今日も一日お疲れ様でした。
海外市場が休場のために午前中は値動きが乏しい閑散症状でしたが、4月のS&Pに引き続きムーディーズも日本国債の格付引き下げを検討しているとの報に、ドル円は80円80銭近辺から午後には81円50銭近辺に円安が進行しています。最もチャート上は82円30銭近辺に強い抵抗があり、まだ保ち合いの圏内というところでしょうか。一方でユーロに関してはドイツがギリシャ支援に前向きとの報にユーロが対ドルで1.44ドルに上昇し、対円でも117円台に上昇しています。
日経平均は円安を好感してトヨタなどの輸出企業中心に買われて、前日比188円高の9,693円に大幅に上昇を見せており、日本国債の引き下げ示唆というネガティブな材料を買い材料とする皮肉な動きとなっています。
商品市場も円安背景にじり高に移行し金は29円高の4029円で引け、4000円の大台を固めるような展開となっています。欧州ではギリシャの債務を巡るニュースが主ですが、米国ではこのところ景気指標の悪化傾向が目立ち始め、特に住宅販売や住宅価格低迷が目についています。もうひとつの重要指標である雇用統計は3日に予定されていて、現状では非農業部門雇用者数が18万5,000人増の見通しながら、その善し悪しは6月終了のQE2以降のFRBの金融政策に大きく影響するものと考えられ、いつも以上の注目を集めることになりそうです。
海外市場が休場のために午前中は値動きが乏しい閑散症状でしたが、4月のS&Pに引き続きムーディーズも日本国債の格付引き下げを検討しているとの報に、ドル円は80円80銭近辺から午後には81円50銭近辺に円安が進行しています。最もチャート上は82円30銭近辺に強い抵抗があり、まだ保ち合いの圏内というところでしょうか。一方でユーロに関してはドイツがギリシャ支援に前向きとの報にユーロが対ドルで1.44ドルに上昇し、対円でも117円台に上昇しています。
日経平均は円安を好感してトヨタなどの輸出企業中心に買われて、前日比188円高の9,693円に大幅に上昇を見せており、日本国債の引き下げ示唆というネガティブな材料を買い材料とする皮肉な動きとなっています。
商品市場も円安背景にじり高に移行し金は29円高の4029円で引け、4000円の大台を固めるような展開となっています。欧州ではギリシャの債務を巡るニュースが主ですが、米国ではこのところ景気指標の悪化傾向が目立ち始め、特に住宅販売や住宅価格低迷が目についています。もうひとつの重要指標である雇用統計は3日に予定されていて、現状では非農業部門雇用者数が18万5,000人増の見通しながら、その善し悪しは6月終了のQE2以降のFRBの金融政策に大きく影響するものと考えられ、いつも以上の注目を集めることになりそうです。