本日のトピック(最前線情報)

岡地(株)東京支店投資相談部の川原忠夫が相場の分析を致します。商品業界に身を置くこと四半世紀、相場界の酸いも甘いも噛み分けた豊富な経験を生かし、ファンダメンタルを重要視しながら、的確且つ最新の情報を発信してまいります。尚、情報に関しては正確を期するように最善を尽くしておりますが、内容の正確性を保証するものではありません。利用にあたっては自己の責任の下で行うと共に売買の判断はお客様ご自身で行なってください。

雇用失速は9月利下げ0.5%に期待広がる!

おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場は前日に続き方向性の定まらない値動きとなり、ダウ平均は4万0755ドル(−219)に反落し、ナスダック指数は1万7127(+43)に反発、S&P500市場は5503(−16)に小幅に続落して引けています。今夜の米労働省発表前のADP民間雇用統計は、前月実績14.7万人に対し事前予想14.7万人、結果は9.9万人と3年7か月振りに10万人を割り込んでいます。雇用情勢の減速は株価には嫌気材料となる一方で、FOMCでの利下げ幅拡大から長期金利の低下は好材料となります。

為替はドル売りが優勢の展開が続き、ドル円は一時142円80銭台まで下落(円は上昇)、その後は幾分戻して143円40銭前後で推移、ユーロも1.10ドル前後に続伸し、ドル指数は前日の101.2から101.0ポイントに続落しています。米10年債利回りは同3.75%から3.73%に低下し、本日の雇用統計発表を待つ態勢となります。雇用情勢の悪化は今週のJOLTS(求人件数)での見られ、市場では今月17・18日のFOMCでの利下げ幅が関心事となっています。

【石油市況】
原油は69.15ドル(−0.05)に小幅に4日続伸して引け、雇用情勢の悪化が今後の米国経済の後退を意味し、原油需要への悪影響が危惧される反応となっています。一方で、目先の市況の低調を受けてか?OPECプラスは10月から日量18万バレルの増産計画を先送りしたようですが、目先の反応を見れば市況の下支え要因とは至らずといった印象です。

【貴金属市況】
金は対ユーロでのドル安を背景に欧州時間では一段上昇し、米国時間入り後は民間雇用統計に反応を示し一時2554.0ドルまで上昇、その後は利食い売りに押されたものの2543.1ドル(+17.1)に続伸して引けています。2500ドルという高値圏でも保ち合いが続き、投資家の目は徐々に2500ドル大台に慣れてきたように見られます。今後の米金融政策で積極的な緩和政策に走ると、金市場も追随していける準備段階とも受け止められます。本日の円換算は11640円前後になります。

労働市場への警戒一段と強まる!

おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場は前日の急落から一夜明けても方向感の定まらない展開、ダウ平均は4万0974ドル(+38)に小反発し、一方で、ナスダック指数は1万7084(−52)に、S&P500市場も5520(−8)に小幅に続落して引けています。本日はJOLTS(求人件数)が発表され、前週818.4万人、事前予想812.0万人に対して結果は767.8万人と予想を大きく下回り、3年半ぶりの低水準となりました。このところの労働市場への警戒を裏づける内容から、リセッション懸念が再び台頭し株価は上値の重い展開を強いられることになりました。一方で、長期金利が低下する反応が見られ、今月のFOMCでの利下げ0.25%から0.50%に広がる可能性を示唆しています。利下げは株価には追い風ながら、ここ最近の株価動向は素直に米国経済の良し悪しに反応を示す展開が増えているようです。

為替市場ではJOLTSによる求人数の減少からドル売りが優勢の展開となり、ドル円は発表後に下落一途(円はじりじりと上昇)する動きに143円65銭前後で推移し、今週前半の147円20銭から大幅な円高・ドル安で推移、ユーロも1.109ドル前後に上昇し、ドル指数は前日の101.7から101.2ポイントに低下しています。米10年債利回りは同3.83%から3.75%に低下しています。本日は民間ADP雇用統計とISM非製造業景況指数、明日は政府発表の雇用統計と重要指標が相次ぐことから波乱含みの展開が予想され、国内でも本日は午前に日銀高田審議官の発言が注目されています。

