキFRB議長による半期に一度の議会証言です。
ECBによる資金供給の締切は日本時間の夕方5時半に、入札額の結果公表は同7時15分に発表される予定となっています。今回の事前予想はほぼ前回並の4,000〜5,000億ユーロですがこの範囲であれば、リスク・オンの相場展開が続くものと予想されています。反対に予想より少ないと中銀の資金供給による危機回避の限界が見えることや、予想より多く1億ユーロに近い金額となると民間金融機関の健全性とともに、担保を問わずに貸し出すECBの資産の拡大を嫌気するリスク・オフの動きが予想されることになります。
次いで日本時間24時にはバーナンキの議会証言があり、1月のFOMCでの金融緩和策2014年終盤までといった緩和策のニュアンスに変更があるのか注目されます。また、QE2で決められたツイスト・オペレーション(短期債から長期債への乗り換え)が今年6月で終了することから、その打ち止めや延長に関する発言があるのかも注目されます。要は緩和策の継続姿勢に変化のあるなしでリスク・オンにもオフにも受け取られるので、ECB同様にFRBという二つの中銀の動きが気にかかる一日となりそうです。
ところで先ほど午後2時に金のスポット価格は1790ドルと今年の高値を示現、その後はジリジリと1786ドルに後退してはいるものの高値圏での推移を維持しています。上記のふたつの中銀に加えて、英国や日本の中銀も金融緩和を継続する「過剰流動性の産物」が現在の金相場を支えていることに異論がないところで、今後も数年間の緩和策が担保されれば目先は別にしても長期の上昇トレンドも約束されることになります。
ECBによる資金供給の締切は日本時間の夕方5時半に、入札額の結果公表は同7時15分に発表される予定となっています。今回の事前予想はほぼ前回並の4,000〜5,000億ユーロですがこの範囲であれば、リスク・オンの相場展開が続くものと予想されています。反対に予想より少ないと中銀の資金供給による危機回避の限界が見えることや、予想より多く1億ユーロに近い金額となると民間金融機関の健全性とともに、担保を問わずに貸し出すECBの資産の拡大を嫌気するリスク・オフの動きが予想されることになります。
次いで日本時間24時にはバーナンキの議会証言があり、1月のFOMCでの金融緩和策2014年終盤までといった緩和策のニュアンスに変更があるのか注目されます。また、QE2で決められたツイスト・オペレーション(短期債から長期債への乗り換え)が今年6月で終了することから、その打ち止めや延長に関する発言があるのかも注目されます。要は緩和策の継続姿勢に変化のあるなしでリスク・オンにもオフにも受け取られるので、ECB同様にFRBという二つの中銀の動きが気にかかる一日となりそうです。
ところで先ほど午後2時に金のスポット価格は1790ドルと今年の高値を示現、その後はジリジリと1786ドルに後退してはいるものの高値圏での推移を維持しています。上記のふたつの中銀に加えて、英国や日本の中銀も金融緩和を継続する「過剰流動性の産物」が現在の金相場を支えていることに異論がないところで、今後も数年間の緩和策が担保されれば目先は別にしても長期の上昇トレンドも約束されることになります。