おはようございます。
今日から電車も休日ダイヤに変わっていて、乗り換えの勝手の違いに気づく次第、大きな荷物を持つ家族連れも多く帰省ラッシュのはじまりのようでした。さて、当業界でも今日は「大納会」を迎えます。投資家も我々も人それぞれの一年間だったとおもいますが、今年より来年という思いは同じだと思います。一年間当サイトをご利用頂きありがとうございました。来る2011年もこの場を借りて宜しくお願いします。皆さん、良いお年をお迎えください!
【金融・為替】
ドル円は81円65銭と昨日から60銭の円高・ドル安で推移、ユーロも1.322ドルに反発しており、ドル相場の軟化の展開となっています。年末の薄商いのなか輸出企業の本国送金が円買いにつながっているとのコメントも見受けられますが、米経済の先行きに疑心暗鬼が漂うことや欧州の公的債務問題が根強く残されており、経常黒字国日本円が消去法から買われやすい状況を踏襲している動きのようにも思われます。来る2011年も“主要国通貨の弱い者比べ”の延長線が金融市場を舞台にして演じられることに違和感のない動きとなっています。言えることはこの商品市場にとっては、ドル安の流れがドル建て商品の上昇要因であることは明白で、むしろポジティブ要因として考えてもいいように思います。円高を危惧するばかりでなく、最強通貨円をどのように使うのかは日本企業に問われる生き残りの道で、それは投資家にも通じるものと個人的に考えています。ダウは9ドル高の1万1,585ドルと2年2ヵ月ぶりの高値を小幅に更新、10年債の利回りは3.3451%に低下しており、ドル相場の方向性は年初7日の米雇用統計にかかるものと思われます。7年債の入札状況は無事に終了した模様です。本日の景気指標の発表はとくになし。
【石油市況】
原油は91.12ドル(−0.37)に小幅に反落、ドルの対ユーロでの下落に支えられるものの、高値警戒感もあり90ドルを目先固めることができるのかどうか、今後の実勢と投機資金とのせめぎ合いが想定されます。
【貴金属市況】
金は続伸しており1,410ドル台に上昇、前日の薄商いのなか取組高が1万1,000枚以上増加を見せており、クリスマス明けのポジション作りがすでにスタートしたことを意味し、安全資産や代替通貨としての金の位置づけが今後も続くことを象徴しているようです。
【穀物市況】
コーンと小麦が小確りとなり、大豆は反落するまちまちな動きとなっています。目先は南米の高温乾燥気味な天候が支援材料ですが、米穀物在庫が逼迫する状況に新興国の需要拡大に供給が追いつけるのかが来年の主要テーマになるものと思われ、来年の穀物生産の状況によっては、旺盛な投機資金が一段の価格引き上げに一役買うものと思われます。
今日から電車も休日ダイヤに変わっていて、乗り換えの勝手の違いに気づく次第、大きな荷物を持つ家族連れも多く帰省ラッシュのはじまりのようでした。さて、当業界でも今日は「大納会」を迎えます。投資家も我々も人それぞれの一年間だったとおもいますが、今年より来年という思いは同じだと思います。一年間当サイトをご利用頂きありがとうございました。来る2011年もこの場を借りて宜しくお願いします。皆さん、良いお年をお迎えください!
【金融・為替】
ドル円は81円65銭と昨日から60銭の円高・ドル安で推移、ユーロも1.322ドルに反発しており、ドル相場の軟化の展開となっています。年末の薄商いのなか輸出企業の本国送金が円買いにつながっているとのコメントも見受けられますが、米経済の先行きに疑心暗鬼が漂うことや欧州の公的債務問題が根強く残されており、経常黒字国日本円が消去法から買われやすい状況を踏襲している動きのようにも思われます。来る2011年も“主要国通貨の弱い者比べ”の延長線が金融市場を舞台にして演じられることに違和感のない動きとなっています。言えることはこの商品市場にとっては、ドル安の流れがドル建て商品の上昇要因であることは明白で、むしろポジティブ要因として考えてもいいように思います。円高を危惧するばかりでなく、最強通貨円をどのように使うのかは日本企業に問われる生き残りの道で、それは投資家にも通じるものと個人的に考えています。ダウは9ドル高の1万1,585ドルと2年2ヵ月ぶりの高値を小幅に更新、10年債の利回りは3.3451%に低下しており、ドル相場の方向性は年初7日の米雇用統計にかかるものと思われます。7年債の入札状況は無事に終了した模様です。本日の景気指標の発表はとくになし。
【石油市況】
原油は91.12ドル(−0.37)に小幅に反落、ドルの対ユーロでの下落に支えられるものの、高値警戒感もあり90ドルを目先固めることができるのかどうか、今後の実勢と投機資金とのせめぎ合いが想定されます。
【貴金属市況】
金は続伸しており1,410ドル台に上昇、前日の薄商いのなか取組高が1万1,000枚以上増加を見せており、クリスマス明けのポジション作りがすでにスタートしたことを意味し、安全資産や代替通貨としての金の位置づけが今後も続くことを象徴しているようです。
【穀物市況】
コーンと小麦が小確りとなり、大豆は反落するまちまちな動きとなっています。目先は南米の高温乾燥気味な天候が支援材料ですが、米穀物在庫が逼迫する状況に新興国の需要拡大に供給が追いつけるのかが来年の主要テーマになるものと思われ、来年の穀物生産の状況によっては、旺盛な投機資金が一段の価格引き上げに一役買うものと思われます。