【石油市況】
原油は69.20ドル(−1.14)に3日大幅に続落して引け、求人件数の減少により米国経済のリセッション観測が強まったことや、株価の動揺が収まらず不安定な値動きも売りにつながった模様です。一方で、OPECの10月以降の増産計画の見直し観測があるようですが、下値サポートには至っていないです。

【貴金属市況】
金はアジア時間は小動きに終始、欧州時間ではドル高を受けて下落も、米国時間では求人件数の3年半ぶりの不調が押し上げ要因となり、2526.0ドル(+3.0)に3日ぶりに小反発しています。ドル安や長期金利の低下が下支え要因も、株式市場の不安定な動きから上値も限定的な1日となりました。本日の円換算は円高加味して11570円前後になります。

エヌビディア急落&景気減速懸念!

おはようございます

【金融・為替】
連休明けのNY株式市場は揃って下落し、ダウ平均は4万0936(−626)に急反落、ナスダック指数は1万7136(−577)に、S&P500市場も5528(−119)に下落して引けています。本日はISM製造業景況感指数が発表され、前月実績46.8に対し、事前予想47.5、結果は47.2と前月を上回ったものの、好不調の分岐とされる50を5か月連続で割り込んだことから、米国経済の後退観測から大きく下落して引けています。再来週のFOMCでは利下げが確実視される状況に変化はないものの、悪材料に素直に反応する展開となりました。週末に雇用統計が控えることもあり、先月の雇用統計での暴落も意識されているようです。また、ここ数年株価は9月に連続して下落した実績もあるようです。

為替は株安からリスク回避の円買い?の動きが強まり、週明けの147円台から一気に145円35銭前後に下落(円は上昇)しています。ユーロは1.104ドル前後に小うごき、ドル指数は週末の101.7ポイントとほぼ横ばいの水準、円相場はFRBや日銀の政策のギャップもあり、投機的な売買から不安定な展開を強いられているようです。米10年債利回りは同3.90%から3.83%に低下しています。

【石油市況】
原油は株価下落にリスク回避の動きもあり軟調に推移、テクニカル面の悪化も加わり70.34ドル(−3.21)に大幅に続落しています。リビアの生産停止は国連の仲裁により解消に向かっていることや、レーバーデーでドライブシーズン終了となり先行きのガソリン需要の減速も嫌気されているようです。

【貴金属市況】
週末に下落した金は欧州時間には10ドル前後戻る場面も見られましたが、米国時間入り後はPMIや製造業景況指数等が予想に届かず株価が急落し、金にも利益確定の売り物に押されて逆に一時20ドル安を超える下落となり、引けにかけては売り一巡から戻り基調となり下げ幅を詰め2523.0ドル(−4.6)に小幅続落して引けています。中国の金買いは公的なものも民間部門も年前半から大きく失速、一方で、金最大ETFのSPDRは7月17t、8月16t増とそれを補っているようです。本日の円換算は11690円前後になります。

為替相場の行方にも影響、新総裁(首相)!

おはようございます

周知のとおり、本日の米国市場は「レーバーデー」により休場のため入電はありません。ドル円相場は米国時間で一時147円15銭前後に円安が進み、その後は円売り一服から現在146円90銭で推移、週末発表されたのCFTC(米商品先物取引員会)では3週連続して円買いポジションが円売りを上回っています。世間では「円キャリートレードの終焉」と呼ばれていまっすが、日銀に対する利上げ圧力を強いた岸田退任により、新たな自民党総裁(新首相)の金融政策が注目されることになり、市場関係者にとっても重要な関心事項になっていることでしょう。

昨日の外為市場ではこのところ対ドルで同様の歩調をキープしていたユーロが、小幅ながら堅調な値動きとなり、ここ最近では円とユーロの足並みが乱れて、ドル安・円安・ユーロ高の流れとなっています。日銀の植田総裁は先の衆院金融委員会でも追加の利上げを示唆する発言内容と受け止められていますが、財政積極派の首相誕生となれば、おのずと政策変更の可能性も考えられます。総裁選の現状は本命K候補、対抗がT候補となれば結果如何によっては、為替相場の流れも増税路線の修正も考えられますが、果たしてどうなるのでしょうか!?楽しみです。

今週は週末の雇用統計がメインイベント!

