今日も一日お疲れ様でした。
明日から早いもので2月入り、この一月は欧州の危機が一先ず後退し、米国では景気指標の改善傾向に浮かれて株高を演じました。但し中国の物価抑制からの利上げ懸念や、月末位にかけてエジプトの政情不安が市場心理を一挙に冷やす展開となり、株価が下落するのを尻目に、低迷していた原油や金が有事の買いを呼び込む展開となりました。
最も企業業績や景気指標の好調維持とは言え、当面の目標でもあったリーマン以前の水準に買い戻され、1万2000ドルを抜けてから足踏み状態にあったことからも達成感からの調整時期であったのかも知れません。逆に金や原油は中国の利上げ懸念から年初から調整入りしてもので、下げ止まりのきっかけ待ちのタイミングにエジプトの政情不安が出たもので、“渡りに舟”のような反応を示したのかもしれませんね。
為替市場では有事を嫌い株価が下落→債券高→金利安の反応となり、日米の金利差縮小からドル売り→円買いの動きとなり、今日も一時82円を割り込み、その後も82円を挟む水準で保ち合いとなっています。但しユーロは中東に依存する石油がエジプトとの地理的距離の接近から、対ドルでは軟化するという我々素人には頭の中で理解に苦しむ動きです。日本国債の格付け引き下げも、目先の危機ではないことから直ぐに織り込み、むしろ経常黒字を殊更はやしての円高、株も商品も為替も我々人知を超える領域であることを改めて認識させられる次第です。
明日から早いもので2月入り、この一月は欧州の危機が一先ず後退し、米国では景気指標の改善傾向に浮かれて株高を演じました。但し中国の物価抑制からの利上げ懸念や、月末位にかけてエジプトの政情不安が市場心理を一挙に冷やす展開となり、株価が下落するのを尻目に、低迷していた原油や金が有事の買いを呼び込む展開となりました。
最も企業業績や景気指標の好調維持とは言え、当面の目標でもあったリーマン以前の水準に買い戻され、1万2000ドルを抜けてから足踏み状態にあったことからも達成感からの調整時期であったのかも知れません。逆に金や原油は中国の利上げ懸念から年初から調整入りしてもので、下げ止まりのきっかけ待ちのタイミングにエジプトの政情不安が出たもので、“渡りに舟”のような反応を示したのかもしれませんね。
為替市場では有事を嫌い株価が下落→債券高→金利安の反応となり、日米の金利差縮小からドル売り→円買いの動きとなり、今日も一時82円を割り込み、その後も82円を挟む水準で保ち合いとなっています。但しユーロは中東に依存する石油がエジプトとの地理的距離の接近から、対ドルでは軟化するという我々素人には頭の中で理解に苦しむ動きです。日本国債の格付け引き下げも、目先の危機ではないことから直ぐに織り込み、むしろ経常黒字を殊更はやしての円高、株も商品も為替も我々人知を超える領域であることを改めて認識させられる次第です。