貴金属・石油製品・非鉄(アルミ)が前場から確り推移でしたが、後場にはコーンを始め、NON大豆が確りとなっています。NON大豆の期近限月は、今週の6月納会での暴騰の勢いが未だ覚めず、大引けにかけて売り方の踏みを誘い、節ごとに買われており、10月限は1,000円幅の急騰となっています。本日の引け値でいうとNON大豆が一般大豆と比較し、3,000円前後の割高となり、NON大豆の割安感がほぼ解消になったようです。NON大豆の特殊性を除くと、昨日の急上昇はフレート(海上運賃)上昇からの、輸入コスト上昇によるもので、これも大方織り込んだ模様です。
しかし、円高の逆風下での堅調推移は意外な展開であり、決して侮ることは出来ないにしても、ここから更なる上昇に繋がる為には、ファンダメンタルに加えて天候の問題が発生しなければ、上値を追いかけてまでは買うことは出来ません。そこで注目されるのは、日本時間の今夜米農務省(USDA)より発表される作付け面積や、6月1日現在の四半期在庫となります。作付け面積は3月末の7,801万9,000エーカーを上回り見込みであり、在庫も前年同期の43億2,100万buを上回ることが優勢な見方となっています。ダウ・ジョーンズ通信の集計による予想では、作付けの事前予想の平均は7,979万7,000エーカー、在庫の事前予想は43億6,200buとなっています。
作付け面積にしろ在庫にしろある程度の増加は織り込んでいますが、USDAの発表が事前予想と比較してどの程度増えるのかが注目されており、シカゴの反応を見極めてみるべきと思われます。天候や作柄は平年比よりは、若干上回っているようです。
しかし、円高の逆風下での堅調推移は意外な展開であり、決して侮ることは出来ないにしても、ここから更なる上昇に繋がる為には、ファンダメンタルに加えて天候の問題が発生しなければ、上値を追いかけてまでは買うことは出来ません。そこで注目されるのは、日本時間の今夜米農務省(USDA)より発表される作付け面積や、6月1日現在の四半期在庫となります。作付け面積は3月末の7,801万9,000エーカーを上回り見込みであり、在庫も前年同期の43億2,100万buを上回ることが優勢な見方となっています。ダウ・ジョーンズ通信の集計による予想では、作付けの事前予想の平均は7,979万7,000エーカー、在庫の事前予想は43億6,200buとなっています。
作付け面積にしろ在庫にしろある程度の増加は織り込んでいますが、USDAの発表が事前予想と比較してどの程度増えるのかが注目されており、シカゴの反応を見極めてみるべきと思われます。天候や作柄は平年比よりは、若干上回っているようです。