相場は彼岸底から軒並み上昇し、強さを絵に描いたような1週間となりました。貴金属始め石油製品・コーン砂糖・コーヒーと軒並み陽線引けとなって引けており、買い方にとっては来週に期待が膨らみ、心地よい週末となったと思います。
今週は月末・年度末要因もあり、納会を終えた銘柄(石油製品・ゴム・小豆)からファンドの乗り換え商いも目立っております。
ゴムはまだ大口の乗り換えはまだのようで、本格的には来週から8月から9月への乗換えを活発に行うのでしょう。今月の大手受け方の去就が、今後の動向に大きく影響してきます。受けた品物はひも付き玉(転売先が確定しているもの)とも言われており、今後の指定倉庫在庫を注目する必要があります。
石油製品は乗換えが活発で、大手ファンド筋は先物中心に買い物を膨らませています。現在先物は10月限であり、灯油は需要期であり順さやのさやは頷けるが、ガソリンは行楽シーズンの月より不需要期に入っていく先物が、割高となることはあまりいただけない。ファンドの買い玉が振るわれるようなことになれば、先物のさやが削られることは必至となるでしょう。ブルスプレット(期近買い・先売り)狙いか、素直にガソリン売り・灯油買いに妙味があるのではないでしょうか。
小豆は昨日、本日とに分けてかなりまとまった乗換えが見られています。ホクレンや地場がいつものようにそれに向かうのですが、乗換えが一巡すれば「元の木阿弥」となる可能性が高いものと考えております。(28日のコラムを参照してください)週明け4月3日は平成18年度上期の雑豆輸入枠の発表ですが、事前予想は7000トン〜10000万トンとされており、ニュートラル圏の上か下か注目となります。
明日(土)もファンドポジションを掲載しますのでご覧下さい。
今週は月末・年度末要因もあり、納会を終えた銘柄(石油製品・ゴム・小豆)からファンドの乗り換え商いも目立っております。
ゴムはまだ大口の乗り換えはまだのようで、本格的には来週から8月から9月への乗換えを活発に行うのでしょう。今月の大手受け方の去就が、今後の動向に大きく影響してきます。受けた品物はひも付き玉(転売先が確定しているもの)とも言われており、今後の指定倉庫在庫を注目する必要があります。
石油製品は乗換えが活発で、大手ファンド筋は先物中心に買い物を膨らませています。現在先物は10月限であり、灯油は需要期であり順さやのさやは頷けるが、ガソリンは行楽シーズンの月より不需要期に入っていく先物が、割高となることはあまりいただけない。ファンドの買い玉が振るわれるようなことになれば、先物のさやが削られることは必至となるでしょう。ブルスプレット(期近買い・先売り)狙いか、素直にガソリン売り・灯油買いに妙味があるのではないでしょうか。
小豆は昨日、本日とに分けてかなりまとまった乗換えが見られています。ホクレンや地場がいつものようにそれに向かうのですが、乗換えが一巡すれば「元の木阿弥」となる可能性が高いものと考えております。(28日のコラムを参照してください)週明け4月3日は平成18年度上期の雑豆輸入枠の発表ですが、事前予想は7000トン〜10000万トンとされており、ニュートラル圏の上か下か注目となります。
明日(土)もファンドポジションを掲載しますのでご覧下さい。