おはようございます

本日の米国市場はレーバーデーで休場となりますが、時間外の通常通り開かれます。(CBOTは休場、今夜は短縮取引)さて、週末のPCE(個人消費支出)はインフレの鈍化を改めて認識させる内容で、9月FOMCでは0.25%引き下げは既に織り込み、市場では利下げ幅の拡大期待や、年内3回のFOMCでの利下げ幅を1.0%へと期待が先行しているようです。

インフレの鈍化傾向は鮮明となり、FRBはこのところ雇用を重視するような発言も目立ち、事実、労働省は8月20日に雇用者数を81.8万人に大幅な下方修正しました。2022年4月から2023年3月までの雇用統計の発表では210万人の雇用増でしたが、これを大きく下方修正したことから統計に対する疑心暗鬼もあり、今週末6日の雇用統計は16.5万人増の予想ですが発表後の市場の反応も含めて不透明です。

今週は3日のISM製造業景況指数、4日にJOLTS求人件数、5日に非製造業景況指数、そして週末6日には雇用統計と重要指標発表が続きます。

中東ガザでは子供たちのポリオワクチン接種が昨日から始まり、今月9日までは昼の交戦は控えられる予定です。イスラエルでは死亡した6人の人質が遺体で発見され、ネタニヤフ首相への批判が高まっています。また、イスラエル最大の労組が本日より首相批判のストライキが予定され混乱が予想されます。

今週もよろしくお願いします!

PCEは利下げを後押し!

おはようございます

【金融・為替】
3連休を控えた週末のNY株式市場は3市場揃って上昇して引け、ダウ平均は4万1563ドル(+228)に2日連続で最高値を更新、ナスダック市場は1万7713(+197)に、S&P500市場も5648(+56)に揃って反発して引けています。注目された個人消費支出(PCE)は総合が前月2.6%、予想2.7%に対し結果は2.6%に、コア(エネルギー・食品除く)指数は同2.5%、2.6%、結果は2.5%となり、インフレ鈍化を裏付ける内容はFRBの9月利下げを後押しする内容でした。また、ミシガン大消費者信頼感指数は前月67.8、予想67.8に対し結果は67.9と5か月ぶりに改善し、こちらは米国経済のソフトランディング(軟着陸)期待を高めるものでした。週明けの9月2日(月)はレーバーデー(勤労感謝の日)で休場(時間外取引は有り)となります。

為替市場ではNY時間午後からドルを買い戻す動きが強まり、ドル円は146円15銭前後に、ユーロ・ドルも1.104ドル前後に、ドル指数は前日の101.3から101.7ポイントに続伸しています。米10年債利回りは同3.89%から3.90%に小幅に上昇しています。株価が引け際急伸したのと同様に引け際にドル買い、債券売り、利回り上昇の反応は3連休入りを前にした全般にポジション調整と見られます。

【石油市況】
原油は73.55ドル(−2.36)に急反落して引け、OPECが2022年から停止していた生産枠を、この10月から計画通りに増産に踏み切るとの情報が流れ原油市況を圧迫した模様です。参加国の複数のメンバーが、10月の18万バレルの増産を示唆する発言をしています。

【貴金属市況】
今週は史上最高値圏でもみ合う金は、PCEにより9月利下げの可能性を高める内容に上昇する場面も見られましたが、ドル高や長期債利回りの上昇から徐々に上値重く推移し2527.6ドル(−32.7)に反落して引けています。引け後は安値より幾分戻して時間外は2535ドル前後で取引終了、引き続き利下げの動きが市場をサポートし、地政学リスクも意識される市場環境、金ETFへの資金流入も2か月連続2桁トンの増加となりました。週明けの案換算は11800円前後になります。

台風の週末、被害が最小限であるように!

