おはようございます。連日の寒さが続きますが日の出は徐々に早まっていて、気が付けば立春と節分が近づいています。今日で一年の1/12が経過しようとしていますが、明けない夜がいつまでも横たわるように欧州の債務問題は依然として闇の中のようです。
【金融・為替】
ドル円は76円35銭とドル安・円高が進行していて、一時は昨年10月末の日銀の大規模介入以来の76円22銭まで円高が進行しています。先週のFOMC以降では対ドルでの主要通貨の上昇は円が最大で2%に近い状況は、政府日銀の介入警戒の伴う水準となっています。ユーロは1.314ドルに反落していて、欧州首脳会議での財政規律強化の新条約で合意されたものの、ギリシャ支援をめぐる民間との交渉の長期化や、ドイツのギリシャへの財政介入を巡る騒動を嫌気するする流れや、ポルトガルの国債利回りが17%台に上昇といった欧州債務危機を改めて嫌気するユーロ売りの様相となっています。欧州債務危機からユーロを、緩和策継続からドルを買いにくい状況が結果として消去法の「円買い」に表れているようです。ダウは一時150ドル安に続落したもののその後は反発に転じて6ドル安の1万2653ドルに下げ幅を縮小、10年債の利回りは1.847%に低下しています。依然として欧州債務問題の暗雲が金融市場に重くのしかかる構図から、抜け出す糸口すら見いだせない状況となっています。
【石油市況】
原由は98.78ドル(−0.78)に続落、ブレントも同様に110.75ドル(−0.71)と欧州債務危機によるリスク回避の動きに冴えない展開となっています。イラン情勢の不透明感はぬぐい去れないものの、材料的には目新しい動きがないと更なる上昇には迎えない状況となっているようです。
【貴金属市況】
金はこのところの上げ基調から一時1742.8ドルの年初来の高値を更新したものの、各金融市場がリスク回避ムードとなったことから利食い売りに押されて今度は反転1718.8ドルに売り押される場面となりましたが、そこから再度反転してセッション引けは1734.4ドルと小幅安で本日の取引を終えています。連日の30万枚を超える大商いも本日は推定18万枚に留まり、その間の取組高はむしろ微減となっていて一見して活況に見える市場も短期売買主体で、金融緩和策の延長を好感する買いが続いていますが短期売買にとどまっていることが分かります。欧州債務危機がいつ再発するのか不透明な状況から、投機筋の買い意欲も限定的なものとなっているようです。
【穀物市況】
穀物市況は他市場のリスク回避の動きに反応を示し、コーンは急反落、小麦と大豆は続落を強いられる展開となっていて、こちらも投機筋の買い意欲を削がれるものとなっています。
【金融・為替】
ドル円は76円35銭とドル安・円高が進行していて、一時は昨年10月末の日銀の大規模介入以来の76円22銭まで円高が進行しています。先週のFOMC以降では対ドルでの主要通貨の上昇は円が最大で2%に近い状況は、政府日銀の介入警戒の伴う水準となっています。ユーロは1.314ドルに反落していて、欧州首脳会議での財政規律強化の新条約で合意されたものの、ギリシャ支援をめぐる民間との交渉の長期化や、ドイツのギリシャへの財政介入を巡る騒動を嫌気するする流れや、ポルトガルの国債利回りが17%台に上昇といった欧州債務危機を改めて嫌気するユーロ売りの様相となっています。欧州債務危機からユーロを、緩和策継続からドルを買いにくい状況が結果として消去法の「円買い」に表れているようです。ダウは一時150ドル安に続落したもののその後は反発に転じて6ドル安の1万2653ドルに下げ幅を縮小、10年債の利回りは1.847%に低下しています。依然として欧州債務問題の暗雲が金融市場に重くのしかかる構図から、抜け出す糸口すら見いだせない状況となっています。
【石油市況】
原由は98.78ドル(−0.78)に続落、ブレントも同様に110.75ドル(−0.71)と欧州債務危機によるリスク回避の動きに冴えない展開となっています。イラン情勢の不透明感はぬぐい去れないものの、材料的には目新しい動きがないと更なる上昇には迎えない状況となっているようです。
【貴金属市況】
金はこのところの上げ基調から一時1742.8ドルの年初来の高値を更新したものの、各金融市場がリスク回避ムードとなったことから利食い売りに押されて今度は反転1718.8ドルに売り押される場面となりましたが、そこから再度反転してセッション引けは1734.4ドルと小幅安で本日の取引を終えています。連日の30万枚を超える大商いも本日は推定18万枚に留まり、その間の取組高はむしろ微減となっていて一見して活況に見える市場も短期売買主体で、金融緩和策の延長を好感する買いが続いていますが短期売買にとどまっていることが分かります。欧州債務危機がいつ再発するのか不透明な状況から、投機筋の買い意欲も限定的なものとなっているようです。
【穀物市況】
穀物市況は他市場のリスク回避の動きに反応を示し、コーンは急反落、小麦と大豆は続落を強いられる展開となっていて、こちらも投機筋の買い意欲を削がれるものとなっています。