GDPはソフトランディング期待膨らむ内容!

おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場は朝方発表されたGDP改定値が上昇修正されたことから急反発して始まり、午後は勢いが鈍りやや失速気味に引けています。ダウ平均は序盤に一時500ドル近い急反発、その後やや失速もl4万1335ドル(+243)に反発して史上最高値を再び更新、ナスダック指数は1万7516(−39)に序盤の反発を維持できずに引け、S&P500 市場も同5591(−0.2)に小幅に続落して引けています。米第2四半期GDPは前月発表2.8%、事前予想2.8%に対し結果は3.0%に上方修正され、特に個人消費が2.9%増に上昇したことから、ソフトランディング(軟着陸)期待が再び高まったようです。一方で、本日のPCE(個人消費支出)の発表を見守りたいムードも広がっているようです。

為替市場では好調な米GDPを受けてドル円は一時145円50銭近辺まで上昇(円は上昇)しましたが、円売り一巡後は買い戻される展開に144円30銭前後に逆戻りしています。円相場は日銀の追加利上げの思惑が強く、FRBの利下げ開始と対照的な金融政策が外為市場で意識されているようです。ユーロも下落後は買い戻す動きから難かも1.107ドル台に前日比で続落しています。ドル指数は前日の101.0から101.3ポイントに反発しています。米10年債利回りは同3.83%から3.86%に上昇しています。

【石油市況】
原油75.91ドル(+1.39)に急反発して引け、DGP改定値の修正により株価急騰のリスクオン相場や、個人消費の伸びの上方修正に原油需要の回復期待からの上昇となった模様です。また、中東での和平協議の行方もハマス不在で進展が見られないことも、原油市況には下値サポートが意識されるようです。

【貴金属市況】
ここ2営業日下落した金はアジア時間より反発に転じ、その後米国市場入り後は好調なGDP発表に一時2536.5ドルまで下落も、その後は新規失業保険申請件数が事前予想を上回ったことや、中古住宅の販売低調から戻り基調となり2560.3ドル(+22.5)とこの日の高値圏に反発して引けています。本日の換算値は11790円前後になります。

エヌビディア好決算も、AIバブル警戒!

おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場は揃って反落し、ダウ平均は4万1091ドル(−159)に、ナスダック指数は1万7566(−198)に、S&P500 市場も5592(−33)に反落して引けています。ダウ平均は連日の史上最高値更新に利食い売りも出やすい市場環境であったこと、本日注目のAI用半導体大手エヌビディアの決算発表前のポジション調整はあったようです。引け後の同社の決算では5−7月期の売り上げは事前予想を上回り好調をキープも、8−10月期の見通しが市場の期待値からは幾分失望の要素も見られようです。引け後の時間外の金融市場への影響は、現状では大きくはなく平穏な展開です。

為替市場ではドル円はNY時間序盤に一時145円台まで上昇(円は下落)する場面が見られましたが、その後はドル買いの動きは失速し現在144円30銭前後で推移、ユーロも下落後に反発し1.112ドルに小幅反発し、ドル指数は前日の100.5から101.0ポイントに反発しています。米10年債利回りは同3.82%から3.83%に小幅に上昇しています。

【石油市況】
原油は74.52ドル(−1.51)に大幅に続落して引けています。石油の2大消費国である米国の雇用情勢の変調に見られるリセッション懸念、中国は不動産不況からの立ち直りの遅れが続くと見られ、石油消費のけん引力の今後の低下観測から売り優勢の展開となった模様です。一方で、中東の停戦協議にはハマス側の不参加で継続も、和平に向けた協議の難航が予想され原油市況の下支え要因と見られます。

【貴金属市況】
金はアジア時間からドル相場の反発地合いや、長期金利の下げ止まりに軟調に推移、欧米時間も前日比のマイナス圏で推移し2537.8ドル(−15.1)に続落して引けています。先物市場では投機筋の買いポジションが膨らんでいる状況から、史上最高値で推移する市場環境では適時益出しの売り物も控えているようです。本日の円換算は11680円前後になります。

エヌビディアの決算発表待ちに模様眺め!

おはようございます

【金融・為替】
NY株式市場は揃って小幅に上昇し、ダウ平均は4万1250ドル(+9)に小幅ながら連日の史上最高値に続伸、ナスダック指数は1万7574(+29)に反発し、S&P500 市場も5625(+8)に反発して引けています。本日発表された8月の米消費者信頼感指数は、前月実績100.3、市場予想100.5を大きく上回る103.3とほぼ半年ぶりに水準に上昇し、米国の消費者のセンチメントが高いことを示す数値となりました。本日28日は注目のエヌビディア株の5−7月期の決算発表を控え、業績内容によっては金融市場の波乱要因と見られています。

為替市場では前日にドルを買い戻す動きが強まりましたが、本日は一転してドル売りが再び優勢となりドル円は143円75銭前後で推移、ユーロも1.1118ドルに反発し、ドル指数は前日の100.8から100.5ポイントに反落しています。米10年債利回りは同3.82%とほぼ前日並みの水準です。

【石油市況】
前日にリビアの原油生産停止の報に急騰した原油は、本日は一転して下落に転じ75.53ドル(−1.89)に反落しています。ここ数日で5ドル余り上昇したことし、中東有事とリビアの不透明な情勢による要因から一先ず利益確定売りに押された模様です。

【貴金属市況】
高値圏で推移の金はアジア時間から軟調に推移、米国時間では好調な消費指標に上値重く推移も下げ幅も限定され2552.9ドル(−2.3)に小反落して引けています。本日の円換算は11700円前後になります。

確実視される利下げ幅を巡る思惑交錯!

おはようございます

【金融・為替】
週明けのNY株式市場は高安まちまちな展開、ダウ平均は4万1240ドル(+65)に続伸、一方で、ナスダック指数は1万7725(−152)に、S&P500 市場も5616(−17)に反落しています。先週末のジャクソンホールでのパウエル議長の発言から9月利下げが確実視される状況となり、週明けもサンフランシスコ連銀デーリー総裁や、リッチモンド連銀バーキン総裁が利下げを容認する発言をしています。利下げ幅に関しては年内1%を読む楽観的な見方もあり、前のめりの利下げ期待が進む警戒感もあるようです。

為替市場は先週末はドル全面安となりましたが、週明けはドル売りのポジション調整か買い戻す動きがやや優勢となり、ドル円は東京時間に一時143円50銭台まで円高進行も、その後はドル売りが一服し現在144円35銭前後で推移、ユーロも週末の1.119ドルから1.116ドル前後に反落し、ドル指数は週末の100.6から100.9ポイントに反発しています。米10年債利回り同3.80%から3.82%に小幅に上昇する反応を示しています。今週は28日(木)に米GDP改定値、週末29日(金)に個人消費支出(PCE)デフレーターが発表される予定です。

【石油市況】
原油は77.42ドル(+2.58)に3日大幅に続伸して引け、中東のヒズボラとイスラエルの戦闘や、25日から始まった和平協議の行方に対する不信、更に内戦による東西に分断されたリビアからは、リビア東部政府が原油の生産停止を発表しています。中銀総裁を巡る人事で東西政府の対立が高まり、原油生産停止といった非常手段に訴えたようです。

【貴金属市況】
史上高値圏で推移する金はアジア時間は小動きに終始し、その後の欧州時間からは改めて米国の利下げ期待に上昇に転じ米国時間序盤には一時2563.2ドルに約定高値に、その後は利食い売りもあり高値修正も2552.2ドル(+8.9)に続伸して引けています。中庸情勢の緊張が継続していることや、リビアの原油生産停止の報に原油急騰も影響しているようです。本日の円換算は11720円前後になります。
相場に対する考え方
相場の世界は人間社会の縮図であり、より大きな視野に立つことが成功の秘訣です。ファンダメンタルを最も重要視し、商社や地場情報を取り入れながら、既存の見方にとらわれない独自の観点から、相場動向を分かりやすく解説し分析してまいります。
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